いつの間にか6月半ば、いよいよ暑くなってきました。運動の際は、屋内外をとわず水分補給が欠かせません。

水分補給は、熱中症はもちろん、足の攣りなどの筋肉のけいれん予防にも役立ちます。

筋肉がけいれんする主な原因は、筋肉の疲労、電解質の不足、水分不足と考えられており、その中でも脱水症状(=水分不足)が大きく関与しているといわれています。

熱中症はもちろん、筋肉が攣ってしまうとその後もしばらく大変です。ならないように、しっかりと予防のための対応をすると良いと思います。

☆スポーツ前後に高濃度のマグネシウムローションを擦りこむと、痛みやこむら返りなどの筋肉のけいれんに効果的であるといわれています。著名な選手で、競技の後にマグネシウムの温浴でケアーする方もいるようです。

☆漢方薬では芍薬甘草湯という方剤が、こむらがえりと筋肉のけいれんの効能・効果を有しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

暑くなると、痩せたいというご相談が増えてきます。

ダイエットの基本は、食事・運動・代謝による脂肪の燃焼。その脂肪の燃焼に、腸内細菌が大きく関係していることが分かっています。

腸内細菌は、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%で構成されています。一番多くを占める日和見菌は、フィルミクテス門(デブ菌)とバクテロイデス門(痩せ菌)に大別されます。

デブ菌は、脂肪や糖分をため込む性質を持っていて、増える過ぎると、食べ物からエネルギーを過剰に吸収するようになってしまいます。消費できなかったエネルギーは脂肪になり、脂肪細胞に蓄えられてしまい、その結果、体重が増えやすくなります。

痩せ菌は、食べ物を分解してエネルギーに変換する働きが強いことから、痩せやすい体質にしてくれます。また、痩せ菌は、消化しにくい食物繊維やオリゴ糖を分解して、短鎖脂肪酸を作り出しています。

実は、この『短鎖脂肪酸』がダイエットのカギになります。

ダイエットに対しての短鎖脂肪酸の役割は次の3つです。①脂肪細胞に働きかけて脂肪の取り込みをブロックする作用がある。②骨格筋に作用して脂肪を燃焼させる働きがある。③直接脳に作用したり、分泌を促した腸内ホルモンが脳に作用して、食欲を抑える働きがある。

それでは、短鎖脂肪酸を作り出す腸内環境を調えるにはどうしたら良いでしょうか?そのためには、食物繊維を含む野菜・海藻や発酵食品を積極的にとって腸内細菌の活動を活発にすることと、腸を冷やさないことが大事です。

カロリーに目がいきがちなダイエットのための食事に、『腸活』の要素も取り入れると良いと思います。

☆植物エキス発酵液である特選大高酵素飲料には、腸内細菌のエサとなる酵母の細胞壁成分であるβ-グルカンや十数種類のオリゴ糖などの成分に加え、乳酸、酢酸(短鎖脂肪酸)など発酵由来の代謝産物、微量栄養素などが含まれています。私も、年に何回かファスティングやプチ断食に利用して、体重と体調を調えています。

~薬剤師 鳥居英勝~

宝飾品や工業製品に広く使われる金、実は漢方薬にも使われています。

単独で服用することはなく、金箔衣といって丸剤をコーティングしたかたちで服用します。

主な作用は、心を落ち着かせること。腸内の解毒にも働くといわれています。

ここ数年、漢方製剤の価格は上昇傾向にあります。これは、世界中で生薬の需要が増えているためです。一方で、希少な生薬の投機目的の買い占めによって、価格が高騰した製剤もあるときいています。

金の価格も自由な経済活動による相場で決まります。このところ金の価格も上がっているようですが、これが極端に漢方製剤の価格に反映されなければ良いなと思っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

img_20210609e6a285e985b5e88faf1今日の午前中に、梅酵素が入荷しました。

特選の植物エキス発酵液に、群馬県でとれた国産梅を、青味の一番いい時期に漬け込んであります。

漬け込みは6月1日、今月20日頃には梅の風味が溶け込んで、よりおいしくお飲み頂けると思います。

つい先ほど発酵によるガスを抜くために栓を開けたところ、すでに良い香りが立っていました。

梅酵素は本当においしいので、飲み頃になるのが楽しみです。

☆当店で永くお勧めしている植物エキス発酵液には、栄養素はもちろん、発酵により生まれた多くの生理活性物質が含まれています。免疫力と、夏場の体力維持に最適です。

~薬剤師 鳥居英勝~

今日は気温が30℃を越える予報です。うちの鍼灸院でも、今年初めてクーラーをかけています。

コロナのワクチンに頭がいきがちですが、熱中症の対策も大事です。室内の温度管理、水分摂取にはご注意ください。

水分は、渇きを感じる前に、少量ずつこまめに飲むことが大事です。普通の水よりも、適度に塩分と糖分が入ったものが良いようです。

この時期に手元に置いておきたい漢方薬に、生脈散があります。これは、大昔に中国である偉い方の脳梗塞を克服する目的で作られたと聞いています。日本では、『次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性』の効能・効果を得ています。

汗で体液と体力が低下しやすい暑い時期には、体力維持の支えになる方剤です。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝のNHK朝いちで、発酵性食物繊維が取り上げられていました。

発酵性食物繊維とは、おなかの中で腸内細菌の働きを受けて発酵されやすい食物繊維のことです。腸内細菌は、これらの食物繊維を発酵代謝して、様々な発酵代謝生成物を作り出します。

ちらっと見たときには、オートミールが紹介されていました。

当店には、何十年も前からお勧めしている植物エキス発酵飲料(酵素)があります。この酵素飲料には、腸内細菌のエサとなる酵母の細胞壁成分であるβーグルカンや十数種類のオリゴ糖などの成分に加え、乳酸、短鎖脂肪酸(酢酸)など発酵由来の代謝産物、微量栄養素などが含まれています。これらは全て、植物が乳酸菌などの自然の微生物によって発酵・代謝されて生成したものです。

近年、腸内の発酵代謝生成物には、人にとって様々な有益な作用があることがわかっています。私も、免疫力を保ちたいと思い、毎日飲んでおります。

~薬剤師 鳥居英勝~

アメリカの食品医薬品局(FDA)が、セミに関する次の「警告」をツイートし、話題を呼んでいるそうです。

エビ、カニなどの甲殻類のアレルギーのある人がセミを食べると、アレルゲンの交差反応性によって、食用昆虫にアレルギー反応を起こす可能性がある。※昆虫と甲殻類は、同じ節足動物のグループに属しています。

昆虫食ブームの折、ご注意ください。

セミの抜け殻は、蝉退(センタイ)といって、漢方薬になります。皮膚病で良く使われる「消風散」にも使われています。今のところ、蝉退でアレルギーがあったということは聞いたことがありません。

~薬剤師 鳥居英勝~

滋養強壮に良い赤い箱のお薬、「養命酒」。改めて内容を見直してみました。

インヨウカク ウコン ケイヒ コウカ ジオウ シャクヤク チョウジ トチュウ ニクジュヨウ ニンジン ボウフウ ヤクモソウ。

養命酒は、これらのエキスが溶け込んでいる、アルコール14%の製剤です。

効能は・・・次の場合の滋養強壮:胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性、肉体疲労、虚弱体質、病中病後。

身体を芯から温めて元気をつけ、血を補って巡らせる。胃腸を温めて働きをよくする。力のある方剤だと思います。

配合生薬をみると、風邪の引き始めで寒気がするときや、昼間の立ち仕事で浮腫みがあるときなどにも良さそうです。夜飲んで寝ると朝和らいでいるかも知れません。

独特の風味がありますが、味と香りも効き目のうち。器に注いだら手の温度であっためて、立った匂いをかぎながら味わって服用すると良いと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

4月の末に、当店であるお薬のCMの撮影がありました。開店前の限られた時間の中で、カメラマン、照明、音声、スタイリスト、美術さんが、丁寧に手際よく動かれていました。

役者さんの良い表情を切り取るほんの数秒のために、監督を始めとしてこんなに多くの方々が仕事をされて、CMは作られるんだなーと感心しきり。齢50を前にして、とても得難い経験をさせていただきました。

そのCMは、今日からテレビで放送されています。昔からある、滋養強壮に良い赤い箱のお薬です。

~薬剤師 鳥居英勝~

今日の下野新聞20面に、面白い記事がありました。

「腸でも呼吸できるドジョウをヒントに、酸素が少ない環境でブタやマウスにお尻から酸素を送り込んだところ、呼吸不全の症状が改善する傾向が見られたという研究結果が発表された」とのこと。

東洋医学では、肺と大腸は表裏の関係にあり、密接につながっていると考えられています。肺だけがもっていると思われている呼吸機能を、腸も有しているとすれば驚きです。

腸といえば、近年、第2の脳、免疫の要など、消化吸収だけではない重要な働きがあることが分かっています。

快食、快便を心掛けて、腸内環境を調えておきましょう。

~薬剤師 鳥居英勝~