潰瘍性大腸炎患者における食事摂取状況と、好中球リン脂質脂肪酸組成・脂溶性ビタミン濃度・抗酸化能についての研究発表から・・・。

潰瘍性大腸炎の方は、エイコサペンタエン酸および抗酸化ビタミンを積極的に摂取することが、潰瘍性大腸炎患者の栄養管理上有用であることが示唆されています。
これは、これらの栄養素が、腸の酸化を防ぐためです。
潰瘍性大腸炎や過敏性大腸炎でお悩みの方は、毎日の生活で注意されると良いと思われます。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

口の中に白い苔のようなものが生える症状。内側の頬や唇に好発します。発症率は50人に1人。
痛みなどの自覚症状はありませんが、口の中いっぱいに広がると食欲が無くなることがあります。

原因は、カンジタ菌の繁殖。
治療法は、ファンギゾンシロップまたはピオクタニンを、綿棒で患部に塗ること。
乳幼児の場合、飲み込んでしまったり口から出してしまったりと、口の中で患部に薬剤とどめておくことが難しいので、流れにくいピオクタニンが効果大です。ただしピオクタニンは衣服につくと青色がとれないので注意が必要です。
症状によっても違いはありますが、大体3~4日、1日2~3回塗ると完治します。
また、予後をよくするために、ミルクの後に白湯を飲ませて口の中を流すと良いです。

ミルクが溜まっている場合にもカンジタ症と同じように白い苔が生えているように見えますが、スプーンなどで軽くこすってとれるので鑑別が容易です。
カンジタ症の場合には強くこすってもとれません。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

子供たちの健やかな発育のために、昼のセロトニン・夜のメラトニンを高める8カ条をご紹介いたします。

①毎朝しっかり朝日を浴びて
②ごはんをしっかりよく噛んで。とくに朝はきちんと食べて
③昼間はたっぷり運動を
④夜ふかしになるなら、お昼寝は早めに切り上げて
⑤テレビ・ビデオはけじめをつけて、時間を決めて
⑥寝るまでの入眠儀式を大切にして
⑦暗いお部屋でゆっくりおやすみ
⑧まずは早起きをして、悪循環(夜ふかし→朝寝坊→慢性の時差ぼけ→眠れない)を断ち切ろう

きれる・落ち着きが無い・集中力がないなどの解消に役立ちます。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

動脈硬化予防に関連して、新しいガイドラインが発表されました。

従来は、主としてコレステロール値で判断していたのですが、これからは悪玉のLDLコレステロールで判断していこうという点が最も大きな変更点です。
数値としては、全く変更ありません。LDLコレステロールが140mg/dl以上であれば、より細かく調べて治療の必要性を考えようというものです。

これまでのコレステロール値には、悪玉も善玉も含まれます。日本人では善玉の高い人が多いという事情から、悪玉だけで判断しようということになったわけです。

動脈硬化の予防についてのポイントですが、なんといっても日常生活での注意が大切です。
最も確実な治療は、禁煙です。喫煙している方は是非とも禁煙なさって下さい。
次に、肥満解消です。肥満を解消すれば、高血圧も糖尿病も脂質異常症も改善します。毎日体重計に乗って確認することが体重管理には欠かせません。
また、毎日の歩数を記載し、体重と歩数の関係を確認することが体重管理にとても役立ちます。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

多くの研究から、1日平均日本酒で2合程度以上(エタノール換算で週300g以上)の多量飲酒で確実に死亡リスクが高くなるという結果が出ています。
毎日飲むのであれば、お酒は1日平均で1合から2合程度にするのがよいでしょう。
もし2合以上飲むのであれば、休肝日を週に3日以上設けて、1週間の総量で14合程度以内におさまるような飲み方をすると死亡リスクが高くならない可能性が示されています。

ー厚生労働省研究班「多目的コホート研究」からの成果ー

       ~薬剤師 鳥居英勝~

今年の夏は『猛暑』になると予測されています。
夏に負けないための漢方薬をご紹介いたします。

生脈散:大汗をかいて体力が消耗したときなどに服用すると、必要な陰液が速やかに回復し、体力が戻ります。

清心丸:血の熱を冷まします。日射病までいかなくても強い日差しや強烈な日差しによるのぼせのなどの回復に役立ちます。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~

ビール・清涼飲料水がおいしい季節です。
しかし、水分を摂り過ぎると胃は冷え、消化に必要な胃酸は薄まり食欲低下になり、発汗の増加に伴いミネラル喪失・エネルギー消耗につながり倦怠感の増加になります。
知らず知らずに夏バテの大きな原因につながります。

ここで胃をいたわる食材を紹介してみましょう。
冬瓜です。
冬瓜は、『熱をとる野菜』と言い伝えられ、夏の盛りに出回ります。
東洋医学では暑さで異常に亢進した身体の新陳代謝を正常に戻す薬として用いられています。暑さによる胃腸の衰えを防ぎ、利尿・消炎作用をもち、ジュース・ビールなどの暴飲による胃内の停水を防ぎ、ただれを抑えます。
さらに心臓や腎臓の機能低下によるむくみも取ってくれる食材といわれています。

皮を厚めにむき、種をスプーンでくり抜き、透明感が出るまでしっかりと火を通し、その後、直ぐに火をとめることが調理のポイントです。

柔らかくあっさりとしていて食べやすいので胃腸の弱い方からお年寄りまで喜ばれます。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

子供たちにとっては、楽しみな海水浴ですが、毎年水の事故が減りません。
日本ライフセービング協会によると、海やプールでの死亡者は年間約1300人。土日の事故が半数を占め、正午から1時までに集中、約4割が小中学生だそうです。

水の事故を防ぐには、『準備体操と、身体を水に濡らす・・・だけではだめ』と言われています。
海水浴などの際、水筒に氷水を入れて持参することが勧められています。
『子供たちの死亡事故で最も多い原因は、急に冷たい海水を飲み込んだときにおこるノドのショックにより、大きな呼吸をしてしまい、大量の水を吸い込むこと』にあります。
これを防止するためには、海水の温度よりはるかに低い冷水で、泳ぐ前に少なくとも1分以上のうがいを実行することです。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

今年は猛暑の予報です。
夏バテしないよう次のことにご注意下さい。

①室温・湿度などの生活環境を改善する。
②気候や気温などの変化をチェックする。
③温度調節のできる服装で過ごす。
④睡眠リズムをつくり安眠の工夫をする。
⑤状況に応じた水分、ミネラルを補給する。
⑥普段から徐々に『暑さ』に体を慣らすようにする。
⑦肉体疲労、食欲不振などによる体力低下、胃弱などに効能のある医薬品を服用する。
⑧栄養バランスのよい食事を摂る、健康食品、栄養剤などで栄養を補う。
⑨汗をかいたらスポーツドリンクで水分を補給する。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

今年は猛暑の予報です。
夏バテしないよう次のことにご注意下さい。

①室温・湿度などの生活環境を改善する。
②気候や気温などの変化をチェックする。
③温度調節のできる服装で過ごす。
④睡眠リズムをつくり安眠の工夫をする。
⑤状況に応じた水分、ミネラルを補給する。
⑥普段から徐々に『暑さ』に体を慣らすようにする。
⑦肉体疲労、食欲不振などによる体力低下、胃弱などに効能のある医薬品を服用する。
⑧栄養バランスのよい食事を摂る、健康食品、栄養剤などで栄養を補う。
⑨汗をかいたらスポーツドリンクで水分を補給する。

       ~薬剤師 鳥居英勝~