熱中症対策 今から始めましょう!

予防・・・

①予防の基本は、暑さを避ける工夫とこまめな水分補給です。室内ではエアコンや遮光カーテンを使って温度を調整し、外出時は帽子や日陰を利用して体への負担を減らしましょう。水分はのどが渇く前に少量ずつこまめに摂り、汗を多くかく日は電解質(ミネラル)も補いましょう。発汗性の良い衣類を着用することも効果的です。

②6月は暑熱順化を進める大切な時期です。軽い運動や入浴で適度に汗をかく習慣をつけることで、暑さに負けない体づくりにつながります。運動が苦手な方は、ぬるめのお湯にゆっくりつかるだけでも効果的です。本格的に暑くなる2週間前から始めると良いようです。

③食事はタンパク質と野菜をしっかり摂り、体力を落とさないことも重要です。

漢方情報:人参・麦門冬・五味子製剤には、体力と体液を養うはたらきがあります。早めに服用しておくと熱中症の予防に役立ちます。また、一度熱中症になると体調が戻るのに時間がかかるものですが、回復のたすけにもなります。

なってしまったら・・・

①めまい、立ち眩み、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉のこむら返りなどは、熱中症のサインです。まず涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめて体の熱を逃がします。首や脇の下などの太い血管のある部分を冷やすと効果的です。

②経口補水液などで水分と電解質を補給し、しばらく安静にして症状の改善を確認します。

③自力で水が飲めない、意識がない場合は、速やかに医療機関を受診するか救急車を呼ぶ必要があります。

漢方情報:黄連解毒湯合五苓散、牛黄製剤など、身体の中にこもった熱をさばく漢方薬があります。おかしいなと思ったら早めに服用すると、ひどくならず、回復が早まります。

今年の夏も猛暑の予報です。早めに、しっかり対策して、安全にお過ごしください!

~薬剤師 鳥居英勝~