» 健康ニュースのブログ記事

低体重児(未熟児)が増えているようです。食糧難の時代ならともかく、飽食といわれるほど栄養状態がいい現代なのにどうしてなのでしょう?

出産の高齢化、若い時代の内外からの冷えによる身体の虚弱、過度なダイエットによる体力の不足などが、原因として考えられるでしょうか?

東洋医学的には、低体重児は先天の精不足と考えます。(先天の精とは、生まれもって両親から授かり、受け継いだもの)。この先天の精は、生まれた後に高めることはできません。

先天の精が不足していることは=腎精が不足している→腎虚であると考えます。※腎虚には、先天の精が不足している場合と、加齢や栄養失調などによって腎が虚してなる場合とがあります。

腎虚体質の特徴としては、白髪になる・髪が抜ける・歯が弱い・腰が弱い・精力が弱いなどがあります。また、腎虚は腎陽虚・腎陰虚などに分類でき、それぞれに特徴的な症状があります。

先天の精は、生まれた後に補うことはできませんが、この場合ほぼ間違いなく腎虚であるので、日々腎を補っていけば体質的に弱いところをカバーできるかもしれません。黒い色の食べ物には、腎を補う働きがあるとされています。例えば黒ゴマ、黒砂糖など。

また、人間の元気(=生命力)は、先天の精+後天の精によって構成されていると考えるので、先天の精が不足している場合、後天の精を補っていくことが丈夫な身体を造り、元気で過ごすためのカギになります。後天の精を補うとは、すなわち良い栄養を十分に摂ること。そのためには、消化器系を司る脾を強くする必要があります。

ここで、感情とのつながりを考えてみます。腎=恐れですので、真っ正直にとらえると、低体重児=怖がり、臆病になりやすいといえてしまいます。生まれたとき小さかった子は、黒いものを食べるよう心掛けると良いかもしれません。

また、脾=思うです。もともと腎が弱くがために身体を強くしよいと思い、脾を補うよう心掛ければ、結果としてよく考える子に育つかもしれません。脾を補うのに良い食べものとして、第一に山芋があげられます。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

丁度今、ソチパラリンピックの最中です。「スポーツ選手にとって適度な緊張は必要ですが、過度な緊張は思い通りに身体を動かすことを妨げるのでいけない」と、名前は忘れましたが有力な選手がコメントしていました。

20年前になりますが、中国の広西チワン族自治区に行ったときに、ものすごく良いとされる生薬の栄養剤をみつけました。商品名は「百年楽」。その頃開催されていたオリンピックの板飛び込みで金メダルをとった中国人選手がそれを飲んでいたとのことで、地元ではすごく評判だったのを覚えています。

日本では考えられないことなのですが、企業秘密なのかその薬が何で出来ているかは一切説明書に書かれておらず、どんな生薬がはいっていたかは不明。ただ香り・味などから大体の傾向は察しがつくもので、おそらく補気補血、寧心安神の方剤だと考えています。わかりやすくいえば体力増強と気持ちの安定の栄養剤。

百年楽は日本では手に入らないので、同じ働きを得られるお薬が日本にないか考えてみます。補気補血の代表生薬は人参、寧心安神で知られる生薬はエゾウゴキや遠志。

まさにそれらの生薬がばっちり入った栄養剤があります。それはワクナガ製薬の「エナックロイヤル 1本¥1、020円税込み」。スポーツをする方は、これを大事な試合の前に1本飲むと、心も身体も整って良い動きが出来るかも知れません。

ちなみに、イチロー選手はCMにも出ているユンケルを、試合の1時間前に服用することをルーチンワークにしているようです。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

昨日は夜泣きの対応について述べましたが、それに続けて『あがり』について考えてみます。『人前で話すときにあがってしまう』や『大事なときにあがって緊張しすぎてしまう』などが、悩みとまではなっていなくても何とかしたいと思っている方は結構多く、当店でもたまに相談をお受けします。

あがることへの対応として、漢方的には証に合せて肝を通したり、心を整えたり、それと合せて脾や腎を補ったりということが基本の対応になると考えています。それとは別に、感情で何とかコントロールする方法はないでしょうか?

私は、『あがること=考えて恐れてしまうこと』といえると思います。そういえば以前読んだ本に、『不安を感じる前に動け!』と書いてあって、なるほどと思ったことがあります。確か、アラブの商人の伝記だったと記憶しています。

とはいっても、感情はそう単純なものではありません。準備の段階から色々考えているうちに、不安になって、それが過ぎるとあがりになる。

ここで気付いたことがあります。あがりのメカニズムが、考え(思う)て不安(恐れ)になることであれば、それらと関わる臓腑すなわち“思う=脾、恐れ=腎”を強めれば何とかなるのではないでしょうか?

大事なことを前にして、無心でいるなんて凡人にはできません。よっぽど場慣れしていたり、達観していない限り無理でしょう。そのような境地に至るまでの支えとして、日頃から大事なときにそなえて脾と腎を強くしておくと良いと考えられます。

脾・腎を補う漢方の方剤は、日本にも何種類かあります。また、漢方以外の基礎薬といわれるものも、脾と腎を強める支えになるでしょう。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

東洋医学では、臓腑と感情を関連づけて考えます。具体的には、『肝=怒 心=喜 脾=思 肺=悲 腎=恐』。このようになっています。

唐突ですが、子どもの夜泣きが寝る前の感情によってコントロールできないか考えてみたいと思います。

疳の虫などといいますが、こどもが夜中にキーキーするのは、ざっくりいえば臓腑では『肝=怒』が強く関わっていると考えるのが一般的です。ただ、場合によっては『肺=悲』や『腎=恐』が原因になっている場合もあるでしょう。

東洋医学で、五行という考え方があります。五臓は、相生・相克・相乗・相侮関係などによって密接に関連しあっているというものです。

五行で考えた場合、私は『心=喜』が夜泣きの解決に役立つのではと考えてます。というのも、肝と心は相生関係にあり、腎と心は相侮の関係にあり、肺と心は相克の関係にあります。

理論的には、喜べば肝が通って落ち着く、喜べば恐れが和らぐ、喜べば悲しみが落ち着く、ということになります。ちょっと強引ですが・・・。

そこで、夜泣きが気になる場合には、寝る前に5分でも10分でも良いのでちょっとくすぐったい位に身体をマッサージしてみてはどうでしょうか?

くすぐったければ必ずこどもは“喜”びます。そもそも夜泣きの主な原因は『日中の感情』にあると考えられます。東洋医学の理論で考えれば、喜という感情が夜泣きの原因になる邪魔な感情を上手く捌いてくれて、夜中の落ち着きが保てるかも知れません。

ただ、喜ばせすぎると他の臓腑に負担を掛けて逆効果になりうるし、そもそも興奮して眠れなくなってしまうので、適当にするのが良いと思います。お母さんやお父さんのあったかい手でマッサージしてあげると、きっと安心して寝つきも良く、夜中も落ち着いてぐっすり眠ってくれるのではないでしょうか。

☆夜泣きには、小児はりが良く効きます。『はり』というと怖いイメージがありますが、小児はりは刺さない鍼治療ですので全く痛くありません。子どもにとって、とても気持ちがよくて安らぐものです。経絡やツボを刺激することによって自律神経が整うのが効くメカニズムであると考えられます。治療の場合、小児はりでは特殊な専用の器具を使います。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

もうすぐ東日本大震災から丸3年経ちます。震災直後はかなり慎重になっていた、食品に含まれる放射性物質による内部被曝。この所すっかり忘れがちだった自分自身へのいましめの意味で、『放射性物質から身を守る栄養』についておさらいしたいと思います。

☆含硫アミノ酸(構造にS硫黄を含むアミノ酸)・・・タウリン・シスチン・システインなど→細胞の損傷を防ぐといわれているので多めに摂るとよい。

☆抗酸化物質・・・生野菜や果物に含まれるフラボノイドや、ビタミンC・E→細胞が酸化されるのを防ぐ。

☆マグネシウム・・・木の実や貝類などに多く含まれる。→MgマグネシウムはDNA修復酵素の核となる物質。壊されたDNAを修復し、ガン化を防ぐといわれている。

先日の地元紙に、おとなりの日光市では子どもの甲状腺の検査が公費でまかなわれるという報道がのっていました。リスクを回避するための努力は、神経質にならない程度に続けていくべきだと考えています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

昨夜のためしてガッテンで、骨粗鬆症のことが取り上げられていました。

高齢者はともかく30代でも骨粗鬆症になりうること、最新の治療法、運動の必要性など、とても参考になる内容だったと思います。

若い世代での骨粗鬆症には様々な原因があると思います。病気、薬物療法の影響、栄養不足、運動不足など・・・。もう1つ、妊娠出産と栄養にかかわることで気になる指摘があります。

葉酸という栄養素をご存知かと思います。妊婦には特に大事な栄養素で、あかちゃんの神経の発育に必要なことが知られています。この葉酸が妊娠前に不足していると、出産後に母体の骨密度が減少してしまうというデータが出ています。

妊娠中はともかく、それ以前から継続的に葉酸を摂取することが望ましいようです。

※合成された葉酸の吸収率は、天然型の約半分とのこと。サプリメントで葉酸を摂取する場合には良いものを選ぶことが大切です。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

今朝のNHKのニュースで、手軽なお灸がブームになっていることが取り上げられていました。いちいちお灸をまとめることなく肌に置くタイプのものや、煙の少ないものなど、なかにはアロマ効果を期待していいにおいのするものも紹介されていました。

そのコーナーの中で、“お灸がどうして効くのか”についてとても分かり易い解説があったのでご紹介します。それは、“例えば手のツボに灸をすえた場合、その刺激は脳を解さずに肩から反射反応する。その結果、腕の血流が良くなる。そうすると、腕が温まる。その温感刺激は脳に伝わり、自律神経を介して全身の神経が整う。そして、全身の血流が良くなって温まり、全身が楽になる。”このような解説でした。

ここで、妊娠率アップのために鍼灸がどうはたらくかを考えてみたいと思います。自律神経が整えば、ホルモンバランスが良くなります。、血流が良くなって身体が温まれば、卵巣や子宮の血流が良くなって、卵胞が元気になり子宮内膜はふかふかになります。こうなれば、受精率・着床率が高くなることはいうまでもありません。

私どもは、子宝相談に取り組んでおりますが、必要に応じて漢方薬と鍼灸治療の併用をおすすめしております。実際に、『漢方薬と鍼灸治療を併用すると、成功率が上がる』ことがわかっています。漢方薬は内側から、鍼灸治療は外側から整えるわけですので、相乗効果が得られるのです。

       ~鳥居薬局 とりい鍼灸院 鳥居英勝~

美肌効果で有名なコラーゲンですが、実はコラーゲンは全身の健康に必要です。コラーゲンはタンパク質で、ヒトの体のタンパク質のうち約30%を占めており、皮膚・腱・骨・内臓など全身に分布しています。たとえば、体重60kgのヒトの体内には、約3.6kgものコラーゲンが存在しているそうです。

【コラーゲンの役割】

骨:柔軟性に富むコラーゲンにより、しなやかで丈夫な骨に!骨の中の25%を占めており、鉄筋の役割を果たしています。ちなにみカルシウムは建物でいうとセメントの役割。

肌:皮膚の真皮の約70%がコラーゲン。みずみずしくてぷるんぷるんな肌を保つのに必要。

血管:血管のしなやかさを保つのに重要。動脈効果と高血圧の予防につながります。

筋肉:柔軟性のある筋肉の源

腱:腱の大部分、およそ80%はコラーゲンでできています。コラーゲンをとりながらストレッチすると、腱がやわらかくなることが知られています。

眼:角膜や硝子体などの眼球にも多くのコラーゲンが存在しています。硝子体のコラーゲンが変質すると、飛蚊症の原因になることも・・・。

関節の軟骨:コラーゲンが豊富に含まれ、骨と骨とが直接ぶつかるのを防ぎます。

髪:毛根のコラーゲンが不足すると、白髪・抜け毛・薄毛につながることも。

臓器:肺・肝臓・腎臓・胃腸・胎盤などの臓器や爪などには、コラーゲンが多く含まれています。

※ちなみに、コラーゲンには20種類もの型があり、骨・軟骨・筋肉・腱・血管にはⅡ型、皮膚にはⅠ型が多く含まれています。

このように、体内で貴重な役割を担っているコラーゲンですが、毎日自然に2gずつ消耗してしまいます。ですので、体を守るためには毎日少しずつ補っていく必要があります。

では、コラーゲンを効率よく補うにはどうしたら良いでしょうか?

一番いいのは、毎日の食事でとることです。ただ、それには限界があります。というのも、コラーゲンは非常に吸収されにくいタンパク質ですので、食材でとろうとするととんでもない量を食べなければならなくなります。例えば、手羽先や魚の煮こごりなどにはコラーゲンがたっぷり含まれていますが、それで十分なコラーゲンをとろうとすると、同時に脂肪や塩分もたくさんとることになってしまい、長く続けるとコレステロールや血圧の問題が出かねません。

そのため、コラーゲンを効率よく十分な量とるためには、サプリメントを利用するとよいようです。特に、すでに骨がもろい、肌がたるんでいる、関節がいたい、動脈硬化が気になるなど、コラーゲン不足が考えられる症状が出ている方は、大きな問題にならないうちに積極的に摂るべきだと思います。

では、どのようなサプリメントがよいのでしょうか?コラーゲンは分子量が大きいので、そのままでは吸収されません。ですので、コラーゲンはペプチド化されて分子量が小さくなっていることが必要です。また、コラーゲンペプチドは体内でコラーゲンに再合成される必要があります。その再合成の際にはビタミンCが必要。ですので、ビタミンCを配合している製剤が理想になります。☆良いコラーゲン製剤のポイントは、『低分子コラーゲンペプチドで吸収率が高く、ビタミンC配合で再合成が良い』ことです。

コラーゲンを関節の悩みで摂る場合には、もう1つ注意すべきことがあります。関節の健康には、コラーゲン(軟骨と腱の成分)・グルコサミン(軟骨の成分)・コンドロイチン(関節の潤滑油)の全てが必要です。ただ、これらをやみくもにとっても上手くはたらいてくれません。これらは、最高の配合比率でとってはじめて、関節に届きます。サプリメントを選ぶ場合には、この配合比率にも注意する必要があります。

これらの条件を満たす製剤として、当店では製薬会社がつくっているコラーゲン製品を一番にお勧めしております。その理由は・・・

①コラーゲンが発酵ペプチド化されており、吸収効率が抜群。

②ビタミンCが配合されており、コラーゲンペプチドが体内で効率よくコラーゲンに再合成される。

③コラーゲン・コンドロイチン・グルコサミンの配合比率が最良なので、それらが関節に届きやすい。

からです。

 

大きな声では言えませんが・・・

今、通信販売などで数多くのコラーゲン製品が出回っています。その多くの製品には成分が記載どおり入っていないようです。ひどいものだと、有用成分がほとんど入っていないことも。このことは、NR(栄養情報担当者)という栄養と健康食品の有資格者専用のセミナーで明らかにされています。

ただ、有用成分がとても少ない製品を飲んでも、効いたと感じる方は確かにいらっしゃる。それは、有用成分が効いているのではなく、飲んだことによる気持ちの安心感や期待感がそうされているといわれています。ということは、体の各部位は実質的には何も変わっていないということ。

 

当店で一番におすすめしているコラーゲン製品は、信頼できる製薬会社が厳しい基準のもとでつくっており、成分が表記どおり入っていることが確かです。ちゃんとした原料でつくられた良い製品です。

元気で長生きのために、コラーゲンケアをはじめられてはいかがでしょうか?

      ~薬剤師 鳥居英勝~

ミトコンドリアは、ひと言であらわすと『細胞のエネルギー産生工場』。体内に60兆個あるという全ての細胞の存在し、生命活動に必要なエネルギーを産生する重要な細胞内組織です。

ミトコンドリアは、体内で栄養素(糖質、脂質、タンパク質等)と酸素を利用して、エネルギー(ATPと熱)と、水(代謝水)を産生しています。ヒトは、解糖エンジンとミトコンドリアエンジンの2つのハイブリッドエンジンで動いているということがいえるのですが、ミトコンドリアエンジンはエネルギーの95%以上を作っています。

ミトコンドリアの機能は、加齢と共に減少してしまいます。最も活性が高い0歳時のレベルを100とすると、60歳で1/2、100歳で1/5に。ほぼ年齢に反比例して少なくなってしまいます。

そこで、今注目されているのが、5-アミノレブリン酸(ALA)というアミノ酸。ALAは、ミトコンドリアを活性化し、基礎代謝をサポートすることがわかっています。

ALAは、動物や植物の生体内に含まれるユニークな天然アミノ酸です。というのも、一般的なアミノ酸は、アミノ酸同士で結合してタンパク質を構成することで体の組織となります。しかし、ALAはタンパク質ではなく、ヘムの合成に使われる唯一のアミノ酸なのです。(5-ALA+Fe→一方はシトクロム・・・ミトコンドリアを活性化、→もう一方はヘモグロビン(酸素の運搬))

ALAを1日10mg摂取すると、ミトコンドリア活性を1.5倍、ATP産生を1.6倍に高めることが分かっています。

栄養を食事やサプリメントでしっかり摂っているのに元気がない方、こういう方はエネルギー産生不足になっているかも。このような場合、栄養と合せてALAを摂取することで、エネルギーが産生されて、栄養素が効率よく利用されて代謝がよくなり、体が楽になることが期待できます。

以前に比べて疲れやすく疲れが取れにくくなった、だるい、朝が弱い、持久力と瞬発力が弱くなった、食事量は以前と変わらないのに太ってきたなどの、若い頃はなかった感覚がおありの方、また、冷える、低体温、肌がかさつくなどでお悩みの方は、ALAの力を借りると良いかも知れません。

※体内で作られるALAの量は、体が成熟する時期をピークに、その後は加齢に伴って低下していきます。特に現代社会の生活では、過労・ストレス・睡眠不足・飲酒・喫煙・運動不足・外食などにより細胞(ミトコンドリア)がダメージを受けることが多く、ALAの生産能力の低下が早まる傾向にあります。それぞれの年齢に応じた十分なALAが供給されないと、細胞内でのエネルギー生産能力が低下し、体温の低下や疲れ、老化を感じる原因の1つになると考えられています。

※ALAが体内でATPを産生するのに上手く働くためには、亜鉛と鉄が必要。当店では、1錠当たりにALA10mgと、亜鉛5mg・鉄1.2mgを配合したサプリメントを取り扱っております。

※細胞でエネルギーを産生する物質としてコエンザイムQ10(CoQ10)が知られています。CoQ10はミトコンドリア内に存在しており、エネルギーの産生に深く関わっています。ALAとCoQ10を併用すると、さらに効率よくATPが産生できるかも知れません。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

『夕食終了から就寝までの時間を3~4時間あけると高血圧の予防につながる、夜9時以降に食べる場合には特に有効』とのこと。

その理由の1つとして、『覚醒時に比べ、就寝中は末梢組織での糖の利用が低下し、インスリン感受性も低下することが知られている。高インスリン血症は、交感神経の活性化によって血圧を上昇させるだけでなく、ナトリウムの再吸収を促進させて体内へのナトリウム貯留を高める。このようなメカニズムによって、短い夕食終了から就寝までの時間の間隔が高血圧のリスク上昇につながる可能性が考えられる。』とのこと。

『夜勤や交代勤務などの勤労者のように夜9時以降に夕食を摂らざるを得ない勤労者において、高血圧を予防するための効果的な行動となりうる可能性がある。』とのことです。

 

以下に、食事・睡眠と生活習慣病についての、役に立ちそうな情報を列挙します。

・朝食を食べないと高血圧になる

・朝食を食べなかったりバランスが悪いと、肥満や脂質異常症のリスクとなる

・朝食だけでなく、外食や間食が肥満の発症に関連する

・食事時間がインスリンやグルカゴンのレベル、耐糖能などの変化に関連してくる

・交代制勤務の労働者では、夜遅くに食べることが血清コレステロールのレベルを増加させる可能性がある。

・残業時間が、BMIとウエスト周囲の変化に関連する・・・残業時間が長いほど、ストレスによる過食が増える可能性と、夕食時間が遅くなることで脂質代謝などに影響を与え肥満につながる可能性

・夕食の時間が遅いことや不規則であることが、肥満の発症につながる。また、肥満の割合、血圧が高い人の割合、血糖値の低い人が多いことについての報告がある。

・慢性的な睡眠不足が、概日時計や摂食行動に影響を与え、糖尿病や肥満といった疾患のリスクを増加させる

・睡眠不足や睡眠の乱れは、食事内容や食事量と関連する

・睡眠不足が糖尿病や肥満などの疾患リスクと関連する背景には、食事が重要な鍵を握る。

・生活習慣病予防も考慮した望ましい生活行動として、早い時間に夕食を摂ることや、決まった時間に夕食を摂ることがあげられている。

・肥満をはじめとする生活習慣病は、遅い夕食時間や睡眠時間が短いことなどと関連しており、夕食時間が遅い人は血圧が高く、太っている傾向にある。

・睡眠時間が6~7時間の場合に最も肥満率が低く、それより長くても短くても、肥満率が高くなる。

・夕食終了から就寝までの間隔が、腹部肥満、脂質異常症、耐糖能異常、糖尿病と有意な関連は認められなかった。

・遅い夕食時間がBMIや血圧の上昇に関連があることが報告されている。

・睡眠時間については、肥満、脂質異常症、耐糖能異常や糖尿病などの慢性疾患との関係について検討され、短時間睡眠がこれら疾病のリスク上昇に関連している。

・これまでに睡眠時間と高血圧のリスクとの関連について、5時間以下の短時間睡眠は高血圧のリスクを上昇させることが報告されている。

・短時間睡眠が、若年層と中高年層の対象者の高血圧のリスク上昇に関連する報告がされている。

      ~薬剤師 鳥居英勝~