» 2011 » 11 月 » 02のブログ記事

小さい子供を持つ私にとって、雨どいの下、庭の土など、どれくらいの線量があるのか気になるので、この度放射線測定器を購入することにしました。

環境の放射線レベルを測定するためには、ガイガーカウンターが必要。放射性セシウムが放出するγ線を測定するものであって、食べ物にかざして食品の放射線レベルを測定することはできない。シンチレーション式測定器を作っているメーカーか、その子会社製のものが良い。補正が利く機種が良い。

これらの基礎知識をもとに、どの機種が良いかインターネットを利用して調べたところ、正直どれが良くてどれが良くないのか分かりません。そこで、薬大に残っている学生時代からの友人に聞いてみました。

すると、開口一番、『精度から言ったら何といっても日本製が一番、無理ならばウクライナ製がいい』とのこと。ウクライナはチェルノブイリ発電所の原発事故を経験しているので、良い製品を作るメーカーがあるようです。ちなみに、『中国製は測る度に違う数値が出るからすすめられない。』とのことでした。

そうだろうな~と思いながら、お勧めの日本のメーカーを聞いたところ、『堀場製作所なら信頼できる』とのこと。同大学のアイソトープ棟で導入している機械にもこのメーカー製のものがあり、その会社のものならば信頼できるんじゃないかとのことでした。

早速このメーカーに問い合わせたところ、ラディ(型番PA1000)という機種があり、欠品する事態にはなっていないとのこと。10日程度で納品できるとのこと、すぐに注文し、今届くのを待っているところです。

値段は12.800円+消費税と、かなり高いのですが、これから長く使うことになるので思い切ってこれに決めました。ちなみに、この機種は多くの自治体でも購入し、地域の放射線レベルを測定するのに活躍しているようです。

届いたら早速、我が家の放射線量マップを作成しようと思っています。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

我が家には、2人の子供がいます。1人は4歳の男の子、もう1人は1歳の女の子。

今朝、下の子が廊下で足を滑らせて転んだときに、柱に頭を打ってしまいました。泣き出したので抱きついてくるかと思いきや、その柱に強烈な頭突きをかましてさらに号泣。まるで、私に何すんのよ!と仕返しするような感じでした。この子は日頃から鷹揚であり、かつやられたらやり返す性格ではあったのですが、そこまでやるのかと関心してしまいました。

それに反して上の子は慎重でのんびり屋さん。同じ事があったらそんなことはせず、その場で助けが来るのを待つはずです。

そういう性格というか気性の違いは、どうして生じるのでしょうか?父親似、母親似で違いがあることは考えられますが、それを凌駕するような強烈なというか強い個性を持つ子供が生まれるのはなぜでしょうか?

以前、『妊娠中に厳しく体重管理をされた母親の子供は、神経質になることが多い。』ということを聞いたことがあります。おそらく、母親のストレスや、胎盤を通して胎児内に入ってくる栄養が関係しているのでしょう。

それを踏まえると、赤ちゃんの産まれ持った性格構築には、胎児のときの母親の過ごし方が関係するのではないかと思います。具体的にいうと、母親の栄養や水分の摂り方、精神状態、睡眠・運動などの生活の仕方。それらが、産まれる子供の性格に何らかの影響を及ぼすように思います。

統計的に調査すると、客観的に評価できるデータが得られるかもしれません。もちろん、親から受け継いだ性格というベースも踏まえて考えなければならないし、上の子と下の子という最初からライバルがいるいないという環境によるものも考慮しなければならないでしょう。

それらのデータから、『望む性格に生まれるためには、妊娠中どうすごしたら良いか』が分かるかもしれません。もちろん妊娠前から良好な身体造りをすることが大切ですが。

顧みると、子宝相談にいらっしゃってしっかりと漢方で身体造りをされたお母さんから産まれたお子さんは、性格がおだやかな印象があります。

      ~薬剤師 鳥居英勝~