抗酸化物質が、喫煙者のDNA損傷抑制に役立つことが金沢大学医学部の研究で明らかになりました。

タバコを吸うと、肺がんを代表とした癌のリスクが高まることが報告されています。
タバコの中の有害物質が活性酸素を発生し、それが細胞(DNA)を損傷することが発癌に大きくかかわっています。
今回の研究で、ビタミンE・ピクロジェノール・イチョウ葉エキスなどの抗酸化物質を服用することで、DNAの損傷が抑制されることが分かりました。

タバコによる健康障害は、癌だけに留まらずアレルギー、動脈硬化、呼吸疾患など様々です。また最近では受動喫煙といって、タバコを吸わない方への被害も報告されています。
“吸わないことが最大の防御”ですが、どうしても吸わないといられない方は、今後の健康を考えて“抗酸化物質”を飲んでみてはいかがでしょうか。
  ~参考・日本補完代替医療学会誌・2007・2月号~