» はりきゅう治療のブログ記事

逆子をなおすツボがあります。
足の“三陰交”というツボです。

赤ちゃんが母体内で自由に回転できる妊娠25~32週くらいの間にこのツボにマッサージかお灸を施すことで、逆子の赤ちゃんが“頭が下”の正常な姿勢になおります。

意外なもので、妊娠中期までは約3割の赤ちゃんが逆子の状態だそうです。それが、妊娠32週くらいまでには自然に頭が下になります。
逆子の状態によっては、自然分娩できる場合もありますが、帝王切開が必要になる場合もあります。

いずれにせよ、妊娠後期の赤ちゃんにとっては、“頭が下”が正常な姿勢ですので、エコー検診で逆子と分かった場合は、積極的に施術を試みると良いかもしれません。
      ~薬剤師 鳥居英勝~

つらい鼻づまりには“上星”と“迎香”の2つのツボが効きます。
 上星:手首のしわを鼻のてっぺんに合わせ、そのまま手のひらを額方向に当てたときに中指の先が触るところ。その辺りを押したときにぷよぷよっとするところが要点です。
 迎香:小鼻の付け根。
ちょうど両小鼻を外側から挟むように指をおいて、その辺りをグーッと押した時に程よい圧痛を感じるところです。
この2ヶ所を『鼻がつまったな~』という時に指圧してみてください。
人によっては点鼻薬と同じくらいの効果が得られます。
    ~鍼灸師 鳥居安奈~

生理痛・生理不順などでお悩みの方には、“三陰交”というツボがおすすめです。
このツボは読んで字のごとく“3つの陰に属する経絡(肝経・脾経・腎経)が交わるところ”であり、人体の臓器の働きを整える要点です。
足の内くるぶしを頂点として膝の方に指を横に4本並べた所、押すとちょっと窪んだ感じがする所が“三陰交”です。
女性で月経や妊娠にかかわる不具合がある方は、このツボにお灸やマッサージを施すと症状が和らぎます。針治療も効果的です。
1日1回、毎日続けると良いようです。午前中に行うと、さらに効率よくバランスが整います。
気になる症状でお悩みの方は、試してみると良いと思います。

鳥居薬局では、近日中に鍼灸院を開設いたします。
お薬・漢方薬・健康食品等と針治療・お灸療法を併せて用いることで、より皆様の健康維持と病の改善のお力になれれば幸いと考えております。
詳細が決まり次第、ホームページ上でご案内させて頂きます。

痛み・痺れの改善には針治療・お灸療法が効果的です。

特に頚椎や胸椎・腰椎のヘルニア(強い負荷がかかったために間接がつぶれた状態)や圧迫骨折(老化によって骨がもろくなって間接がつぶれること)が原因で間接部の神経が圧迫されて起きている場合には、ヘルニアまたは圧迫骨折発生部位に針やお灸を施すと楽になるようです。
また、痛みや痺れを感じる場所に直接針やお灸を施すことも大切です。そうする事で、神経の流れと血液の流れがよくなり、症状が和らぎます。

気になる症状でお悩みの方は、一度市販のもぐさやせんねん灸でお試しになられてはいかがでしょうか?

※本格的な経絡学説に基づく鍼灸治療をお受けになりたい方は、鳥居薬局までお問い合わせ下さい。