この辺りでは、6日前の台風19号で浸水の被害を受けました。4年前に続いて2回目の河川の氾濫です。自宅や敷地内に浸水の被害を受けた後の消毒について簡潔に記します。

家の中(床・壁・物品など):塩化ベンザルコニウム液(逆性せっけん)を薄めて、拭いたり噴霧すれば概ね大丈夫です。

家の外(庭・建物の床下など):消石灰を撒きます。撒くときには、できるだけ触れないように、目に入らないように、吸い込まないように注意する必要があります。

その上で、汚物で汚れたところは消毒用エタノールできれいにすると、より安心です。

うちも、この3つを使って消毒を済ませました。

※食器の消毒やノロウイルスの除菌などで使用する次亜塩素酸Naも、水害時の消毒に有効です。屋外や家屋が広く浸水した時などは、0.1%の水溶液で噴霧器を使って消毒します。強アルカリ性で金属を腐食させるおそれがあるので、金属の部分は養生して行うと良いと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

尿取りパットは、水害のときに本当に役に立ちます。

先週末(12日)の台風19号に際しては、超大型の台風とのことで私も最大の注意を払い対応しました。

当店は、3年前の帯状降水帯による豪雨で近くの川が氾濫し、店内へ浸水したことがあります。その時の経験を活かして今回はより入念に次のような浸水対策を取りました。

〇予め、対応できる程度の浸水であれば徹夜で入るのを防ぐ、命に関わるような激しい浸水がきたら垂直避難すると、決めておきました。

〇水の侵入を防ぐための対応として行ったこと①1枚シャッター内側の自動ドア外側に土嚢を積む。②自動ドア内側には尿取りパットを重ね置きして布団を重ね、それらが浮かないように重しを置く。③3年前は足ふきマットの下を通って水が入ってしまったので、マットは外す。

・・・これで、表の水位が膝位までであれば浸水は防げるし、もし水が入ってきても泥は止められるはず。泥が入らなければ、その後の対応がとても楽です。

〇万が一入ってきた時に備えての対応:商品は高いところへ。レジやコピー機のコンセントは抜いて、コンセント口はガムテープ止め。

・・・これで高価な電子機器が守られ、水さえ外にはき出せば、軽く消毒して通常通り営業を開始することが出来ます。

結果:夜10時頃に近くの川が氾濫し、店の前が川になり浸水が始まりました。緊急車両が前の道路を走ると、波打つように水が入ってきます。ただ、土嚢と尿取りパットが効を奏して、店内への浸水を完璧に防ぐことが出来ました。泥も入らず、翌日はシャッターと自動ドアの間の上がり口を掃除して軽く消毒するだけで開店することが出来ました。

気付いたこと:①膨らんで重くなった尿取りパットは、捨てるためにビニール袋に入れると、それ自体が土嚢になります。②水害のときのゴミは市が無料で回収してくれるので、市指定のゴミ袋は使わず、安いビニール袋を使った方が良いと思います。

最後に:尿取りパットは、水を速やかに吸い込んでくれるし、平らにもしけるし角の部分に追って詰めることもできるので、防水対策にとても役に立ちます。今回は、古くなり売り物にならなくなったパットが大量にあったので本当に助かりました。

~薬剤師 鳥居英勝~

庭の柿の木から、双子の柿が取れました。

50年近く生きてきて初めてのことです。

縁起が良いので、子宝相談の机に飾っています。

img_72352

柿のヘタは漢方薬になります。生薬名でシテイといいます。

チョウコウ、ショウキョウと合わせて煎じると、しゃっくり止めになります。

むいたら捨ててしまう柿のヘタですが、干して取っておくと良いですよ。

~薬剤師 鳥居英勝~

台風の影響で、今週末の秋祭りは中止になりました。

13日(日)は、通常通りお休みさせていただきます。

今週末12~13日(土日)は鹿沼秋祭りです。ユネスコ文化遺産に指定されたお祭りで、例年多くの観光客で賑わいます。

当店前の通りは通行止めにはなりませんが、屋台運行時は交通規制がかかりますのでお気を付けください。

13日(日)は臨時で営業いたします。

子供の頃は1年がすごく長くありませんでしたか? それが大人になると、1年があっという間に過ぎてしまうように感じます。

生物学的にこの現象は、「子供の頃は脳の代謝がものすごく盛んで、大人になると鈍くなるから」だと説明できるそうです。

脳の代謝が盛んだと、興味があっちこっちに向いて好奇心旺盛で、1日のうちにたくさんのことを経験するものです。短い時間にも色々なことを考えられるので、時間が長く感じる。

それが大人になると、脳の代謝が鈍くなり、余り多くのことを考えなくなる。そうすると、脳がさぼっている間に時間だけ過ぎてしまい、月日が経つのが早く感じる。

なるほどな~と思います。

この脳の働きは、睡眠にも関係しています。

子供の頃は、夜になると自然に眠くなって、朝までグッスリ眠れたものです。これは、脳が朝から晩まで活発に代謝したために、脳が休みを必要としていたから。

それが年を重ねると、夜の寝つきが悪くなったり眠りが浅くなる。これは、日中に脳がそれほど活発に代謝しておらず、脳が疲れていないので休みを必要としていないから。

そもそも年を取ると脳を休める必要がないのだから、眠りが悪くなるのは当たり前のことなんですね。つまり、子供の頃と同じ様に眠る必要がないといえるようです。

私も睡眠は浅い方です。トイレに行くわけでもないのに夜中に何度も目が覚めます。でも、こういう寝方を繰り返している内に、こういうもんだな~と思うようになり、何も不具合を感じません。朝の目覚めも極めて良好です。もっと寝たいと感じることもありません。

良く寝られないと辛い気持ちで過ごされている方はとても多くいらっしゃると思います。これを辛いと思わずに、歳を取ったら寝られないのは当たり前だと割り切ると、意外と楽に過ごせるかも知れませんよ。

~薬剤師 鳥居英勝~

明日10月1日から、軽減税率開始です。当店でもレジの入れ替えと設定が完了しました。

薬局でお求めになるものの仕分けを簡単に整理すると・・・

食べたり飲んだりするもので医薬品と医薬部外品でないものは8%、それ以外のものは全て10%となります。

こんにゃくを自分で作る時に使うこんにゃくの素、つけものの色出しに使う焼ミョウバン、食紅、食品添加物のビタミンCやクエン酸といった、食べることを目的としないけれども結果的にお腹に入るものも8%。薬を飲むときに使うオブラートも、食べ物ではありませんが8%。

ちなみに、口の中の乾きを潤すゼリーは、使った後にお腹に入ることになりますが、外用ととらえられるので10%です。

~薬剤師 鳥居英勝~

ルテインとゼアキサンチンという成分をご存知でしょうか? βカロテンの一種で、抗酸化作用があり、飲むサングラスとも称されています。

ルテインは、目の水晶体と黄斑部に広く存在しています。ゼアキサンチンもそうですが、こちらは特に黄斑の中心部に多く存在しています。共に、紫外線やブルーライトをカットして視神経を守る働きをしています。

黄斑変性症に対して、欧米では医師が患者さんに投与しており、実際にゆがみが出始めたところで服用を開始すると、ゆがみが元に戻ることが確認されています。推奨量は、黄斑変性症の予防目的の場合はルテイン10mg・ゼアキサンチン2mg、症状を改善させようとする場合にはルテインは15mgとされています。

水晶体というと透明なイメージがありますが、実は少し黄色がかっているそうです。この黄色はルテインの色。この黄色が、様々な光から水晶体や黄斑部、その先の視神経を守っています。

ちなみに、ルテインは脂溶性で母乳にも含まれています。母乳がうっすら黄色いのは脂肪分の色かと思っていましたが、ルテインの色でもあるんですね。

白内障の手術は、今では日帰りでできるほど一般化しています。その手術は、酸化されて濁ってしまった水晶体を、人工のレンズと交換するというもの。こうすることで、ぼやけて見えていたのがスッキリと見えるようになります。

ただこのレンズは、紫外線はカットできてもブルーライトは通してしまいます。なので、白内障の手術をすると、スッキリ見えるようにはなるけれども、その分黄斑部にはダメージがかかりやすくなってしまいます。実際に、白内障の手術をすると、黄斑変性症の発症率が向上することがわかっています。

手術をしてせっかくよく見えるようになったのに、黄斑変性症を発症してゆがみが出たり見えなくなってしまっては元も子もありません。白内障の手術をした方は、視神経を守るために、積極的にルテインとゼアキサンチンをお飲みになることが推奨されています。

繰り返しになりますが、ルテインとゼアキサンチンには、紫外線やブルーライトから視神経を守る働きがあります。子供でもスマホやパソコンをいじる時代で、子どもからお年寄りまで、目は毎日、光の刺激にさらされています。白内障の手術をした方や黄斑変性症の心配がある方はもちろん、そうでない方も、健康な目を保つために、ルテインとゼアキサンチンをお飲みになると良いと思います。

☆生環研ひとみにルテインゼアキサンチンplus 30Cap(15~30日分)4.000円+税 ※1Capに、ルテイン18mgとゼアキサンチン2mgを配合しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

消費増税まで一か月。薬局でも軽減税率になるものがあります。

【飲んだり食べたりしないもの】全て10%へ税率Up。

【飲んだり食べたりするもの】医薬品と医薬部外品は10%へ税率Up、それ以外のものは税率8%のまま。

このようになります。

~薬剤師 鳥居英勝~

7~8月のだるさを夏バテ、9月になってからのを秋バテというそうですね。秋バテということばがあるのをこの間初めて知りました。

症状も微妙に違うようで、夏バテは食欲不振からのだるさ、秋バテはだるさに加えてめまいなどの不具合を伴うのが特徴のようです。

夏の暑い時期はどうしても冷たいものを飲み過ぎて、胃腸の機能が低下して食べる量が減り、体液も薄くなってだるくなるものです。一言でいえば夏バテの原因は栄養失調。

そこに秋口になると、暑い時期のクーラーや冷たい飲み物がたたって、めまいや気力の低下などの自律神経失調症状が合わさってしまう。秋バテの原因は栄養失調と自律神経のアンバランスといえるでしょう。

早く楽になるためのコツは、消化吸収の良い栄養を摂ることと、交感神経と副交感神経のメリハリをつけること。

朝は無理にでも早く起きて熱いシャワーで目を覚まし、夜は寝る前に温かいお風呂で身体を温めてリラックスすると、自律神経は自然に調ってくるものです。

~薬剤師 鳥居英勝~