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不妊治療に保険が適用される議論がなされています。

今は対象になっていない人工授精・体外受精などの進んだ治療に、保険が適用される見通しです。

どんどんやって頂きたいと思います。

費用の問題で治療をあきらめている方、高額な治療費を払うために無理して働いて体調を崩す方、予算の都合で基礎的な体質をケアー出来なかったご夫婦、多くの方にとってメリットがあると思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

ご相談は、対面で行うのが一番です。直接お会いして、お話しし、顔色などを拝見し、その中でこそわかる情報もあります。

ただ、新型コロナの感染予防のため、ソーシャルディスタンスをはかり、遠くへの移動は避けなければならい状況はしばらく続きそうです。このような状況では、相談もオンライン等での非対面式の対応が必要だと思います。

そこで、安全を考慮した方法として、ライン・メール・お電話でご相談させていただく環境を整えているところです。

これらを上手く活用すれば、容易に情報をやりとりできますし、基礎体温表なども画像で送って頂いて確認することができます。また、必要な場合にはラインのテレビ電話でお顔を拝見しながら直接会話することも可能です。

これまでも、遠方の方に限り、このような形でのご相談をさせていただいておりますが、この場合でも、最初に1回はご来局の上、直接お会いさせていただくことをお願いしております。このことは、身体造りをされる中でお身体の状態を正しく把握し、ご相談の精度を保つ上でとても大事だと私は考えております。

~薬剤師 鳥居英勝~

つわりとIQ R2/2/18

| 子宝漢方 |

ジョン・メディナ著の子育て本に、「つわりがひどいと、子供のIQが高くなる」という話があります。

理由として、「妊婦に吐き気を催させる2種類のホルモンが、発達中の胎児の脳の神経に肥料をほどこす役割を果たしており、母親が嘔吐すればするほど肥料となるホルモンが分泌され、その結果子供のIQが高くなる。」ということが考えられるそうです。

なるほど、このようなこともありそうですね。

一方で、逆の理由も考えられそうです。「脳が発達してIQが高くなる胎児からは、ホルモンなど何かしら母親につわりを起こさせる物質が分泌されていて、それが原因でつわりが起きる。」

胎児の神経的な器官が発達するのに大事な時期と、つわりが起きやすい時期が重なることを考えると、この説もありえそうです。

妊娠して比較的早い段階では、脈でお腹の赤ちゃんの性別が分かるものです。私の経験では、8割以上の確率で正しく判定できています。

妊娠中の母親と胎児は、様々な方法でコミュニケーションをとっていて、それが胎児の脳の発育やつわり、脈証などに影響しているのかも知れませんね。

~薬剤師 鳥居英勝~

「殺虫剤と医療系消毒剤(エタノールとヨウ素)を使用する父親の子供は、男の子が少ない。」という興味深い文献を目にしました。

長い文献なのですが、結論として次のように締めています。

父方の殺虫剤と医療系消毒剤への職業的暴露は、男性の子孫の割合を低下させることを示唆している。この関連性は殺虫剤で特に強かった。このメカニズムを評価するには、さらなる研究が必要。特に、精液の質の低さと生殖ホルモンおよび甲状腺ホルモンのレベルとの関連性については調査が必要。

・・・このことは、統計的な事実として知っておくと良いかもしれません。ちなみに、仕事柄私は20年以上毎日のように消毒にエタノールを使っていますが、2男1女に恵まれています。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝の日本テレビの番組で、男性不妊症について取り上げられていました。

今は4人に1人にその可能性があるとのこと。男性の精子の数は、以前に比べて明らかに少なくなっているそうです。

精子の数が少ない、精子の運動率が悪い、精子の奇形率が高いなど、精子に問題があって授かりにくいことは良くあります。

精液検査に問題があってもなくても、授精・着床しやすくするためには、「精子の質」を向上させることがとても大切です。

そのための内側からのケアーとして、漢方薬・亜鉛・代謝を良くしたり抗酸化作用のあるサプリメントが効を奏します。

逆に、精子の質を悪くする要因に、陰部の温め過ぎと圧迫、身体の中の酸化などが知られています。

生活では、サウナで温まり過ぎない、デスクワークで座りっぱなしの場合は途中で身体をほぐす、脂っぽいものやお酒はほどほどにすると良いようです。

子宝のためには、ご夫婦一緒に身体を調えることが大切です。

~薬剤師 鳥居英勝~

20代で約20%、40歳を過ぎると10%を切るという体外受精の成功率。

うちで身体造りをされた方の成功率は、全体で50%を超えている。

理由を考えてみる。

成功率を向上させるために一番大事なことが何かといえば、『着床してはぐくみやすい子宮内膜を調えること』であると私は考えている。

ホルモン剤を使用すると、確かに内膜に厚みが出てくる。ただ、その『質』までも向上するとは限らない。不妊治療の医学書をみても、最後には『質』を向上させることがカギになると締めている。

漢方薬は、その質を向上させてくれるのだと思う。

昨年発行された日本東洋医学会の雑誌には、採卵前・採卵後から移植まで・移植後と3段階にわけて、体質に合った漢方薬を服用することで、体外受精の成功率が2割程度向上したという文献が出ていた。お医者さんも漢方薬の良さを評価して下さっていると嬉しく思ったものである。

保険診療で使える漢方薬では1.2倍。うちで使っている保険の対象とはならない漢方薬では2.5倍、一か月あたりのお薬代は3万円程度である。

体外受精は精神的にも体力的にも時間的にも負担になるもの。どなたも、できれば1回で成功させたいとお考えなはずである。

成功率を向上させるためにも、体外受精に取り組む前に、漢方薬で身体を調えられることを心からお勧めする。

~薬剤師 鳥居英勝(2001年国際認定中医師資格取得)~

子宝漢方って、どんなことをするんですか?と初めてご相談にいらした方から聞かれることがあります。

このような時に、私は「漢方薬をお飲み頂くことで、全身を調整し、弱い所を調える。」とお話しております。

少し詳しくいうと、「ご自身の体感的な調子や、舌・話し方・お顔の色など身体に現れる客観的な情報からお身体の状態を把握し、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期・生理前という生理周期に関わることをお聞きし、基礎体温も確認した上で、お一人お一人に合ったお身体の調整方法を決めて、漢方薬をお飲み頂いて、調えていく。」ということです。

場合によっては生理周期に合わせて漢方薬を服用する周期療法ということも行います。また、高いレベルの治療を控えた方には、採卵前の時期の卵子の保健・採卵後の内膜の充実・移植後の安胎(着床した授精卵をより良くはぐくむ)対応も行います。

私どものところにご相談にいらした方では、自然に授かる方が多いのが特徴です。

子宝を考える場合、まず自然に過ごしてみる、そしてタイミング・人工授精・体外受精とステップアップするのが通常でしょう。そのどの段階においても、身体造りは大切だと私は心から思っています。

先日、日本東洋医学会の学会誌に次のような発表がありました。「採卵前、採卵後~移植まで、移植後と、段階的に決まった漢方薬を飲んで頂いたところ、飲まなかった群と比較して成功率が優位に向上した」というものです。今頃という気もしますが、私どもが取り組んでいることについての前向きなデータが取れたことは嬉しいことです。

画一的に決められた漢方薬を飲んでもらっても成功率が上がるわけですから、お一人お一人の身体に合わせた漢方薬を飲んでもらえば当然調う精度は高いわけですから、成功率はもっと高くなるでしょう。

漢方薬で身体を調えてから、人口授精や体外受精に取り組むと、成功率が高くなるのも実感しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

ひどい生理痛は、早めに良くしておいた方が良いと思います。

漢方的に生理痛の原因を考えると、血の流れが悪い、血の量が少ない、気の巡りが悪い、気を通す力が弱い、余分な水分がたまっているなど、様々なタイプがあります。☆どのタイプに当たるかは、生理前の具合、生理痛の質、経血やおりものの状態、全身の状態などで判断することができます。

このような身体のバランスが悪い状態が続いていると、生理のときに辛いだけではなく、長い間には卵巣や子宮の機能にも問題を来しかねません。

授かりたいときに授かりやすいためにも、生理痛がひどい方はそのままにせずに、早めに対応されると良いと思います。

体質に合わせて漢方薬を服用すると、スムーズに痛みが和らぐことが多いものです。

~薬剤師 鳥居英勝~

男女問わず、広い年代の方にお読みいただくと良いなと思う本があります。

『卵子老化の真実(文春新書)』という新書本です。これは、単に卵子が老化することを解説するだけの本ではありません。

実際行われている不妊治療のエッセンスや成功率、昔の人はどうして何人も子供を産むことができたのか、初産が若いとそうでない場合に比べて老後の身体がどうなるか、精子の問題、高齢出産で起こりうるリスクなど、幅広い情報を得ることができます。

読んだ後に私は、『娘に読ませたいな~』と思いました。というのは、この本を読むことで、子供を造り、産んで、育てる『心構え』について考えるきっかけになると思えるからです。

若い方にとっては、『何歳で子供を持とうか』と考えるきっかけになるでしょうし、すでに年を重ねた方にとっては、これから子造り・妊娠・出産・子育てをする上で『覚悟』を持つのに役立つと思います。

42歳で3人目の子供を持った私にとっては、『その通りだな~』と共感できたり、勇気づけられることがいくつもありました。

子どもを欲しい方や不妊治療をお考えの方はもちろん、まだそのようなことを考えていない方まで、一度読んでおかれると良いと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

授乳中のママの腸内環境が良いと、子供のアレルギーが軽くなるというデータがあります。

その理由は、『腸内環境が良く腸内免疫が充実したママのおっぱいからは、TGF-βという免疫に関わるタンパク質が多く出るから』ということです。

ママが身体を調えておけば、赤ちゃんも元気に育つということでしょう。

てっとり早く、腸内環境を良くするにはどうしたら良いでしょうか?そのためには、乳酸菌・ビフィズス菌をたっぷり摂取すると良いことが知られています。

ヨーグルトや糠漬けなどの発酵食品には、乳酸菌が多く含まれています。また、乳酸菌がたっぷりのサプリメントも市販されていますので、便秘や下痢が気になる方は、内容成分を吟味して毎日続けると効果的です。徐々に腸内の善玉菌の数が増えて、便秘や下痢が整い、腸内温度も上がり、腸内免疫がアップしてくるものです。

授かるための身体造りはもちろんですが、妊娠中・出産後も身体をケアーすることが大切ですね。

~免疫は、TGF-βだけで決まるわけではないので、当然腸内環境の良し悪しだけでアレルギー体質が決まるわけではありません。ただ、先に記したことは信頼できる学会で発表されているものですので、お子様がアレルギー体質にならないための対策を考える上で、一助になると思います。~

[当店でお勧めしている乳酸菌製剤は次の通りです]

生環研のナノ型乳酸菌:人の腸由来のフェカリス菌がナノ型に微粒子化されていて、腸内免疫のスイッチであるパイエル板を効率よく刺激してくれます。

JPS製薬の証陽散:1日量2包で、約1兆個の乳酸菌を摂ることができます。これは、ヨーグルト10L分に相当します。大量の乳酸菌によって、パイエル板の免疫スイッチをONにしてくれます。

~薬剤師 鳥居英勝~