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どうしてツバメが低く飛ぶと雨が降ると思う?

⇒餌が低いところを飛ぶからじゃない?

ツバメが目線の高さを飛んでいるのを見て子どもと話したのは一昨日の夜のこと、そうしたら昨日はしっかりと雨が降りました。

ツバメの餌になる小さい虫は湿度が上昇すると羽が重くなって高く飛べなくなるそうです。 雨が降る前は自然と湿度が上がるので餌になる小さい虫は低いところを飛ぶ→それを食べようとツバメは低いところで捕食をする→だからツバメが低いところを飛ぶとその後雨が降る。 こういうことだそうです。

ツバメで思い出すのが高級食材で知られるツバメの巣。ツバメの巣は薬膳では肺と腎を潤すのに用いられます。

ツバメの巣というとなかなか手に入りにくい印象がありますが、同じく肺と腎を潤す食材に枸杞の実があります。杏仁豆腐の上にちょこっとのっている赤い実がそれです。

ちなみに杏仁豆腐に使われていて名前にもなっている杏仁という生薬には、肺に作用して咳をおさめる働きがあり、多くの咳止めの漢方薬にも配合されています。本格的な中華料理の最後に出てくる杏仁豆腐は、実は肺をいたわるデザートだったんですね。

ツバメの低空飛行から杏仁豆腐、思わぬところに話が着地してしまいました。何かがご参考になれば幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

昨日は近くの小学校でまち探検という催しがありました。みんなで街を歩いて回って、パン屋さん、お菓子屋さん、くすり屋さんなどのお店がどんなことをしているかを調べるというものです。

わいわい楽しそうに歩く子供たちを見ていたらこちらも嬉しくなってしまいました。

コロナ禍の今は外から眺めるだけですが、以前は仕事するところを店の中で見せてあげたものです。早くコロナが収束して再開できればいいなと思っています。

さて、このところすがすがしい陽気が続いていますがもうすぐ梅雨入りです。平素から天気が悪くなるちょっと前から調子を崩しやすい方は、気象病にご注意ください。

気象病とは天候の変化によって様々な不調をきたすこと。気圧、気温、湿度などの大きな変動は良くも悪くも身体への負荷となって自律神経に影響を及ぼし、頭痛・肩こり・気分が晴れないなど様々な症状につながります。

このような場合、漢方的な対応として『気を通す』と和らぐのを私は実感しています。

身体に合った漢方薬を服用することで、気圧の変動による影響を受けにくくなって、天気が崩れる前に起きる頭痛や肩こりが楽になるものです。

~薬剤師 鳥居英勝~

以下、一昨日の新華社からのニュースです。

世界保健機構(WHO)はこのほど、新型コロナウイルス感染症の治療における中医薬の評価に関する専門家会議の報告書を発表し、中医薬の新型コロナ感染症の治療における有効性と安全性を明確に認めるとともに、WHO加盟国に対し、自国の保健衛生システムと監督管理の枠組みの中で、新型コロナ感染症の治療に中医薬を用いる可能性について検討することを推奨した。

専門家会議は2月28日から3月2日までオンライン形式で開催。WHOの六つの地域事務局から参加した国際専門家21人が臨床実践や科学研究、エビデンス(科学的根拠)に基づく評価について議論し、中国の専門家が共有した中医薬による新型コロナ感染症の治療に関する報告書を巡り意見交換と評価を行い、報告書を作成した。

報告書によると、中医薬は新型コロナ感染症の治療に有効であることが明らかになったほか、臨床効果判定基準に照らすと軽症と中等症に特に有効で、軽症や中等症が重症化するリスクの軽減に役立つという研究結果が示された。

・・・新型コロナウイルス感染症の治療に生薬製剤を使う試みは流行当初から行われています。流行から2年経ち多くの臨床データが得られた今、検証の上WHOが有効性と安全性を評価した意味合いは大きいと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

日本チームの活躍で盛り上がっている北京オリンピックも終盤です。

報道で大きく取り上げられているドーピング問題。真相は分かりませんが、ロシアのフィギュア選手は見ていて可哀そうになってきます。

健康に害を及ぼすような禁止薬物を意図的に使用することはもっての他ですが、安全に服用できる市販薬や漢方薬(生薬)にもドーピングに該当する成分が含まれていることがあります。

この時期に良くのまれる風邪薬や花粉症を和らげる漢方薬にもそれにあたる製剤がありますので、国内でもトップの大会を目指すような方は意識しておかれると良いと思います。

https://www.toyaku.or.jp/health/usemedicine/nodoping_athlete.html

~薬剤師 鳥居英勝~

うちのワイフが、一か月くらい前から食べるときに顔に激痛を感じるようになりました。三叉神経痛と思われる症状です。

三叉神経痛の発生メカニズムは完全には解明されていないそうですが、原因として、神経に血管が当たって強く圧迫され続ける、周囲との癒着などで神経の走行がゆがめられているなどが考えられるとのこと。

以前から片側で食べる習慣があり、神経に負担がかかったのかもしれません。

手当は早い方が良いと漢方薬を開始。証をみながら、気・血・解痙の調整をしたところ、少し楽になりました。

合わせて、顔に鍼をうったところ著効。ちょっと怖い気もしますが、鍼灸治療では顔に鍼をうつのは当たり前のことです。

漢方薬は続けており、今は大分楽に過ごせています。痛みが強いときには、鍼を1本刺してケアーしています。

漢方薬とはり灸、上手に合わせると効果的だなと改めて実感する症例です。

~薬剤師 鳥居英勝~

いつの間にか6月半ば、いよいよ暑くなってきました。運動の際は、屋内外をとわず水分補給が欠かせません。

水分補給は、熱中症はもちろん、足の攣りなどの筋肉のけいれん予防にも役立ちます。

筋肉がけいれんする主な原因は、筋肉の疲労、電解質の不足、水分不足と考えられており、その中でも脱水症状(=水分不足)が大きく関与しているといわれています。

熱中症はもちろん、筋肉が攣ってしまうとその後もしばらく大変です。ならないように、しっかりと予防のための対応をすると良いと思います。

☆スポーツ前後に高濃度のマグネシウムローションを擦りこむと、痛みやこむら返りなどの筋肉のけいれんに効果的であるといわれています。著名な選手で、競技の後にマグネシウムの温浴でケアーする方もいるようです。

☆漢方薬では芍薬甘草湯という方剤が、こむらがえりと筋肉のけいれんの効能・効果を有しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

宝飾品や工業製品に広く使われる金、実は漢方薬にも使われています。

単独で服用することはなく、金箔衣といって丸剤をコーティングしたかたちで服用します。

主な作用は、心を落ち着かせること。腸内の解毒にも働くといわれています。

ここ数年、漢方製剤の価格は上昇傾向にあります。これは、世界中で生薬の需要が増えているためです。一方で、希少な生薬の投機目的の買い占めによって、価格が高騰した製剤もあるときいています。

金の価格も自由な経済活動による相場で決まります。このところ金の価格も上がっているようですが、これが極端に漢方製剤の価格に反映されなければ良いなと思っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

今日は気温が30℃を越える予報です。うちの鍼灸院でも、今年初めてクーラーをかけています。

コロナのワクチンに頭がいきがちですが、熱中症の対策も大事です。室内の温度管理、水分摂取にはご注意ください。

水分は、渇きを感じる前に、少量ずつこまめに飲むことが大事です。普通の水よりも、適度に塩分と糖分が入ったものが良いようです。

この時期に手元に置いておきたい漢方薬に、生脈散があります。これは、大昔に中国である偉い方の脳梗塞を克服する目的で作られたと聞いています。日本では、『次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性』の効能・効果を得ています。

汗で体液と体力が低下しやすい暑い時期には、体力維持の支えになる方剤です。

~薬剤師 鳥居英勝~

アメリカの食品医薬品局(FDA)が、セミに関する次の「警告」をツイートし、話題を呼んでいるそうです。

エビ、カニなどの甲殻類のアレルギーのある人がセミを食べると、アレルゲンの交差反応性によって、食用昆虫にアレルギー反応を起こす可能性がある。※昆虫と甲殻類は、同じ節足動物のグループに属しています。

昆虫食ブームの折、ご注意ください。

セミの抜け殻は、蝉退(センタイ)といって、漢方薬になります。皮膚病で良く使われる「消風散」にも使われています。今のところ、蝉退でアレルギーがあったということは聞いたことがありません。

~薬剤師 鳥居英勝~

滋養強壮に良い赤い箱のお薬、「養命酒」。改めて内容を見直してみました。

インヨウカク ウコン ケイヒ コウカ ジオウ シャクヤク チョウジ トチュウ ニクジュヨウ ニンジン ボウフウ ヤクモソウ。

養命酒は、これらのエキスが溶け込んでいる、アルコール14%の製剤です。

効能は・・・次の場合の滋養強壮:胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性、肉体疲労、虚弱体質、病中病後。

身体を芯から温めて元気をつけ、血を補って巡らせる。胃腸を温めて働きをよくする。力のある方剤だと思います。

配合生薬をみると、風邪の引き始めで寒気がするときや、昼間の立ち仕事で浮腫みがあるときなどにも良さそうです。夜飲んで寝ると朝和らいでいるかも知れません。

独特の風味がありますが、味と香りも効き目のうち。器に注いだら手の温度であっためて、立った匂いをかぎながら味わって服用すると良いと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~