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春はストレスがかかりやすい季節であることをご紹介しました。ストレスは目に見えるものではありませんので、かかっていても自覚していない方も多いと思います。

ストレスがかかっていると身体にどのような変化があわられるかというと・・・

[会社で・・・]不安や緊張からイライラしたり、気分が悪くなる。[試験前や大きなイベント前に・・・]不安が高まりすぎて集中できない、眠れない。[学校、職場で・・・]対人関係などで過度な緊張や不安が続いている。[睡眠したいのに・・・]なかなか寝付けない、夜中や朝早くに目が覚める。[介護で・・・]カリカリ、イライラしてしまって優しくできない。[家庭で・・・子供や夫に]気持ちが伝わらずイライラして、ひとりで悩んでしまう。[子供だと]チック、どもり。

これらは、いわばストレスの初期症状。ストレスによる、神経の高ぶりから現れることが多いものです。転勤、異動など環境が大きく変わる、職場や学校での人間関係に悩む、育児や介護など心配事が尽きない・・・など。日常のストレスが深層の原因になっていることが多いようです。

この時点で、身体を動かしたり気分転換をしたりして、ストレスを上手にほぐすことができれば問題ないのですが、頑張りすぎてストレスを溜めこみすぎると、胃潰瘍になったり血圧が上がったり、女性であればPMSになったり生理に不具合をきたしたりと、大きなトラブルになりかねません。

自分で気づくことができれば良いのですが、自分ではわからないことも多いものです。ちょっと溜まってるな~と感じたら、周りの方が一声かけてあげると良いと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

以前テレビで、『笑うと免疫力がアップする』ということでガンの患者さんに落語を聞いて大笑いしてもらった結果、全体的に寿命が延びたという番組を見たことがあります。

免疫を左右する要件はたくさんあります。体温、血流、睡眠、栄養、自律神経、ストレス、精神状態などなど。どれか一つが大事ということではなく、全体は密接に絡み合っています。

あるお家で、2人の子供のうちひとりは今シーズン2回もインフルエンザにかかり、もう一人は1回もかからなかったとのこと。食べているもの、睡眠と起床はほとんど同じ。先天的な強さという意味では、むしろかかった子の方が大きく生まれたので強いはず。違いがみられるのは性格で、かからなかった子は陽気で脳天気、かかった子は慎重。もう一つ、かからなかった子はとにかく良く体を動かす、かかった子はそこまでは動かない。

動けば、体温は上がり血流が良くなる。さらに陽気で活動的であれば自律神経は活性化する。こうなれば間違いなく、免疫レベルは高くなるでしょう。子供は陽気が強く燃焼しているので、体温が高くそもそも寒さには強いはずです。寒い日でも外を元気に楽しく走り回らせていれば、風邪なんて引かないのかも知れません。

今度の冬は、うちの子にも『笑って動いて免疫アップ』を図ってみたいと考えています。

☆一般的に、副交感神経が優位だとリンパ球が増えて、内側に入ってくるウィルスなどに対しての抵抗力が高くなるといわれています。性格的に陰気だと副交感神経が優位になり、陽気だと交感神経が優位になるとのことですが、それ以前の自律神経の活動レベルの水準も免疫を考える上では大切になります。☆

~薬剤師 鳥居英勝~

青空に桜、何ともすがすがしい季節です。一方で、4月5月は子供にとっても大人にとってもストレスフルな時期といわれています。というのも、新入学・新学期・職場の移動などで環境が変わるため。感じていないようでも見えないストレスがじわじわと心に負担になるから。それがたまりにたまると五月病になる人も・・・。

東洋医学には五行という概念があります。五行では春は肝と関連づけています(木=春=肝)。といのも、春は木々が枝を伸ばし新芽が出るように万物がのびやかに成長する季節ですが、それが、肝の全身に気を巡らせる働き(条達)と様子が似ているからとのこと。・・・これだけ聞くと無理がありそうな気がしますが、生体肝移植で部分切除された肝臓が元の臓器のように盛んに成長する様子が確かに春に木々が成長するのと似ていたり、春は気候や生活環境の変化がストレスとなって身体に影響しやすい時期であること(ストレスは肝にたまるといいます)などをみると、木=春=肝とつながりというものは感覚的に納得しやすいと思います。

さて、今回のお題にあります『春の栄養剤』のお話です。東洋医学的な概念なので理解し難いかも知れませんがご容赦ください。先ほど、春は肝の時期であるということを説明しました。春にはストレスが強くかかりやすいわけですが、このストレスで疲れた心と身体を癒すには、『肝を鎮める』ことが重要になります。肝は蔵血の臓器といわれ、肝が血で満たされていれば、神が宿り心が落ち着くといわれています。そして、肝に血を満たすためには血を増やすことが大切。血を増やすためには、アミノ酸が重要。

要するに、春の栄養剤とは、ストレスで疲れた心と身体を癒す栄養剤のことで、そのカギはアミノ酸にある。ということです。

私どもには、レバコールという栄養剤があります。レバコールはカツオの肝臓を原料としており、すべての必須アミノ酸をはじめとした天然のアミノ酸がたっぷり詰まったアミノ酸の栄養剤です。広い海を回遊してきたカツオの肝臓には、ミネラルが豊富で、ビタミンもたくさん含まれています。ですので、レバコールはアミノ酸とビタミン・ミネラルの総合栄養剤といえます。レバコールには、毎日決まった量を計って飲むタイプ・一回飲みきりタイプ・のみやすく味を工夫したタイプ、薬用人参を配合して成分を強化したものなど、色々な種類があります。心の疲れ、身体の疲れを感じる方は、是非お身体にあったものをお飲みいただくと良いと思います。きっと楽になると思います。お子様には、バナナ味で飲みやすいこどもレバコールがあります。

~ストレスを溜めないために、春は身体を動かして全身の気を巡らせることが大切です。その上で十分な栄養を摂って養生すれば大丈夫です。~

~ストレスを受け交感神経が優位になると、末端の血流が低下し指先が冷たい状態になります。手足の先っぽが冷たくなっている方は、すでにストレスにおかされているかも知れません。~

~薬剤師 鳥居英勝~

三条市の学校給食から牛乳が出されなくなるとのこと。

何年も前からパンからご飯食が中心となっていてそもそも牛乳が合わないことと、価格の問題で牛乳が出せなくなるのが理由とのこと。牛乳中止で不足する恐れのあるカルシウムは、ほうれん草のおひたしを胡麻和えにしたり、食材にワカメなど海藻類を増やすことでカバーするそうです。

以前もここでご紹介したことがありますが、『ここ数年、牛乳は嗜好品として少量飲むことは問題ないが、主たる栄養源として毎日大量に飲み続けると体に負担になる』といわれています。理由は、『アレルギー・・・牛乳は人間にとって異種タンパクを多く含むので、飲むと人はアレルギー反応を起こす。骨粗しょう症・・・アレルギーを起こすと体液は酸化する。そうすると酸化した体液を中和しようと骨からカルシウムが溶け出す。それが長期間続くと骨密度が低くなる。ホルモンの問題・・・牛乳が生産される際に、乳牛にホルモン剤が使われる場合がある。それが牛乳に移行すると人体にも取り込まれてしまう。このことが、近年女の子の初潮が早くなっている一因ではないかと言われている。』

このように健康に対してリスクのある牛乳を排して、代わりに海藻や胡麻を摂る。これは、とても良いことかも知れません。理想の健康食であると注目されている『まごわやさしい(豆・胡麻・わかめ=海藻・野菜・魚・椎茸=きのこ・芋)食』により近付きます。

以前より私は、『学校給食からトランス脂肪酸を減らしてほしい。オメガ3系脂肪酸を使うようにしてほしい』考えています。コストはかかることになるでしょうが、間違いなく子供の身体と脳の健康な発育につながりますし、長期的にみれば食の嗜好性が良くなって生活習慣病を起こしにくい食習慣が身に付くことになることと思います。このことは、医療費の軽減にも寄与すると考えられます。

学校給食から牛乳が出されなくなることは、牛乳の生産や流通にかかわる方々からすると辛いことだと思います。ただ近年の栄養学からみれば、子供たちにとっては良いことだと言うことができます。

うちには2人の子供がいますが、子供たちには私は、牛乳は飲ませないようにしています。そしてどうしても欲しがる場合にはほんの一口を、『おいしい飲みもの』として楽しむために与えています。これで、子供たちは何の不満もなく、また何の問題もなく育っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

新年度です。薬局でも4月1日は、診療報酬改正と消費税率変更が重なったためそれらの対応が大変でしたが、何とかスムーズにスタートすることが出来ました。

年度替わりの今頃は、子供にとっても大人にとっても、期待もある反面で不安も入り混じる精神的にデリケートな時期だと思います。入学や就職、クラス替えや部署の移動など、環境面・対人面で色々なストレスを感じている方も多いのではないでしょうか?

大人であれば、酒を飲んだりおいしいものを食べたりして、何とかストレスをコントロールすることができるかも知れませんが、子供はなかなか自分で処理することができません。

もしお子様に、チック・夜泣き・不眠・どもりなど、普段と違う行動が見られたら、是非身体をマッサージしてあげてください。やり方にこだわる必要はありません。手のひらで、頭から足までゆっくり撫でてあげるだけで十分です。あたたかいぬくもりと愛情が何よりの薬です。きっと夜は安心してグッスリ眠れるはずです。~温かさとマッサージの刺激で、副交感神経が優位になって心と身体がリラックスする効果が得られます。とてもつらそうな場合には小児鍼がとても効果的です。~

~薬剤師 鳥居英勝~

昨日このブログで、『五行の概念からすると、春は怒りっぽくなりやすい季節である』ことをご紹介しました。五行では、感情の他にも五臓六腑、色、体の部位、味などを季節と関連づけています。それに従って、春について身体に関わるところをもう少し詳しくみていくと・・・

『春は肝胆・青・筋・爪・眼・酸などと関係が深い』ということができます。

これによれば、『春は筋成長し、爪がのび、眼の働きが良くなるのにいい季節である。ただしこの時期に養生を怠ると、それらのトラブルを起こしやすい。』ということになります。

この時期の養生法としては、第一に『血を養う』ことが大事になります。※肝は血を蔵する器官であり、血を十分に宿すことができれば、筋肉・爪・眼にたっぷり栄養が届き、それらが順調に成長するとの考えから。

また、春の五味である『酸』のもの、すなわちすっぱいものを食べることも肝の働きを整え、筋をやわらかくのびやかにするのに役立つといわれています。

☆東洋医学では、整体観念といって、人間を自然界の一部と考え、生命活動や身体の部位を、自然界と関連づけて考えます。五行は、これをわかりやすく整理したものです。これは長い時間をかけて自然現象と生命活動を観察して得られた経験則であり、理解しておくと一年を上手に過ごすのに役立ちます。

~鳥居 英勝~

先日このブログで、東洋医学には五行という概念があって、それに基づいて考えると感情と五臓は関連していることをご紹介しました。実は、『季節』も五行(木火土金水)のどこかに分類されます。

とうことは、季節と五臓と感情は関連している。さらに言えば、『それぞれの季節には感じやすい感情がある』ということができます。具体的には・・・

春=木→肝→怒 夏=火→心→喜、盛夏(夏の真っ盛りから終わり)=土→脾→思、 秋=金→肺→悲、 冬=水→腎→恐。

桜がいつ開花してもおかしくない今は、春真っ盛りです。東洋医学的には、この時期は、生きものは『怒』に注意する必要があります。このところ、何となくイライラしてしまう、ちょっとしたことで怒りが爆発してしまうなど、心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

人間も自然界の一部であるという整体観念からいえば、春のこの時期に怒りっぽくなることはしょうがないことです。むしろそれを踏まえて、感情を上手にコントロールすることが、春を気持ちよく過ごすためには大切であるといえるでしょう。

☆この時期怒りっぽくなるのは、三寒四温といわれるように天気がめまぐるしく変わり、気圧や温度の変化の激しさが自律神経を乱していることが生理的な一因かもしれません☆

~薬剤師 鳥居英勝~

全国野菜摂取量調査によると、栃木県民の野菜摂取レベルは・・・

男性9位(324g) 女性12位(303g)となっています。

健康な生活を送るには、1日350g以上(内緑黄色野菜が120g)の野菜摂取がすすめられています。意外なことにいろいろな野菜の産地である栃木県でも、野菜不足になっているんですね。

小さい子供でも花粉症を発症する時代です。花粉症、身体のかゆみなど、アレルギー体質に由来する症状が出ていると、集中力も続かず発育上問題が発生しないとも限りません。小さい子供を持つ親として、このような時代に子供に何をしてあげるべきかを改めて考えさせられます。

直接的に手をかけてあげられることとして、私は「食べ物の工夫」があると思います。

アレルギーは体液が酸性に傾くとひどくなり、アルカリ性に傾くと改善するといわれています。一般的に青い野菜やカルシウムは、身体をアルカリ化することが知られています。緑黄色野菜や、カルシウムをはじめとしてミネラルを多く含む海藻などは、液性を整えるのにとても良いでしょう。

逆に、甘すぎるもの、脂もの、牛乳、トランス脂肪酸を含むジャンクフードなどは、身体を酸性に傾けることがわかっています。トランス脂肪酸にいたっては、体内に蓄積し、それ自体が酸化されて動脈硬化の原因になるといわれていますので注意が必要です。

まさに花粉症真っ盛りの今、栃木県民は野菜が足りていないという記事を目にして、改めて食養生の大切さを感じました。

~薬剤師 鳥居英勝~

いよいよ本格的な花粉症シーズンです。くしゃみで目が覚める方も多いのではないでしょうか?

花粉をブロックするグッズとして、まずマスク・花粉症用メガネがあります。ただ、これらは見た目が気になったり化粧がついたりと使いにくことも。

他に、鼻の穴の中にクリーム状のワセリンの様なものを塗って吸着させるものや、電荷を帯びた軟膏を鼻の周りに塗って鼻に入り込もうとする花粉をはじき飛ばすか吸着させて鼻の穴に入り込まなくするものもあります。これも、人によってはベタつくのが気になるとのこと。

そこで、ここ1~2年注目されているのは、二酸化塩素製剤です。二酸化塩素は、インフルエンザなど空気中のウィルスをやっつけることで知られており、胸ポケットにつけたり、部屋置きのスプレーなどの形で商品化されています。

この二酸化塩素には、「酸化還元反応によって花粉を破壊して、無害化する」作用があることがわかっています。胸ポケットに名札のようにつけておくだけで、ある程度顔周辺の花粉をやっつけることができるようです。インフルエンザはピークを過ぎましたが、花粉症の方にとっては花粉症対策としてももうしばらく役に立ちそうです。

~薬剤師 鳥居英勝~

昨日、「低体重児=先天の精不足(腎精不足)→腎虚であり、この場合後天の精を補う必要がある。そのカギは補脾にある。」ことを述べました。実際には、生まれながらに腎虚であり、あわせて脾虚であることもみられます。子供にみられる腎虚・脾虚の特徴は、

腎虚:発育が遅い、脳の発達が悪い、髪や歯の成長が遅いなど

脾虚:手足が細い、消化器系が弱いなど

この場合の対応としては、まず毎日の栄養を充実させることが大切だと思います。脾虚体質ですと、消化器系が弱くて消化吸収が悪いことが考えられますので、バランスよく吸収が良いことに注意する必要があります。冷たいものの取りすぎは良くありません。小さいうちからこのことに注意しておけば、自然と後天の精が養われ、脾も充実してきます。そして、不足している先天の精(腎精)を支えることにつながります。

また、人参を主にした漢方薬は脾を丈夫にします。アミノ酸製剤も直接栄養になるし、身体を充実させるのに役立ちます。これらを上手に取り入れると良いでしょう。

毎日の養生を続けていけば、生まれたときに腎虚と脾虚があっても、自然に順調に成長してくれるはずです。

~薬剤師 鳥居英勝~