一昨日のフレイルの話しの続きです。
フレイルの予防法として、『①しっかり食べて栄養状態を保つ・・・』とありますが、これは言うが易し行うは難しかもしれません。
ご高齢な方からは、『あまり動かないから食欲がわかない、歯が悪くて食べられない、つい適当なもので間に合わせてしまう。』このようなことを良くお聞きします。
さらに、歳を重ねると消化酵素の分泌が少なくなるので、食べてはいても消化吸収されにくくなっています。特にタンパク質分解酵素は若い時の1/3にまで減ってしまうそうです。
栄養面でのフレイル対策の基本は、何といっても筋肉量を維持するようにタンパク質をしっかり摂ることです。様々な状況で難しい場合もあるかと思いますが、肉や魚などの高タンパクの食べ物を多めに、できるだけ良く噛んで食べるよう心掛けることがとても大切だと思います。良質のアミノ酸製剤も、筋肉を保つ支えになります。
また、消化液が細胞から分泌されるにはカルシウムが必要です。筋肉を収縮させるのにもカルシウムは欠かせません。カルシウムは骨と筋肉の大切な栄養素ですので、フレイル対策と寝たきりにならないためのカギになります。
~薬剤師 鳥居英勝~
『フレイル』、ご存じの方も多いと思います。
フレイルとは、筋肉や運動機能が低下した虚弱状態のことをいいます。☆健康⇒フレイル(虚弱)⇒要介護
フレイルになると、筋肉や関節などの運動機能や身体活動が低下するだけではなく、うつや認知機能などの精神的虚弱症状や、外出減少や孤食などの社会性の虚弱症状も現れてきます。
フレイルの最も大きな原因は、筋肉(体力)の低下です。そこで予防法は・・・
①しっかり食べて栄養状態を保つ・・・『筋肉の栄養・原料となるアミノ酸』、『筋肉を滑らかに強くするカルシウム』、『筋肉の酸素供給を高め力を強くする鉄』、この3つをバランスよく体に吸収させていくことが非常に重要になります。歳を重ねると消化力も低下しますので、食べた物がしっかりと消化吸収されるように、食事の量とバランスにも気をつけることが必要です。
②身体を鍛えて筋肉の衰えを防ぐ・・・出来る範囲で、筋肉に負荷をかける運動を継続していきましょう。運動が難しい方は、今ある筋肉の働きが良くなるように、栄養素などを意識的に補っていくようにしましょう。
フレイルになると、転倒して骨折するリスクが高くなります。骨折・転倒は、日本人の寝たきりの原因の第4位です。寝たきりになると、ご自身も家族も生活が一変してしまいます。そうならないためにも、栄養と運動を工夫して筋肉を維持することがとても大切だと思います。
当店には、アミノ酸を豊富に含んだ栄養剤と、鉄イオンが配合されたとても吸収の良いカルシウム剤があります。毎日元気で楽しくお過ごしになりますように、筋肉量や体力の低下をお感じの方は、是非お飲みいただくと良いと思います。
~薬剤師 鳥居英勝~
今日は湿度が高く蒸し暑さを感じます。先週ほど異常な高温ではありませんが、引き続き熱中症には十分ご注意ください。
自分が今乾いているか、客観的に確認できる方法があります。次のうち2つ以上該当したら、脱水症を疑いましょう。
〇爪を押してみる/押した後、色が白からピンクに戻るのに2秒以上かかる。
〇口の中・舌をみる/口の中が乾燥している。舌の赤みが強い。舌の表面に亀裂がある。舌が白く覆われている。
〇皮膚の張りをみる/張りがない。
〇手足や脇の下を触ってみる/手足が冷たくなっている。脇の下が乾いている。
〇血圧・脈拍/血圧が低くなる。脈拍が速くなる。
〇体重/減っている。
〇体温/微熱が続く。
・・・参考:すぐに役立つ経口補水療法ハンドブック
脱水してしまった場合には水を飲んでも十分に潤おすことは難しく、電解質と糖分が入った水分を摂ることが推奨されています。
水1Lに塩3g(小さじ1/2)と砂糖40g(大さじ4と1/2)を溶かすと、経口補水液を作ることができます。
~薬剤師 鳥居英勝~
サプリメントでルテインを服用する場合は、ヨーグルトやチーズと一緒に飲むと良いかも知れません。
発酵乳と野菜を同時に摂ると、野菜由来のβカロテン、リコペン、ルテイン、ゼアキサンチンの血漿中濃度が高くなることがわかったようです。
カギになるのは乳酸菌が生成させる多糖体・カゼインなどの乳タンパク質・脂質で、これらが様々な働きをして栄養素の吸収を促進するとのこと。
日々新しいことが分かってくるものです。・・・日本栄養食糧学会誌2022・5Vol75より
このような良い組み合わせは、昔から自然にやっていることが多いものです。和食では思いつきませんが、ピザなんかはその代表でしょうか。チーズ(発酵乳)+トマト(リコピン)、理にかなっているな~と思います。
~薬剤師 鳥居英勝~
毎年この時期に恒例の『梅酵素』が、本日入荷しました。
今年は佐賀県産の梅を使っています。植物エキス発酵液に梅の風味が加わって、とても美味しくお飲みいただけると思います。今月下旬頃から飲み頃になりそうです。
数に限りがありますので、関心がある方は早めにお知らせ頂ければ幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~
あいにくの雨の週明け、後になって今日あたりから梅雨入りだったということになりそうな週間天気予報です。
今朝のラジオで、このところ栄養剤の需要が増えていると経済のコメンテーターが話していました。
栄養剤の需要が増えている理由として、コロナ禍で体力が低下していることが考えられるそうです。先日ご紹介した、筋肉量が減っていて熱中症が増えていることとつながります。
自分で栄養剤を選ぶときに注意していることがあります。それは、結構な量のカフェインが入っているものは避けるということです。カフェインは頭をすっきりさせるのには良いのですが、血圧を上昇させる可能性があります。
そこで、私は漢方のものを選ぶようにしています。質の良い薬用人参、牛黄、遠志、蝦夷ウコギなどがバランスよく配合されていものを飲むと、心も身体も楽になるものです。
週明けで憂鬱な気持ちを吹き飛ばそうと栄養剤を飲む方もおられると思いますが、月曜日は1週間で一番脳血管疾患が多い曜日だそうです。アラフィフ以上の方はご注意ください。
~薬剤師 鳥居英勝~
ここ数日、熱中症で子供たちが搬送されたというニュースを見ます。
急な暑さに身体が慣れていないとはいえ、先生方も水分補給には注意されているはず・・・。
この最大の要因は『2年半続いたコロナ禍で屋外の活動が制限され、水分の重要な貯蓄場所である筋肉量が低下していること』であると考えられています。
今年の熱中症対策では、いつもよりこまめに水分補給することとあわせて、身体に負荷をかけて筋肉を戻すことも大切です。
朝夕の涼しい時間に10分程度歩くだけでも筋肉の回復には良いそうですよ。
~薬剤師 鳥居英勝~
良くご紹介させていただく植物エキス発酵液(=酵素液)ですが、傷に塗ると早く回復するといわれています。
理由は、『酵素液には自然な代謝発酵により生まれた多様な菌がいっぱい詰まっていて悪い菌が入る余地がないので、皮膚に塗ると細菌などによる炎症がひどくならないから』というもの。腑に落ちます。
私も転んで擦りむいてから2週間経ってもジクジクしているところに塗って数日で生肌したことがあり、子どもが怪我をしたときには重宝しています。※状態によっては消毒薬や抗生剤等の使用も必要です。
発酵による菌の力は大したものだと思います。
☆恒例の梅酵素は今月の中旬から下旬に入荷する見通しです。梅の育ち具合によっては遅れることもあります。その場合はご容赦ください。
~薬剤師 鳥居英勝~
今日から食料品や日用品など色々なものが値上げになるようです。今のところ当店ではお薬や健康食品で値段が変わるものはありません。ただ、原油や原料価格が高騰しているので今後影響が出てくるかも知れません。
さてもうすぐ梅雨入り。気温と湿度が上がり、食中毒に気を付けないといけない時期になってきました。
多少の原因菌がお腹に入ってきてもびくともしない腸内環境を調えておくことが一番ですが、漢方薬も支えになります。
牡蠣・黄連・黄柏といった生薬は各種食中毒菌を抑制し、桂皮・茴香はアニサキスの運動を抑制する作用があることが分かっています。
これらの生薬を配合した漢方の胃腸薬があり、生ものを食べる時やちょっと心配だなと思ったときに私は重宝しています。
~薬剤師 鳥居英勝~