消費増税まで一か月。薬局でも軽減税率になるものがあります。
【飲んだり食べたりしないもの】全て10%へ税率Up。
【飲んだり食べたりするもの】医薬品と医薬部外品は10%へ税率Up、それ以外のものは税率8%のまま。
このようになります。
~薬剤師 鳥居英勝~
消費増税まで一か月。薬局でも軽減税率になるものがあります。
【飲んだり食べたりしないもの】全て10%へ税率Up。
【飲んだり食べたりするもの】医薬品と医薬部外品は10%へ税率Up、それ以外のものは税率8%のまま。
このようになります。
~薬剤師 鳥居英勝~
7~8月のだるさを夏バテ、9月になってからのを秋バテというそうですね。秋バテということばがあるのをこの間初めて知りました。
症状も微妙に違うようで、夏バテは食欲不振からのだるさ、秋バテはだるさに加えてめまいなどの不具合を伴うのが特徴のようです。
夏の暑い時期はどうしても冷たいものを飲み過ぎて、胃腸の機能が低下して食べる量が減り、体液も薄くなってだるくなるものです。一言でいえば夏バテの原因は栄養失調。
そこに秋口になると、暑い時期のクーラーや冷たい飲み物がたたって、めまいや気力の低下などの自律神経失調症状が合わさってしまう。秋バテの原因は栄養失調と自律神経のアンバランスといえるでしょう。
早く楽になるためのコツは、消化吸収の良い栄養を摂ることと、交感神経と副交感神経のメリハリをつけること。
朝は無理にでも早く起きて熱いシャワーで目を覚まし、夜は寝る前に温かいお風呂で身体を温めてリラックスすると、自律神経は自然に調ってくるものです。
~薬剤師 鳥居英勝~
骨を丈夫にする、アレルギー体質を改善する、イライラを落ち着かせるなど、色々な働きがあるカルシウムですが、そのカルシウム剤にも色々な種類があります。
一部をご紹介すると、
成分:沈降炭酸カルシウム、精製牛骨粉、グルコン酸カルシウム、水酸化カルシウム、かき殻。
原料:石灰、ドロマイト、牛の骨、牡蠣の殻。
剤形:錠剤、散剤、液体、かみ砕いて食べるタイプ。
吸収率を考慮して:他の成分を配合したもの、イオン化させたもの。
カルシウム剤は長く服用する必要があるので、飲みやすく、効果的で、安全なものを選ぶと良いと思います。
私が知っている中で一番自然に近い形のカルシウム剤は、かき殻の製剤。化学的な工程を踏んでいないので安心感は抜群で、うちの子にも飲ませています。
~薬剤師 鳥居英勝~
一昨日の夕方、娘がセミの幼虫を持って帰ってきました。抜け殻は何回も見つけたことがありますが、胴体をくねくねさせて盛んに足を動かしている生きているのを見るのは初めて。びっくりするほどつやつやしていました。
孵化するのを観察しようとカーテンにつかまらせたところ、暗くなった頃に孵化開始、午後8時位には無事孵化しました。翌朝庭に出してあげたのですが、羽が完全に乾いたころに飛んでいきました。
この残ったセミの抜け殻は、漢方薬になります。生薬名は蝉退(センタイ)。熱を冷ます作用があります。
暑い時期に採れる夏野菜は、身体の熱を冷ますといいます。蝉も夏の生きもので、抜け殻も暑い時期にしか取れないもの。これが熱を冷ます・・・。自然の摂理なんですね。
~薬剤師 鳥居英勝~
暑い夏でも、我が家ではマグマオンセンという別府温泉の入浴剤を使います。
理由は、クーラーで冷えた身体を温めることと、一度汗腺をひろげて発汗させやすくしておくため。
夏バテと熱中症の予防に役立っています。
~薬剤師 鳥居英勝~
8月11日(日)~15日(木)まで、夏休みとさせて頂きます。
鹿沼の今日の最高気温は36℃、この暑さはしばらく続きそうです。
熱中症にならないように注意して水分を摂っていても、熱っぽくなったりボーッとしてしまったことはありませんか?
こういうときには、私は五苓黄解という漢方薬を飲むようにしています。体内の熱を冷ましてくれて、余分な熱をおしっこと一緒に出してくれる漢方薬です。液体なので、いざというときにはそのまま飲むことが出来るので便利です。
明日は朝から夕方まで外でのイベントがあるので、熱中症対策で持っていこうと思っています。
~薬剤師 鳥居英勝~
ホームページをリニューアルしました。
~薬剤師 鳥居英勝~
妊娠初期のBMIと生まれた赤ちゃんの体格の関係についての、おもしろい文献を目にしました。
男の子の場合:35歳以上の妊婦さん達/妊娠初期のBMIは、出生時・4か月時・18か月時ともに、児のKaup指数との正の相関を認めた。
女の子の場合:すべての年代の妊婦さん達/妊娠初期のBMIは、出生時のKaup指数との間に相関を認めなかった。 20歳代と35歳以上の妊娠群/4か月時・18か月時に児のKaup指数との正の相関を認めた。
※BMIもKaup指数も、身長と体重から肥満度を数値で表したもの。
文献では、妊娠初期の妊婦の体格が子供の体格に影響する可能性があることを、妊娠を希望する方は知っておくと良いと結んでいます。
この結果からは色々なことが考えられると思いますが、『35歳以上のママから産まれた子は、男の子でも女の子でも、生後4か月には妊娠が分かった頃のママと同じような体格になっていて、それは1才半になっても変わらない』というのは興味深いですね。
私には3人の子供がいます。3番目を授かった時にはママは35歳を越えていました。3人の成長を思い返すと、そういえばそうかな~という感じです。
子どもが小さい内は、太り気味だったり痩せ気味だったりするとちょっと気になるものですが、子どもの体格が妊娠初期のママの体格と相関があると思えば、対応や心の持ち方に余裕が出そうですね。
生まれた子どもの体格を考えて、妊娠する前に自分の身体を調えることも大事かもしれません。
参考:日本栄養食糧学会誌より
~薬剤師 鳥居英勝~
体育系大学女子ソフトボール部の検証
サプリメントを30日間摂取したところ、50m走のタイムが8.06秒から7.79秒に速くなった。
そのときに摂った栄養素・働き・果たした役割は次の通り。
①アスタキサンチン:抗酸化作用がある。⇒これにより、抗酸化・抗疲労・抗炎症・免疫強化・持久力強化。
②還元型コエンザイムQ10:摂取した栄養をエネルギーに変換するエネルギーの産生と、身体の老化を抑制する抗酸化の二つの役割をもつ。⇒これらの働きは、エネルギーをより多く必要とするアスリートにとっては高いパフォーマンスの発揮に不可欠。
③ロイシン:筋タンパク質の合成に大切なアミノ酸。⇒運動することにより筋肉は疲労し、体内の酸性とアルカリ性のバランスが崩れることで疲れが生じ、臓器の働きが低下することで全身に疲れが生じるといわれているが、それを補っている。
④ロイシン・アルギニン:TCAカイロ(エネルギー代謝システム)でエネルギーを効率よく生み出す。⇒疲労の回復を早めるので、毎日ハードなトレーニングをしている選手に対しての疲労回復に貢献。
⑤シトルリン:血管拡張作用がある。⇒血流の促進により運動パフォーマンス向上につながる。
⑥必須脂肪酸(ω3系多価不飽和脂肪酸)のDHA・クリスオイル:細胞膜に取り込まれリン脂質となって、栄養素を細胞に取り込み、老廃物をすばやく排出する。⇒細胞や組織の機能を活発にし、疲労回復に貢献。
(日本補完代替医療学会誌2019・3号に掲載された文献より抜粋)
これらのことは、ハードな運動を毎日している選手に限らず、子供から大人までスポーツをする皆に役立つはず。また、高齢者の筋肉量と動きが低下するのを防ぐのにも役立ちそう。
そこで、毎日の生活の中でできることを考えてみると・・・
①生野菜や果物で抗酸化物質を摂る。①②還元型コエンザイムQ10や5アミノレブリン酸をサプリメントで摂取する。サプリメントが支えになる。③④⑤レバコールで効率よくアミノ酸を摂取する。⑥亜麻仁油でω3系脂肪酸を摂取する。
我が家の食生活を振り返ると、実行できている。続けて行こうと思う。
~薬剤師 鳥居英勝~