“熱い風呂”“喫煙”“タイトな下着”は元気な精子造りにはよくないようです。

受精能力の問題をかかえている男性において、熱い風呂を数ヶ月間止めた後、精子数が約4.9倍に跳ね上がり、精子の運動性も12%から34%増加していたとの報告があります。
この研究結果は、精子への“オーバーヒート”を避けるべきであるという近年の流れを支持するものです。

同じように、様々な研究で喫煙・下着の締め付けも元気な精子造りにはよくないとの結果が出ています。

不妊症治療に取り組んでいる方は、頭に入れておくとよいかも知れません。
    
    ~予防医学ニュース 2007・3号より~

身土不二 19/3/26

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“暮らしている土地の旬の食材を食べていると、からだが環境に調和し健康にもいい”という考え方です。

“地産地消”かつ“旬のものを旬の時期に”が、健康には大切なようです。

トランス型脂肪酸は、心臓病・糖尿病・アルツハイマー病の主要要因のひとつです。
近頃の研究で、“トランス型脂肪酸の摂取が不妊と顕著に相関”することが明らかになりました。

トランス型脂肪酸を多く摂取した人は、そうでない人に比べて妊娠率が低下します。
また、妊娠後の胎児へのトランス脂肪酸の影響にも注意しなければなりません。胎児は母親の摂取したものを直接吸収するということだけでなく、体も非常に小さいので、大人よりもはるかに多くの影響を受けてしまいます。

妊娠にあたっては、妊娠前からの体造りと妊娠中の母体と胎児への影響を考えた栄養管理が必須です。
妊娠していなくても妊娠可能な全ての女性は、普段からトランス脂肪酸の摂取は避けるようにしなければなりません。

妊娠したくて色々試みてもうまくいかない方は、食生活から整える必要があるかも知れません。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

American Journal of Clinical Nutrition(2007/2)において、次の発表がありました。
『妊娠期間最後の4週間にアレルギー性食品やオメガ6系多価不飽和脂肪酸の豊富な食品を摂った場合、子供のアレルギー性疾患の危険度が増加する。
また、オメガ3系多価不飽和脂肪酸の豊富な食品を摂取すると危険度が減少する。』

当然のことながら妊娠中の食事は胎児に大きな影響を与えますが、この研究では『妊娠中の食事が、生まれた子供のアレルギーの発現に大きく影響する』ことが
示されています。

“医薬品の胎児への影響”を気にするのと同じくらい“毎日の食事の胎児への影響”を考えることは大切なようです。

危険度を増加させる食品:マーガリン・植物性油・揚げ物油・柑橘類・生カラーピーマン・セロリ
危険度を減少させる食品:魚・食性抗酸化栄養素

       ~薬剤師 鳥居英勝~

中国のことわざに『薬補不如食補、千補万補不如食補(薬補は食補に如かず、千補万補するといえど食補に如かず)』という言葉があります。
これは、たとえ山のように薬を飲んだとしても、食事療法には到底及ばないということを教えた格言です。

自分や家族の健康は、自分の手で守らなければなりません。そのためには薬でも食べ物でも、安全性の疑わしいものは口にしない断固とした姿勢が大切です。
日頃から食生活に気を付けて、自然に備わっている自己免疫力を高めること。薬に頼らず、体調のすぐれないときは早めに睡眠や休養を充分にとることが、風邪だけでなく万病の予防に有効な生活の基本であることを忘れてはいけません。

       ~予防医学ニュース 2007・3号より~

関節痛で悩む方は非常に多くいらっしゃいます。
“膝の痛み・腰の痛みなど関節の痛みで整形外科や整骨院にかかってるんだけどなかなかよくならない”という声を多くお聞きしますが、そのような方はコラーゲンを積極的に摂られると良いようです。

歳を重ねるにつれてひどくなる膝・腰の痛みの多くは、“関節の軟骨の磨り減り”“関節の腱の弱り”が原因となっておこります。コラーゲン・グルコサミン・コンドロイチンは、磨り減った軟骨を補い、弱った腱をしなやかにし、関節の潤滑油を増やすことで、痛みの原因の回復に大変役に立ちます。

当店で取り扱っております“コラーゲンGスーパー(全薬工業)”は、Ⅰ型コラーゲン・Ⅱ型コラーゲン・コンドロイチン・グルコサミンをバランス良く配合した商品です。
状態がひどい時には1日に4~6包を、症状が軽い場合や改善されたのを維持する場合には1日2包を服用すると、痛みが楽になります。どちらの場合も、続けることが大切です。

コラーゲン・コンドロイチン・グルコサミン商品はたくさんありますが、大切なのは“コラーゲンの型”と、“3つの成分の配合比率”です。
コラーゲンGスーパーは、“軟骨の原料となる型のコラーゲンを使用”し、“3つの成分も関節に最もなじみやすいバランスで配合”されている、最高の商品です。

積極的な治療と合わせて、歳をとるにつれて足りなくなるものを補うことが、症状の改善にはとても大切です。
毎日服用されると良いと思います。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

爪白癬(爪にできる水虫)は、外用薬ではなかなか良くなりません。
それは、発症場所が血管に近いところにあるために、つけた薬が患部にとどまらず十分に効かないためです。

近頃では、内服薬の抗真菌剤を服用することでかなりの改善効果が得られているようです。
しかしこの薬は、医師の処方の元、肝機能の検査や併用薬との相性を確認しながら注意して使う必要があります。

副作用の心配が少ない内服薬として、漢方薬も効果があるといわれています。
体質と症状に合わせて選択し服用すると、症状の改善が期待できます。

爪白癬は、ほうっておくとひどくなる一方です。
お悩みの方は内服薬を試してみるとよいと思います。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

当店には、めまいや耳鳴りでお悩みの方が多くお見えになります。その内のほとんどが『お医者さんから処方されたお薬をのんだけど良くならない』方達です。

めまいや耳鳴りの原因は様々です。脳梗塞などの脳疾患が背後にあったり内耳の血流が悪くなっているなど原因が特定できる場合あれば、検査では異常はみつからないのに症状はずーっと続くケースもあります。

脳疾患が原因の場合には救急な措置が必要ですが、それ以外の多くのケースでは漢方薬が有効な場合が少なくありません。
原因となっている背景を考え、しっかり証をとらえて、的確に東洋医学的に弁証することで体に合った漢方薬が決まります。
西洋医学的な治療との併用も効果的です。

当店においても、何ヶ月も病院に通っていたけれど改善されなかったのに、漢方薬を飲み始めてから症状が著しく改善された方が多くいらっしゃいます。

お悩みの方は一度ご相談ください。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

アレルギー改善のためには“バランスの取れた食事”
が必須です。特に“野菜を多く摂る”ことはとても大切です。
ただ、分かっていても野菜が嫌いだったり、食が細かったりで思うように量を取れない方も多いようです。

そんな方には、“プログリーン(日本薬品開発)”がおすすめです。
プログリーンは、フレッシュな大麦若葉を搾り、その搾り汁を熱処理しないで独自の方法で乾燥させた製品です。ビタミン・ミネラルはもちろん、生きたままの酵素が入っています。
味もおいしいので、毎日飽きずに続けられます。

アレルギー体質の改善にはとても有効で、当店でも多くのお客様から“皮膚病が楽になった”とお喜びの声を頂戴しております。

アレルギー体質の方、野菜不足でお困りの方は、続けてお飲みになるとよろしいと思います。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

白内障は、歳を重ねると誰もがかかる症状です。
軽いうちは自覚症状はありませんが、ひどくなると目がかすんだりものが見えにくくなることがあります。
治療としては、予防と進行防止を目的として点眼薬を使用したり、ひどくなった場合には水晶体をレンズに取り替える手術を行います。

白内障は、眼の水晶体が濁った状態をいいます。濁りの原因はいろいろありますが、長い年月をかけて様々な刺激によって水晶体が酸化されることが主な原因といわれています。

進行を予防し、少しずつ改善させるためには漢方薬やビタミン剤が効果的です。
こ菊地黄丸・リバイチンS・ポリグロンなどは、臨床的にも結果を出している医薬品です。
体質に合わせてそれらの医薬品を選択し服用すると、予防と改善に役立ちます。
そろそろ気になるな~とお感じの方は、続けて服用されると良いと思います。
       
       ~薬剤師 鳥居英勝~