» 2011 » 11 月 » 28のブログ記事

昨日、近くの市民情報センターにおいて開催された『健康のつどい』に参加してきました。

5階建てのセンターの1階から3階を利用して、血流測定、肌年齢測定、ストレス度チェック、骨年齢測定、足の温浴とマッサージ器、獣医さんの相談、地元の野菜の販売、栄養士を目指す学生さんによるカレーの販売、リラックス運動セミナーなど、健康に関する様々な催しがあり、行楽日和にも関わらず多くの方にご来場いただき終始盛況。

私が参加したのは薬剤師会のブース。おくすりの相談、簡単なクイズ、健康茶の試飲、パンフレットの配布などを行いました。相談については時間の制約もあり、とても満足して頂くには不十分だったように思いますが、そこは開催場所・プライバシー保護の観点からやむを得なかったことを鑑みてご容赦いただきたいと思います。多くの方にお越しいただきましたが、趣旨が健康ということでどうしても内容が硬めだったため、お子様にとっては退屈なブースだったんじゃないかなと感じています。

来年度は、化学天秤で目方でドンなど、大人が相談中に子供も楽しめるような場所を提供させていただこうかと、同士と相談したところです。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

酒さ皮 ご存知の方も多いと思います。?鼻の頭の血管が太くなって透けて見える状態。丁度、鼻だけがお酒を飲んだときのように赤くみえるのが名前の由来。治り難いことが知られています。

原因は、動脈硬化・高血圧など内的な要因もあれば、ステロイドによる副作用など様々。ーザーで血管を焼いたり、免疫抑制剤を内服したりと治療法も色々ありますが、治るのには根気が要ります。

漢方的には、体内の熱が上に登って(内熱上蒸)、その状態で外から冷やされて(外寒風寒)起きると考えます。さらに、ストレスなどによる気滞血オも原因。治療法は、タイプに合わせた清熱・キョ風寒・活血化オを主体として、全身のバランスを整える事を行うと良いとされています。

また、体内にこもった熱が主な内因になるので、酒・辛い物・脂っこい物・甘い物を控えて、余分な熱を溜めないようにすることも大切です。合わせて外部からの冷えを和らげるため、寒い時期はマスク着用、時間があったら蒸しタオルで鼻を温めるなどの工夫をすると良いでしょう。

      ~薬剤師 鳥居英勝~