音楽療法 19・10・22

| 未分類 |

音楽には不思議な力があるようです。最近の医療としての音楽療法は、様々な医療現場で取り入れられてきています。音楽が聴覚を通して脳に働きかけ、脳の自律神経の調整によって感情や情緒を安定させ、臓器の血液の流れをよくして健康な身体になるという期待がされています。
『聴く』ことによって、身体が音楽に包み込まれた状態であるという精神的な安定感の獲得、それに伴う鎮痛効果、心身症の方の緊張緩和などが期待できます。
『演奏する』ことによって、身体障害の機能訓練や心理療法の補助、幼児教育のリズム感の育成などに役立ちます。
『歌う』ことでは、リズムによる感受性を養うことにより自閉症の方には生活感を、喘息疾患の発作予防訓練などに、それぞれ効果があると報告されています。

疾患の改善のためだけではなく、ストレス解消のためにもなります。音楽によって心の休養を取ると良いようです。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

軟骨には直接血管が通っていないため、軟骨の構成成分をつくっている軟骨細胞は、自身の生命維持と軟骨構造を維持する上で必要な栄養素(糖分・アミノ酸など)を関節液から取り込んでいます。
この関節液は、滑膜まできている血管からにじみでるように関節包内に供給されます。
また、関節液は栄養液でありながら、関節をスムーズに動かす『潤滑油』としての重要な役割を担っています。軟骨に負荷がかかれば軟骨内の関節液がにじみだして滑りをよくし、負荷から開放されると関節液が軟骨に戻ります。
こんな動きを繰り返しながら、少しずつ軟骨の新陳代謝は行われています。

軟骨の養生に必要な栄養素は・・・
軟骨の構造を支えているのはコラーゲン(Ⅱ型)です。また、水分を抱えているのに必要なのがヒアルロン酸(グルコサミン)とコンドロイチンです。
軟骨の新陳代謝に必要な栄養素はこれらの成分を効率よく補給できるものです。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

①からだを冷やさず、水分をしっかり補給する。
②最低6時間、同じ時間に起きて同じ時間に寝るなど、睡眠を規則正しくとる。
③美肌ビタミンのA・B群、C・Eと蛋白質、食物繊維を欠かさない。食事で摂れない場合はサプリメントを上手に利用して。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

不妊症と癌の発生に、体内の微量元素がどう関係しているかを明らかにするための研究が開始されました。
それぞれの対象の毛髪から微量元素を検出することで、病気と体内での微量元素の過不足を関係づけようというものです。
平成20年の中旬には結果が報告される見通しです。
このような研究が進めば、『栄養のコントロールによる病気の予防』の確立が進みそうです。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

がん細胞を作らないために
①バランスのとれた栄養を摂る
②毎日、変化のある食生活を
③食べすぎを避け、脂肪は控えめに
④お酒はほどほどに
⑤タバコを少なくする
⑥適量のビタミンと繊維質のものを多く摂る
⑦塩辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから
⑧焦げた部分は避ける
⑨カビの生えたものに注意
⑩日光に当たり過ぎない
⑪適度にスポーツする
⑫身体を清潔に

 元国立がんセンター研究所副所長 河内卓先生提唱

       ~薬剤師 鳥居英勝~

①気を若く、色々な事に関心を持つ。常に頭に新鮮な刺激を。
②いつも細やかな気配りを。他人との良いコミュニケーション
③出来るだけ趣味を持つ。生活に張りを。手先をよく動かす。
④よく運動をする。歩いたりこまめに身体を動かす。
⑤塩分を摂り過ぎない。高血圧への注意。
⑥動物性脂肪をとり過ぎない。高脂血症への注意。
⑦血圧のコントロールに気をつける。脳卒中への注意。
⑧深酒をしない。タバコは吸わない。健康は規則正しい生活から。
⑨定期健診を受ける。病気は早期発見。早期治療を目指す。
⑩筆まめに。日記や手紙を書く。

   俗風会病院院長 大友英一先生提唱

       ~薬剤師 鳥居英勝~

夏バテの代表的症状には、『胃の調子が悪い』ことが最も多く見られます。
胃は自律神経にコントロールされたとても敏感な臓器で、暑さ・ストレス・水分の取り過ぎ・寝不足などの影響を非常に受けやすい臓器です。

『胃の調子が悪い』場合の代表的な症状は次の通りです。
★胃アトニー、胃下垂
胃の筋肉が弱り胃が垂れ下がり、消化能力が落ちる状態。
★急性胃炎、慢性胃炎
胃の粘膜が荒れたり炎症を起こし、みぞおちの重苦しさ、胃の痛み、吐き気などが起こり、良くなったり悪くなったりする。これを繰り返すと慢性になり、慢性化すると胃液を分泌する胃腺が萎縮し、お腹がすくと上腹部は重苦しく胸焼け、げっぷが出て食事をすると一時的に痛みはおさまりますが、胃がもたれた感じになります。

そのような症状が起きた場合には、
①温かくて消化の良いものを食べる
②ストレスを上手に緩和する
③症状に合ったお薬を服用する
ことが大切です。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

6月から7月の梅雨の時期、この時期は神経痛が置きやすい季節です。

予防法は・・・
①水分の摂りすぎに注意する。特に冷たい飲み物は一切飲まない。
夏は汗を各時期で、汗などで水分を大量に消耗します。血液をどろどろにしないためにも必要な水分はとらなければなりません。
人肌より温かい飲み物を、乾きを感じない程度にとることが大切です。

②身体を温かくする
外から冷やさない。同時に身体の中からも冷やさないことが大切です。胃の後ろには太陽神経叢という神経の集まったところがあり、そこを冷やすと全身の免疫や神経の働きが低下します。冷たい飲み物を飲むとここが冷やされ、身体の調子を崩すことにつながります。
お腹と背中を、内側からも外側からも温かく保つことが大切です。

また、神経痛には針治療やお灸療法が効果的です。
治療をご希望の方は、お気軽にご相談下さい。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

子供に毛染めをすると、皮膚炎やショック症状が起きる危険があります。
1回目はなんとも無くても、数回繰り返すうちに体内での感度が高まり、アレルギー症状ひどい場合はアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
アレルギー症状は、一度出てしまうと症状が落ち着くことは合っても完全に治るまでにはかなりの時間を要します。
頭皮が弱い子供には、毛染めは避けたほうが良いようです。

また、大人の場合でも毛染めが心疾患の要因になることがあることが分かっています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

紫外線による日焼けは、血液中の活性酸素を増やし、血液の粘度を高めることにつながります。
特に夏の暑い時期には、汗をかき血がこくなることが多いので、それに強烈な紫外線が身体にかかるとどろどろ血液の危険性大です。

どろどろ血液は、脳血管障害や心血管障害につながります。
紫外線が強い4月から5月は、日焼け止めを上手に使い、日焼けしないように注意することが大切です。

       ~薬剤師 鳥居英勝~