» 2008 » 10 月 » 06のブログ記事

「甘いものは別腹」とよく言われますが、本当にそうかも知れません。

ラットの実験で、オレキシンが実際に、ラットの胃の収縮を活発にして、食道に近い部分が緩み、食べ物を受け入れる準備をすることがわかりました。

別腹とは「実際はまだ満腹でなかった」というだけでなく、おいしいデザートを見て、脳内でエンドルフィンやドーパミン、オレキシンが分泌され、満腹の胃に新たな空間が作られるのかも知れません。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

秋の終わりから冬にかけて流行する下痢症で、主に2歳未満の子供に感染します。
主な症状は、軽いせきなどの症状の後、水のような、または米のとぎ汁のような下痢がおこります。
嘔吐をともなうことが多く、食欲も低下して不機嫌になり、軽いかぜの症状がみられることもあります。
上腹部に強い痛みが出ることも特徴です。
合併症を起こさなければ嘔吐は平均3日間で治り、下痢は5~9日くらいで軽快してきます。

潜伏期間:5~7日
全経過 :5~7日

〔ワンポイント〕
水分を積極的に与えますが、嘔吐をともなう場合は最初の半日は控えて、嘔吐が減ってきたらイオン飲料などを少しずつこまめに与えます。
ぐったりしておしっこの量が減ってきたら、脱水症を起こしている可能性があるので点滴などの治療が必要です。

       ~薬剤師 鳥居英勝~