漢方薬は筋肉を保つ支えになります。

五臓六腑の『脾』は肌肉を司り、脾を強くする漢方製剤は筋肉を強くすると考えられています。

また、亀板・鹿茸・紅参・枸杞子の4味からなる漢方製剤(亀鹿二仙膠)には、マウスの実験で、筋肉細胞の代謝・タンパク質合成を高め筋肉量低下を防ぐことが確認されています。

80才以上では、女性で2人に1人、男性では3人に1人がサルコペニアに該当するとのこと。年を重ねたら筋肉量の維持に努めなければなりません。

良い筋肉を造り筋肉の収縮力を高めるためには、アミノ酸・カルシウム・鉄などの栄養素が必要です。近年、ω3系脂肪酸のEPAも筋力の維持に役立つことが分かっています。

これらの栄養素と漢方で、一生歩ける筋肉が維持できれば最高だなと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

当店では、トノス、金蛇精、オットピン、オットピンSなどの強壮剤を取り扱っております。

これらはテストステロンやメチルテストステロンといった男性ホルモン成分を含む医薬品で、体感が得やすいことが知られています。

ただこのような男性ホルモン製剤は、体質等によってはお使いになれないことがあるため、販売に際しては体質・持病・お薬の服用の有無などを丁寧に伺った上で、『使ってはいけない方』に該当しないか確認をさせて頂いております。

クスリがリスクになってはいけませんので、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

~薬剤師 鳥居英勝~

新年あけましておめでとうございます。

いつもご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年も、『健康であることの幸せを応援したい』を心に、

皆様のお役に立てるよう薬剤師鍼灸師力を合わせて頑張って参ります。

2024年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

☆本日より保健堂鳥居薬局とりい鍼灸院営業しております。

~薬剤師 鳥居英勝~

今年も鳥居薬局とりい鍼灸院をご利用いただき、本当にありがとうございました。

2023年、おかげさまで私どもは薬局として100年を過ごすことができました。

これもひとえに、ご相談や治療にお越し下さる方々、お取引いただいている企業等の皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。

来年も皆様のお役に立てるよう薬剤師鍼灸師一同頑張って参りますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

12月とは思えないほど暖かい日が続いていますが、朝夕は冬らしい寒さを感じます。風邪などひかれませんようご注意の上、どうぞ良いお年をお迎えください。

☆明日大晦日より新年1月3日まで年末年始のお休みをとらせていただきます☆

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝の下野新聞健康面に、『健康長寿は菌トレから 腸内環境整え筋肉増量』の大見出しでフレイル対策の記事が載っています。腸内で酪酸菌が産生する短鎖脂肪酸である酪酸には、筋肉を溶かす酵素の働きを阻止することで加齢に伴う筋委縮を抑える働きがあると考えられているという内容です。

腸内細菌は様々は発酵代謝生成物を産生します。その中でも酪酸菌が産生する酪酸は多様な生理活性を有していて、大変注目されています。

紙面には、この酪酸菌を増やすには、酪酸菌のえさとなる水溶性食物繊維を摂って酪酸菌の活動を活発にすると良い。食材としてはわかめ・昆布・もずく・あおさ・のりなどの海藻類、豆類、野菜、果物など。中でも海藻類は良いと記してあります。

当店では植物発酵エキス(酵素)を永く推奨させていただいております。この中には、自然な発酵で生まれた多様な菌と様々な発酵代謝生成物が存在しています。原料に海藻も使われており、酪酸も確認されています。まさに『筋活』の支えにもなりそうです。

元気で長生きのためには、筋肉を落とさないことが大事です。そのために、運動、たんぱく食と合わせて、腸活も取り入れてはいかがでしょうか?

☆この時期恒例の梅酵素が今年も入荷しました。紀州南高梅をたっぷり漬け込んでいて風味豊かに仕上がっております。栄養素が腸からスムーズに吸収されるので、食欲が落ちやすい夏の栄養に最適です。腸活、筋活にもお役立ていただければ幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

はぐきが痛くてものが噛みにくい、口内炎を繰り返して食べる時に痛い、このような方におすすめしたい漢方薬があります。

豊心:四君子湯と四物湯を合わせた八珍湯をベースに、寒熱・痰湿など余分なものをさばく生薬を加味した処方構成。効能効果/歯ぎん炎(歯肉炎)、口内炎、食欲不振。

抵抗力を高めながら炎症と痛みをおさえてくれる製剤で、長く飲んでも安心なのが特徴です。

口腔内の環境が悪くなると十分に食べられなくなり、全身の体力の低下につながりかねません。お口の健康はフレイル対策の第一歩です。

元気で長生きはみんなの願い、食べ物からの栄養をしっかりと取り入れられるように、お口の中もていねいにケアーして参りましょう。

~薬剤師 鳥居英勝~

一気に春めいてきました。この辺の桜も、3日前には三分咲きでしたが今朝は八分咲きになっています。

さて、コロナで長く行動が制限される中で、このようなことが気になる方はおられませんか?

☑昨年よりも体重が減少している ☑何もしていないのに疲れを感じる ☑歩くのに時間がかかる

これらは、筋肉の衰弱かも知れません!

このような場合は、筋肉を強くする栄養を補いましょう。大事なのは・・・

〇筋肉の原料となるアミノ酸 〇筋肉の収縮に必要なカルシウム 〇筋肉に酸素を送る鉄

この3つを身体に吸収させていくことが重要になります。

とはいっても、食事だけではどうしても摂りきれないものです。そこで、とても良い栄養剤があります。

コンクレバン:20種類のアミノ酸配合 肝臓の働きを良くして体内でのタンパク質の合成を助けます

バイランCaⅡ:カルシウムと鉄の栄養剤 イオン化されていて吸収率が抜群です

~続けて服用していると、筋肉量と筋力を保つ支えになります。十分に食べられなかったり、食べているのに体重や筋肉が減ってしまうという方は、すぐにでもお飲みいただくとよろしいと思います。~

元気で長生きはみんなの願い、そのためには筋肉を十分に保ち歩けることが大事だと思います。筋活のキーワードは『アミノ酸+カルシウム+鉄』 これらの栄養素をしっかり補って、お元気にお過ごしください。

~薬剤師 鳥居英勝~

恒例の『レモン酵素』が入荷しました。

大高酵素の特選酵素に、広島産の新鮮なレモンが漬け込んであります。来月初旬からが飲み頃になりそうです。いつもの酵素にレモンの風味が加わってよりおいしくお飲みいただけると思います。

数量限定となっておりますので、ご入用の際はお早目にご用命ください。

大高酵素は最高品質の発酵食品だと思います。その良さをあげると・・・

『腸内の環境を調えること』、『すでに消化された状態の栄養がスムーズに身体に入ること』、『体内の残存酵素が消化から代謝に回ること』、『短鎖脂肪酸などの様々な発酵代謝生成物が、有益な生理活性作用を果たしてくれること』、他にもたくさんあると思います。

私たち夫婦は、何年か前から朝食は酵素だけにしています。始めたきっかけは午前中身体を軽くするため。夕食から昼食まで18時間くらい時間が空くので、結果的に毎日オートファジーを働かせている食習慣になっています。おかげ様で調子よく過ごせています。

皆様の毎日の健康にお役立て頂ければ幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

昨日に続きフレイルの話です。
フレイルの予防法に『②身体を鍛えて筋肉の衰えを防ぐ』と記しましたが、これも言うが易し・・・だと思います。そこで、比較的簡単にできる筋トレをご紹介します。
スロースクワットという筋トレをご存じでしょうか。『膝を伸ばし切らず、膝を曲げ切らない。この間でできるだけゆっくりと、とめることなく曲げ伸ばしする。』という運動です。
このスクワット法には、ゆっくり行うのでケガをしにくいという利点があると思います。さらに、思いっきり負荷をかけてガシャガシャスクワットするよりも、筋肉が大きくなるというデータも出ています。
私もやってみましたが結構きついです。回数の目安は10回弱、逆にそれぐらいでいっぱいいっぱいになるようにゆっくり行うと良いとのこと。
大腿部などどこか一か所の筋肉を強くすると、そこだけではなく全身の筋肉が強くなることが分かっています。実際に、スクワットで太ももの筋肉を強化したら握力も上がったという実験結果が得られています。
家の中で、その気になれば隙間時間でできる筋トレですので、試してみてはいかがでしょうか。
~薬剤師 鳥居英勝~

一昨日のフレイルの話しの続きです。

フレイルの予防法として、『①しっかり食べて栄養状態を保つ・・・』とありますが、これは言うが易し行うは難しかもしれません。

ご高齢な方からは、『あまり動かないから食欲がわかない、歯が悪くて食べられない、つい適当なもので間に合わせてしまう。』このようなことを良くお聞きします。

さらに、歳を重ねると消化酵素の分泌が少なくなるので、食べてはいても消化吸収されにくくなっています。特にタンパク質分解酵素は若い時の1/3にまで減ってしまうそうです。

栄養面でのフレイル対策の基本は、何といっても筋肉量を維持するようにタンパク質をしっかり摂ることです。様々な状況で難しい場合もあるかと思いますが、肉や魚などの高タンパクの食べ物を多めに、できるだけ良く噛んで食べるよう心掛けることがとても大切だと思います。良質のアミノ酸製剤も、筋肉を保つ支えになります。

また、消化液が細胞から分泌されるにはカルシウムが必要です。筋肉を収縮させるのにもカルシウムは欠かせません。カルシウムは骨と筋肉の大切な栄養素ですので、フレイル対策と寝たきりにならないためのカギになります。

~薬剤師 鳥居英勝~