日本チームの活躍で盛り上がっている北京オリンピックも終盤です。

報道で大きく取り上げられているドーピング問題。真相は分かりませんが、ロシアのフィギュア選手は見ていて可哀そうになってきます。

健康に害を及ぼすような禁止薬物を意図的に使用することはもっての他ですが、安全に服用できる市販薬や漢方薬(生薬)にもドーピングに該当する成分が含まれていることがあります。

この時期に良くのまれる風邪薬や花粉症を和らげる漢方薬にもそれにあたる製剤がありますので、国内でもトップの大会を目指すような方は意識しておかれると良いと思います。

https://www.toyaku.or.jp/health/usemedicine/nodoping_athlete.html

~薬剤師 鳥居英勝~

本格的に花粉が飛ぶ時期が近づいてきました。薬とマスクはもちろんですが、鼻うがいと眼洗いも症状を軽く済ませるのにかなり役立ちますので、毎年辛い思いをされる方は用意しておくと良いと思います。
さて、『花粉-食物アレルギー症候群』という花粉症に関係する食物アレルギーがあります。花粉症の時期に、ものを食べた後に口や耳の奥が痒くなったことがある方は是非最後までお読みください。
花粉-食物アレルギー症候群は、ある花粉に敏感になっているときに、その花粉の原因となっているたんぱく質と似た構造のたんぱく質を有する果物や野菜を食べた際にアレルギー症状を生じる疾患です。
食物を食べた直後から数分後に、口唇・口腔粘膜・上あご・喉・耳の奥などにかゆみや刺激感・紅斑喉などがあらわれるのが主な症状です。
ほとんどの場合症状は軽くアナフィラキシーを含めた全身症状は伴いませんが、一気に多量の原因物質を摂取した場合や加熱処理が不十分だった場合に全身症状が現れることがあります。
この原因となるたんぱく質は熱に不安定で消化されやすいことが多く、加熱処理をすれば多くの方が原因食物を摂取できるようになるようです。
特に症状がなければ特定の食品を避ける必要はありませんが、何か生の果物等を食べて気になる症状が出るようであれば、調理を工夫したり受診時に相談してみてもよいかもしれません。
◎花粉-食物アレルギーに関連する原因花粉の種類と食物
〇カバノキ科(ハンノキ・シラカンバ):バラ科(リンゴ・ナシ・サクランボ・モモ・イチゴ)、キウイ、オレンジ、メロン、ジャガイモ、ニンジン、ダイズ(主に豆乳)、ヘーゼルナッツ
〇ヒノキ科(スギ・ヒノキ):トマト
〇イネ科(オオアワガエリ・カモガヤ):スイカ、メロン、トマト、ジャガイモ、タマネギ、キウイ、オレンジ
〇キク科(ブタクサ):スイカ、メロン、キュウリ、ズッキーニ、バナナ
~薬剤師 鳥居英勝~

医薬品のコロナ定性抗原検査キットが入りにくくなっています。

これだけ感染力の強い株が蔓延してしまうと、やむを得ないなという感じがします。

海外ではPCR検査が追い付かない時、まず集団で検体を採取して全員分を1回で検査し、陰性が出ればその集団は心配なし、陽性が出たらその集団を一人一人あたっていくことがあると聞いたことがあります。

検査キットが不足している今、同じように抗体検査でも数人分の検体をまとめて1回で検査することができないかメーカーさんに問い合わせたところ、ダメとのお答えでした。

同じようなことを考えている方がおられましたらご注意ください。

抗原検査は、仮に感染していても自覚症状が出ていない時点では検出が難しいといわれています。より正しく判定できるように検査キットは添付文書通りに使う必要があるようです。

~薬剤師 鳥居英勝~

オミクロン、鹿沼市内でも日々感染者数が増えてきています。マスク、手洗い、消毒、調子がすぐれない時は人と会わないなど、できることを続けて乗り越えて参りましょう。

当薬局では換気、湿度、消毒に気を付けて、エアロピュアをフル稼働させて営業しております。

さて、先日初めての方でも使いやすい鼻うがいの器具をご紹介しました。今日は昔からある、どちらかというと上級者向けのものをご紹介します。

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2つとも、溜めた水を球形のゴム製ポンプでシュポシュポしながら鼻の中に通すタイプです。

最大の特徴はチューブが長いこと。楽な姿勢で行うことができます。副鼻腔炎などで日常的に鼻を洗う方に好まれています。

私も何十年か前に使っていたことがあるのですが、初めて使ったときは鼻から耳の方に水が入ってしまいしばらく耳が痛くなったのを覚えています。上手に使えばそういうことはありません。

昨夜も九州四国で大きな地震がありました。このところ頻発しています。コロナ対策で忘れがちですが、水・食料・常備薬などの備蓄、改めてチェックし直さなければと思っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

オミクロンが広がっています。用心してまいりましょう。

さて、もうすぐスギ花粉が飛び出してしまいます。テレビの健康番組でも取り上げられていてご存じの方も多いと思いますが、花粉症対策に鼻うがいが推奨されています。

うがいといってもぶくぶくするのではなく、片方の鼻の穴から水を流し込んで、もう片方の鼻の穴や口から出すというもの。丁度鼻腔内の花粉を洗い流すといった感じです。

1日2回、モーニングアタックが気になる朝起きた時と、花粉をたくさん取り込んで帰ってきた夜に行うと良いようです。

使う水は生理食塩水が良いのですが、煮沸して冷ました水1Lに塩を9g溶かせば代用することができます。鼻の中に水を流し込むには専用の容器を使うと便利です。サイナスリンス・ハナクリーンSなど、鼻うがい用の容器と洗浄液を作る粉が一緒になっているものが市販されています。

花粉症で辛い思いをする方は、試してみてはいかがでしょうか?かなり症状が軽く済むようですよ。

8066-52~薬剤師 鳥居英勝~

この辺りの小中学校は今日が新学期です。朝早く、久しぶりに会う友達を見つけて笑顔で走るランドセル姿を見かけました。いいものです。

また、コロナ感染者が増えてきています。やっかいなオミクロン、正月も本格的に明けて人の交流が盛んになりさらに拡大することも心配です。忘れがちですがインフルも気になります。そうこうしているうちに花粉も飛び出してきます。

当面気が抜けない日が続きそうです。

昨夜、NHKの番組で東洋医学が取り上げられ、慢性的な痛みに対する鍼治療の効果が紹介されていました。

痛みの原因の一つに、『交感神経が優位になって痛みの感受性が高くなっていること』があり、このような方々に経絡学説に沿って鍼治療を施したところ、脳の緊張が和らいで多くの方が楽になったというものです。

はり灸治療を受けた後は、心も身体もリラックスして気持ち良いものです。交感神経が緩んで副交感神経が優位になっている自律神経バランスだと思います。ちょうど湯治中の自然治癒力が高まっているのと同じ状態です。

脳が感じてしまう痛みを減らしながら、自然治癒力も高めてくれる。はり灸治療には多様な作用がある様です。

もう一つ、番組では赤ちゃんへの治療も紹介されていました。小児鍼といって、特殊な鍼で肌をこするように刺激する方法です。刺さないので痛くありません。

久しぶりの登校。緊張や不安が辛くキーキーしたりおねしょするお子様にはとても良い治療です。

~薬剤師 鳥居英勝~

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。一昨年よりのコロナ禍、まだまだ不安な世の中ではありますが、つい数年前までの明るい日常が戻りますように。

歳を重ねると、1年があっと言う間に過ぎてしまいます。日が経つのが早く感じる理由は、脳が刺激を受けていないからだと・・・。毎日を充実させ、悔いのない一年を過ごしたいものです。

皆様にとって、素晴らしい一年になりますように。

☆恒例のレモン酵素のご予約を、今月28日まで承っております。今年も、瀬戸内海の無人島で農薬を使わずに育ったレモンが使われる予定です。当店の酵素は『植物エキス発酵飲料』、腸内細菌を充実させて腸内免疫を調えるのにお役立て頂ければ幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

s__3670018-12本日、季節の酵素が入荷しました。今回はゆず酵素です。

びっくりするくらい大きな愛媛産のゆずを特選酵素に漬け込んであります。

良い風味がしみわたってよりおいしくお飲み頂けると思います。12月初旬から飲み頃です。

☆関心がおありの方はお気軽にお問い合わせください。数に限りがありますのでお早めに。

~薬剤師 鳥居英勝~

本日、季節の酵素『すだち酵素』が入荷しました。

青々とした徳島県産のすだち1kgを、大高酵素の特選酵素1.8Lに漬け込んであります。

あと10日位経つと、すだちの風味が酵素液にしみわたってよりおいしくお飲み頂けるようになると思います。

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コロナ禍において感染症から身を守るためには、免疫を高く保つことが大事なことはいうまでもありません。そのためには、腸内環境を良くすることがカギになるといわれています。腸内環境を良くするためには、毎日の食事で発酵食品と食物繊維を摂ることが大切です。

全身の粘膜に存在していて、身体に入り込もうとするウィルスと一番最初に戦って感染を防いでくれる、IgA抗体という免疫物質があります。IgA抗体は、腸内細菌がおなかの中で発酵代謝により生成した短鎖脂肪酸が、大腸や小腸のIgA産生細胞を刺激することで作られることがわかっています。

私どもの特選酵素は植物発酵エキスで、自然な発酵で生まれた様々な発酵代謝生成物がたっぷり含まれています。その中には、酢酸などの短鎖脂肪酸も存在しています。

ご自身とご家族の健康を守るためにも、特選酵素をお役立ていただければ幸いです。

※すだち酵素は数量限定です。すでにご予約頂いた方のみへの販売となります。

~薬剤師 鳥居英勝~

自発的脱水といって、水だけを飲んでいると脱水することがあります。メカニズムは・・・

汗をかく→汗で水と電解質が消耗する→のどが渇いて水を飲む→体液が薄まる→体液が薄くなるのを防ごうとして水を尿として排泄する→尿で水分と一緒に電解質をさらに失う→体液不足となる。

・・・のどが渇いたときにお水を飲む習慣がある方は、電解質も一緒に摂られると良いと思います。

思い返せば子供の頃、真夏の少年野球の試合の日には、父兄の方々が砂糖たっぷりの甘い麦茶とレモンの砂糖漬け、梅干しを用意してくれました。スポーツドリンクが無かった時代です。水分と塩分などの電解質はもちろん、糖分・クエン酸など、大事なものはすべて入っていたんだな~と思います。その時の思い出で、霍乱しないようにと頭のてっぺんや首の後ろに大根のおろし汁をかけられたのを覚えています。ものすごくしみてみんなで大騒ぎしたものです。アラフィフの方は同じような経験をされているのではないでしょうか。熱中症の予防になったかはわかりませんが、今思えば立派な気付け薬にはなっていたと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~