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天然(天然型)のサプリメントと合成サプリメントの違いは『吸収率』。

合成のものは、石油から作られるもの、でんぷんを材料に発酵や添加などの過程を経て作り出されるもの(ビタミンC)、アルコールや油に近い物質を縮合させたり、反応させる過程から生成されるもの(ビタミンA)、などがあり、安価で大量に作ることができます(主に医薬品)。それらは人工のものなので成分がこわれやすいため、化学的に安定した分子構造に組み替えて製品化されています。そのため、人間の細胞になじみにくい(『ビタミン』と『細胞』は『鍵』と『鍵穴』の関係)というわけです。また分子自体が合成の方が吸収しづらいという面もあります。コンビニやドラッグストアで安いサプリメントがありますが、合成のものがほとんどです。(ただ上記の説明のようにすべてが石油由来というわけではありません。)

また、野菜や天然型のサプリメントから栄養素を摂取する場合、その働きを強化し助ける成分も同時に含まれています。たとえば天然のビタミンCは『ビタミンC複合体』と言うこともでき、バイオフラボノイド(ビタミンP)という成分も含まれています。これは吸収を促進させるはたらきと、還元作用(酸化の反対)を行って酸化されたビタミンCを元に戻してくれる働きもあります。ビタミンCがもう一度働けるようになるという事です。これは天然型ゆえの特徴です。

また、合成のビタミンにはD型というものがあり(天然はL型)、これは左手用のグラブに右手が収まらないように細胞にうまく適応できないという説があります。この論は比較的説得力があり、複雑な構造のビタミンほどその傾向は強いです。

それだけではなく、たとえば合成のビタミンCの場合、尿排泄の際『シュウ酸』を作りやすくします。これはカルシウムと結合して結石の原因となります。吸収率の差だけでなく、合成のものの場合このように好ましくない副作用がみられるものもあります。

毎日定期的に摂るものとして、天然(天然型)を選ぶことをおすすめします。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

現在、福島第一原発の事故が予断を許さない状況で、高いレベルでの放射線汚染が懸念されおり、外部被曝はもとより空気・水道水・食品などからの内部被曝が心配されています。皆様の健康を留意し、栄養面からの予防及び治療効果も含めまして、提案させて頂きます。

硫黄成分を含むアミノ酸(含硫アミノ酸)には、X線や放射線の害を防ぐという論文が数多くあり、重金属及び放射性物質から体を防御することが知られています。一般にアミノ酸はタンパク質を合成し、放射線に被曝して損傷した組織を修復する材料となります。中でも含硫アミノ酸のシスチン・システインは、放射線に被曝した組織に対する抗酸化作用が高いことが知られております。さらに同じ含硫アミノ酸のタウリンは、放射線被曝により尿中排泄量が増えることから、マウスによる実験を行ったところ、放射線被曝に対する生存率が高まる事が分かりました。

参考:含流アミノ酸:大腸菌並びにマウスのγ線照射に対する含硫アミノ酸誘導体の防護、増感効果に関する研究 川崎医療短期大学放射線技術科 西村明久(指導:岡山大学医学部放射線医学教室 青野要教授)http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/file/16345/20100212043518/98_827.pdf

タウリン:静岡県立大学食品栄養科学部教授 横越英彦http://sfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/express/newspaper/taurine10.html

これらを含む栄養剤とサプリメントは次の通りです。NEOTAU100(タウリン)、アミノキレート(含硫アミノ酸のシスチン、システイン)、液体サプリメントレッド(メチルスルフォニルメタン等含硫アミノ酸系を含む)

これらにつきましては、低レベルの放射性物質が長く放出されている状況下で被曝予防として摂る場合には、一定量を毎日続けて摂取することが必要であると考えます。また、大量の放射性物質が放出された非常事態の場合には大量に摂り、被曝予防と解毒、及び組織の修復について最大限の備えを行う事が必要であると考えられています。

参考までに、平時の1日あたりの必要摂取量は次の通りです。NEOTAU100(50包¥16,590-):1日3包、アミノキレート(30包¥8.190-):1日2包、液体サプリメントレッド(450ml¥18.900-):1日15~30ml※非常時には、この量の3倍程度を摂ると良いといわれています。

私も、原発事故が発生してから間もなくこれらを服用し始め、現在も続けております。かなり厳しく苦しい時期が続くものと思いますが、第一に健康を優先してこの時期を乗り越えて頂きたいと願っております。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

オメガ3系脂肪酸の新たな生理活性物質『レゾルビン』が、歯周病の炎症を取り除き、歯茎の健康を取り戻す可能性のあることを、ボストン大学の研究チームが述べている。

レゾルビンには、オメガ3のエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)からつくられる2種類があり、共に血中の中性脂肪値をコントロールし、アテローム性動脈硬化の進行を防ぐ。また、EPAとDHAは炎症を減らすのに役立ち、関節リウマチやクローン病といった炎症性疾患の人に対して用いられることが多い。

これまでの研究では、EPA由来のレゾルビンE系とDHA由来のレゾルビンD系には、軟組織及び歯周病による骨損失に対してこれらが保護作用を持つことが示されており、事実損失した軟組織や骨を健康なレベルまで回復させたとのこと。

EPA、DHAは、まぐろの脂身やいわしなどの青魚に多く含まれています。歯茎の健康を取り戻したい方は、積極的に摂ってみてはいかがでしょうか。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

オメガ3脂肪酸は、シソ油・亜麻仁油・背の青い魚などに多く含まれる脂肪酸で、身体を酸化させない良い油として知られています。

このオメガ3脂肪酸が、進行性前立腺癌から身体を守ることがこのほど報告されました。少なくとも週に1回魚を食べていると、遺伝的に発症しやすい人でさえ進行性前立腺癌のリスクを減らせるとのこと。(クリニカルキャンサーリサーチ4月号より)

ちなみに、シソ油・亜麻仁油は、加熱しないで摂ったほうが良いようです。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

ビタミンC・ビタミンEや、魚に多く含まれるオメガ3系脂肪酸は、細胞が酸化されるのを防ぐことが知られています。それらを多く含む食材は、果物や魚。

多くの臨床データより、果物や魚を多く食べる群と、あまり食べない群とで比較すると、肺の機能に明らかな差があることが分かっています。

肺は、多くの抗酸化物質による防御網が生まれもって存在する器官。喘息などの呼吸器疾患がある場合には、抗酸化物質の需要が増し、それを補完するのに先ほどの栄養素がより必要になるとのこと。

喘息や慢性気管支炎の持病がある場合はもちろんのこと、肺の機能を正常に保つためにも、果物や魚を積極的に摂ると良いようです。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

アブラナ科の野菜に含まれるスルフォラファンという化合物が、喘息やアレルギー性鼻炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)といった病気につながる呼吸器の炎症を防ぐのに役立つとのこと。

たとえば、ブロッコリースプラウトを摂取すると、摂取しない場合と比べて、鼻腔細胞において抗酸化酵素が2~3倍に増加。これにより炎症のプロセスに対して保護作用を示し、あらゆる呼吸器疾患における有効な治療法となる可能性があるとのこと。

汚れた空気やタバコの煙などの刺激は、鼻をはじめとして気管支や肺に炎症をもたらします。刺激が強く慢性的だったり、体質がアレルギーだったりすると重大な疾患につながることも。呼吸器に自身のない方はアブラナ科の野菜を積極的に摂ると良いようです。~HealthDayより~

      ~薬剤師 鳥居英勝~

加齢性黄斑変性(AMD)は、65歳以上の人における失明の主な原因となる疾患。AMDは、網膜がはがれ視野の中心がぼやけるほか、人の顔の識別や読書、運転などが困難になる。治療法はないが、場合によってはレーザー治療で視力低下を遅らせることができる。

研究では、ビタミンB群(ビタミンB6・葉酸・ビタミンB12)を組み合わせたサプリメントを摂取した群では、7年後のAMDのリスクが3分の1以上減少したとのこと。

ビタミンB群の摂取は、喫煙の回避と共に、早期AMDを減少させる可能性のある方法として注目されてる。~Archives of Internal Medicineより~

       ~薬剤師 鳥居英勝~

ビタミンCの摂取量を増やすと男性の痛風リスクを下げるのに役立つとのこと。

約4万7千人を対象に20年以上にわたって行われた研究によれば、食事やサプリメントを通じて摂取していたビタミンCが1日250mg未満の人に比べ、500~999mgの人では痛風のリスクが17%、1000~1499mgの人では34%、1500mg以上の人では45%、それぞれ減少していた。また研究チームは、ビタミンCの摂取が500mg増えるごとに痛風リスクは17%低下すると試算している。

研究チームによると、ビタミンCが尿酸値を下げたことによるのではないかと述べている。尿酸は、痛風とかかわりのある痛みや炎症、腫れをもたらす結晶状の堆積物を形成する。ビタミンCは腎臓からの尿酸の再吸収に影響を及ぼし、腎臓の働きを加速させたり、炎症から保護したりする役割があり、これらが総合的に痛風の発症を抑制していると思われる。

ボストン大学医学部の研究チーム・ヒョン博士は、『ビタミンCの摂取に関連する総合的な安全性の側面を考えると、特に今回の研究における摂取範囲においては、ビタミンCの摂取は痛風の予防に有効な選択肢となる』と述べている。~Archives of Internal Medicine誌3月9日号より~

      ~薬剤師 鳥居英勝~

貧血の2/3を占める鉄欠乏性貧血。体の中から活発に動き出す春先は多くの血液が必要になり、貧血を訴える方も多くなります。中でも鉄の欠乏を原因とする鉄欠乏性貧血が非常に多く見られるようになります。

鉄欠乏性貧血とは?/日常の食事からの鉄分摂取不足および消化管からの鉄の吸収障害による鉄欠乏で、ヘモグロビンが減少することで現れる症状です。

①前潜在性鉄欠乏=不足する血清鉄を、肝臓に蓄えられた鉄で補っている状態・・・自覚症状なし②潜在性鉄欠乏=肝臓に蓄えられた貯蔵鉄もなくなり、血清鉄が不足している状態・・・自覚症状なし③軽度の鉄欠乏性貧血=さらに進んで骨髄でヘモグロビンができず、ヘモグロビン鉄が減少した状態・・・めまい・疲労感④重度の鉄欠乏性貧血=細胞の代謝がうまくいかずに、細胞組織鉄が減少した状態・・・頭痛・口内炎・動悸・息切れ

鉄欠乏性貧血は、健康な血液の原料になる良質のアミノ酸製剤などを服用すると症状が和らぎます。貧血の程度にもよりますが、ヘモグロビン鉄が増加して貯蔵鉄が養われるまで半年位しっかり服用することをお勧めします。

※レバコール=天然のアミノ酸製剤(鉄分はもちろんビタミン、ミネラルをたっぷり含んでいます。)

      ~薬剤師 鳥居英勝~

骨の栄養といえば「カルシウム」が思い浮かびますが、もうひとつ大事なものがコラーゲンです。

コラーゲンは皮膚に弾力を与え、骨に粘りと強度をもたらす線維状のタンパク質。骨を鉄筋コンクリートに例えると、鉄筋にあたる部分がコラーゲン、コンクリートにあたる部分がカルシウムです。

しっかり食事をしていれば、お肉や魚から取ったタンパク質が消化吸収されてアミノ酸となり、このアミノ酸を材料に体内でコラーゲンが作られます。ところが、最近はきちんと食事を摂らない人が多くなったこともあり、若くても骨折する人が増えています。お肌にはりをもたらし骨も同時に強化するために、タンパク質をしっかり摂りましょう。

食事の量が少ない方には、効率よくコラーゲンを摂取できる発酵コラーゲンペプチドがお勧めです。

      ~薬剤師 鳥居英勝~