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インフルエンザの流行に備えて、予防接種することは大切です。                                     予防接種について、お客様から良くきかれることをまとめてみましたのでご参考になさってください。

予防接種の回数は?                                                              成人の場合、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%とされています。成人は、今までに何度かインフルエンザにかかっており多少の免疫力をもっているので、1回接種しておけば64%は防げるということです。ただ、2回接種した方が予防効果は高まります。特に受験生や、どうしても仕事を休めない職業の人、また喘息など気管支に持病のある人などは2回接種した方が間違いありません。                                                          また、1回でも接種しておけば、インフルエンザに罹患した際の死亡予防効果は80%になるといわれています。                                                                         12歳以下の子供は、インフルエンザに対する免疫力が少ない可能性が高く、2回受けることが必要です。             65歳以上の方も、2回受けたほうが良いようです。肺炎などの合併症が起こって重症化するのを防ぐという意味で、最も予防接種を受ける必要性が高いのがこの年齢層でもあるからです。

いつごろまでに受ければ良い?                                                       予防接種を受けてから抗体ができるまでに3~4週間かかりますから、インフルエンザが流行する1月までに抗体をつけておくためには、12月中旬頃までに予防接種を受けた方が良いようです。                                  例年ワクチンが不足するので、早めに受診することをおすすめします。

金額は?                                                                     市町村により異なります。高齢者の方は一部公費で負担していただけます。

受けられない体質は?                                                             以前は、卵アレルギーやゼラチンアレルギーの方は、ごくまれに予防接種によりアレルギー反応がおきることがありましたが、精製技術の進歩や安定剤の改善によって予防接種にそれらの原因物質が含まれなくなったため、その心配はなくなっています。ただし、重篤な卵アレルギー(卵を食べたときにショックを起こしたことがある)がある場合は接種を避けるか注意して接種する必要があります。                                                              インフルエンザのワクチンは体内でウイルスが増殖するタイプではないので、妊婦・授乳婦の方でも安心して受けられます。                                                                                                                     明らかな発熱(37.5℃異常)を呈している方や、重篤な急性疾患に罹っていることが明らかな方は、予防接種が不適当とされています。                                                                    その他、予防接種不適当者、接種要注意者、接種禁忌者などの決まりがあります。医師と相談の上、健康状態や体質を勘案して摂取の可否を判断し、接種を受ける際には十分に効果や副反応などについて説明を受け、十分に理解した上で接種を受けるようにしましょう。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

新型インフルエンザなど、流行性感染症の予防にはマスクが欠かせません。                             以前はマスクといえばガーゼマスクが一般的でしたが、近年は紙マスクが良く使われており機能も高くなっています。

中でも、N95規格といって0.3μgの粒子を95%以上捕集できるマスクが注目されています。                   このマスクを正しく着用すると、結核菌や多くのウィルスが口や鼻から体内に入り込むのを防ぐことが出来ます。        医療施設で使われているのもこの規格のマスクです。                                           N95規格のマスクは従来の紙マスクより単価は高いですが、一般にも市販されています。

高機能マスク全般にいえることですが、インフルエンザやノロウィルスなどの感染症が流行している時にはかなりの品薄になります。流行に備えて、あらかじめご家庭に備蓄しておくことも大切です。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

百薬の長といわれるお酒も、飲みすぎると毒に。                                              過量飲酒による心身への影響をまとめると、次のようになります。

脳疾患・・・外傷、内出血、大脳萎縮、記憶障害、認知症、小脳障害                                  精神 ・・・離脱症状、うつ、幻覚、妄想、てんかん発作                                           口腔・咽頭・・・虫歯、歯周病、舌の異常、口腔ガン                                            食道 ・・・食道炎、食道ガン、食道静脈瘤、嘔吐に伴う出血                                        心臓・循環器・・・不整脈、心臓肥大、心不全、高血圧                                          肝臓 ・・・脂肪肝、アルコール性肝炎、肝硬変、肝臓ガン                                        胃・腸・・・胃炎、潰瘍、消化吸収不良、下痢、大腸ガン                                          膵臓 ・・・急性膵炎、慢性膵炎、膵石症                                                   男性系・・・男性ホルモン低下、睾丸萎縮、ED                                               女性系・・・月経/卵巣機能不全、早期閉経、胎児性アルコール症候群                                皮膚 ・・・色素沈着、手掌紅斑、クモ状血管腫                                                抹消・筋肉・骨・・・抹消神経炎、筋肉、骨粗鬆症、大腿骨頭壊死                                    血液・代謝・・・貧血、免疫異常、糖尿病、脂質異常症、痛風 

一方で、適量の飲酒は精神をリラックスさせ、食欲を増進させます。また、身体をあたため安眠にも役立ちます。                                       毎日の健康のためには、自分の身体にあった『適量』を見つけ、それを守るようにすると良いようです。                                     ・・・・・・世界の100歳以上の方にアンケートを取ったところ、『全くお酒を飲まない』方がほとんどだったそうです。

      ~薬剤師 鳥居英勝~                                                                             

                           

妊娠中の飲酒は危険です。胎児の先天性欠損の原因となるほか、流産の可能性を高めます。

アルコールは母体の胎盤を通過し、胎児の血液循環に進入します。この有害物質は胎児の中枢神経系を低下させます。   さらに、胎児はアルコールを代謝しようとしますが、胎児の肝臓は十分に発達していないため、アルコールが血液中に残存してしまいます。                                                                   妊娠中に飲酒していた妊婦から生まれてくるこどもは、一般的に出生時の体重が小さくなります。                 成長も妨げられたりすることから、脳が通常より小さく、知能低下や精神的な発達遅遅滞を起こしたり、四肢、関節、指や顔の特徴に奇形が生じる場合があります。また、心臓や腎臓の欠陥、皮膚の異常などもみられます。                 子宮内でアルコールにさらされた子供は、思春期に多動症となり、学習能力に障害を示すケースもあります。          

妊婦が摂取するあらゆるお酒は、その子供が胎児性アルコール症候群をもって生まれてくるリスクや、流産の可能性を高めます。特に妊娠3~4ケ月の期間は、適量とされるアルコールでも有害になる恐れがあります。~予防医学ニュースVol238より

      ~薬剤師 鳥居英勝~

今年もインフルエンザが気になるシーズンになりました。ここ鹿沼でも、小学校でB型インフルエンザが流行始めたとのことです。

インフルエンザの対策として何よりも大切なのは、予防です。                                      予防接種を受ける、栄養と休養を十分とって体力を高めておく、マスク、うがい、手洗い、人ごみに入らないなどに気をつけましょう。

それでも罹ってしまった場合には、できるだけ早くお医者さんにかかることが必要です。                       急に39℃くらいの高熱が出て、体の節々や筋肉の痛み、強い悪寒とだるさ、充血などがみられたらすぐに受診しましょう。

風邪の引き始めもそうですが、インフルエンザの場合にも発症してすぐに葛根湯を服用すると回復が早くなります。       ご家庭に1つ置いておき、万が一罹った場合にはすぐに服用することをお薦めします。

報道でもご承知の通り、新型インフルエンザがいつ発生してもおかしくないという状況です。                    予防接種が余り功を奏さず、タミフルなどの抗インフルエンザ薬が余り有効でない新型インフルエンザが出た場合に最も大切なことは、とにかく予防です。                                                         体力を高めておきましょう。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

今朝のNHKニュースで、酸化マグネシウムによる死亡例が2例報告されているとの報道がありました。               医療機関から処方された酸化マグネシウムを、半年以上と比較的長期にわたって服用した方が『高マグネシウム血症』をおこし、それにより死亡したとのことです。

酸化マグネシウムは、主に制酸剤や便秘薬として広く使われており、比較的安全な薬剤として知られています。        ただし、腎臓の機能が悪い方が服用した場合、体内からの排泄が低下して血中濃度が高くなる恐れがあるので注意が必要です。

高マグネシウム血症の初期症状としては、低血圧・脱力感・呼吸障害があげられます。酸化マグネシウムを長期間服用してい方で、このような症状が気になることがあった場合は処方医にご相談することをお薦めします。                   高マグネシウム血症が起きているかどうかは、血液検査で簡単に分かります。また、適切な処置により回復します。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

慢性疾患やガン・リウマチ・アレルギーなどの免疫疾患、神経疾患を始めとして、多くの病気の発症には、『自律神経の不調和』と『免疫バランスの崩れ』が大きく関わっていることが分かっています。

自律神経を調和させるためには、交感神経と副交感神経のバランスを整え、働きを活性化させることが大切です。       また、免疫バランスを整えるためには、白血球の中の顆粒球とリンパ球のバランスを正常化することが大切になります。

漢方製剤をお体に合わせて服用することで、自律神経が調和し、免疫バランスが整うことが、臨床的に立証されています。

ご相談ください。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

若甦には、3つの大きな働きがあります。①体力を高め、疲れをとる。②自律神経の調整作用。③免疫のバランスを整える。

この中で特筆すべきは、②と③のはたらきです。

自律神経の調整作用について・・・                                                      自律神経は、人間の生命活動のあらゆる所に関与しています。最近の研究では、免疫の働きに関わっていることもわかっています。                                                                       自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、そのバランスが取れた状態が保てていれば、朝スッキリ目覚め、日中は活動的に動け、夜はぐっすり眠れ、病気にもならず毎日を活き活きと過ごすことが出来ます。                    逆にこの2つのどちらかが過剰に働き、あるいは低下すると、自律神経のバランスが崩れてしまいます。その結果、ガン・リウマチをはじめとする色々な疾患につながっていくと考えられています。                                   この大切な『交感神経と副交感神経の正常なバランス』を保つのに若甦が大きな力を発揮することが、医学的な臨床結果により立証されています。また、若甦には、自律神経のバランスをとるだけではなく、『自律神経の働きのレベルを高める、言い換えると自律神経を活性化させる働きがある』こともわかっています。

免疫のバランスを整える作用について・・・                                                 免疫に関わる物質には色々ありますが、中でも白血球の役割が大切だと考えられています。                   白血球は、体内の有害な物質を捕まえて不活化し、我々の身体を守ってくれています。特に、この白血球の数が十分にあり、その中のバランス(顆粒球とリンパ球の割合)が正常に保たれていれば、いわゆる免疫疾患といわれるガンやリウマチなどが起こらず、感染症などにもかからずに済むと考えられています。                                     逆に、白血球数とその中のバランスが崩れると、免疫疾患や感染症に罹り易くなると考えられています。                                               若甦を上手に摂取すると、白血球の数と、その中の顆粒球とリンパ球の割合が正常化することが確認されています。

※自律神経と免疫の関係として、一般的に、交感神経優位の人は顆粒球の割合が高く、副交感神経が優位の人はリンパ球の割合が高いといわれています。  

ガンやリウマチなどの病気や、風邪を引き易いなどの体質を改善するためには、先に述べた『自律神経のバランスを整える』ことと『免疫のバランスを整える』ことが非常に大切です。                                            これは、『身体の基礎を整える』ことに他なりませんが、これにより基礎が整い体質の改善が図れれば、病気の改善につながり『主体的な治療』にも成り得るものと考えられます。

私どもでは、症状と全体的な身体のバランスを確認し、必要に応じて血液検査のデータを合わせて考察することで、お身体に合った若甦をご提供させて頂いております。                                                   気になる症状の改善のお役に立てれば幸いです。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

                                                 

カルシウムとビタミンDをともに多く摂取すると、大腸がんになるリスクを下げる可能性があることを、

九州大学の研究グループが報告しています。

1日あたりのカルシウム摂取量が約700mgと多いグループが大腸がんになるリスクは、

平均400mgと少ないグループと比べ3割ほど低いこと。

さらにカルシウムを約700mgとり、かつビタミンDを多く摂るグループ(1日10μg以上)の

大腸がんリスクは、カルシウム摂取が少なくビタミンDをあまり摂らないグループより

6割低いことが明らかになりました。

カルシウムは乳製品や大豆製品、ビタミンDは鮭やシイタケなどに多く含まれていますが、

なかなか多く摂りにくいものです。

不足しがちな方は、カルシウムとビタミン剤を配合した医薬品のカルシウム剤を摂取すると

良いでしょう。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

乾燥していると、つい唇を舐めてしまいがちですが、舐めても一時的にうるおうだけで、

唾液が蒸発するときに元からある唇の水分まで奪ってしまい、かえって乾燥を助長

させてしまいます。

唇の乾燥防止には、リップクリームを塗ることがおすすめです。

唇に細かく亀裂が入って皮が剥けやすくなっているときは、寝る前に

リップクリームを塗った上からラップパックをして、その上にマスクをする

と効果的です。不織布タイプのマスクを使えば息苦しくなることもありません。

      ~薬剤師 鳥居英勝~