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img_20210212_071450_resized_20210212_071641872今年も、季節の『レモン酵素』が入荷しました。

大高酵素の、プレミアムな酵素(=植物エキス発酵液)に、瀬戸内海でとれた無農薬のレモンを漬込んであります。今月下旬にはレモンのエキスがしみわたり、飲み頃になります。

数に限りがありますので、ご所望の方は早目にお越しくださいね。

さて、コロナウイルスを克服するために日々色々な研究がされています。先日も、5-アミノレブリン酸というアミノ酸が強い味方になりそうだという報道がありました。この素材を主成分としたサプリメントを取り扱っている関係から、その可能性については聞いておりましたが、かなり良いデータが報告されたので驚きました。安全で有用な治療と予防に役立つことになれば良いなと思っています。

ワクチンの接種がもうすぐ始まります。かなりの予防効果が期待されています。ただ、治療薬はまだ開発されておりません。感染することが無いように、マスク・手洗い・消毒・3密を避けるなどの日々の注意と、栄養・休養と睡眠などのお身体のケアーを心掛けることがとても大事です。

それと合わせて、私は腸内環境を調えておくことが本当に大切だと思っています。免疫の70%は腸でできるといわれています。免疫を高く保つためには、腸内を善玉菌でいっぱいにして快便にしておくことがとても大事です。

最初にご紹介したプレミアムな酵素には、自然な発酵で生まれた乳酸菌やオリゴ糖、発酵代謝生成物がたっぷり含まれています。免疫を高く保とうと、うちでは、家族全員、毎日、これを飲んでいます。

毎日、できることをきっちりと行ってまいりましょう。

~薬剤師 鳥居英勝~

コロナ禍の今、目や鼻の粘膜からもコロナウイルスに感染する心配があります。花粉症が辛い時期ですが、かゆくてもうずいても、今年はうっかり目と鼻を触ることができません。

これは、大人にはできても子供には難しそうですね。小さな子供の花粉症、昔は考えられませんでしたが、今は当たり前です。

色々な要因が重なり合って発症が低年齢化しているのでしょうが、『油の摂り方』も一因のようです。加工食品などに多く含まれるω6系脂肪酸に対して、日本人はω3系と9系脂肪酸の摂取量が少なすぎており、これがアレルギー体質を誘発しているという考えがあります。今の子供たちは、本当に小さい内からスナック菓子や冷凍食品などの加工食品を食べていると思います。その世代が、3才や4才から花粉症になっているのを見ると、腑に落ちる説です。

良い油は、免疫だけでなく、動脈硬化や頭にも良いと考えられています。うちでは、ω3系の亜麻仁油を生で、ω9系のオリーブ油を加熱用に使っています。

身体は食べたものでつくられます。元気で長生きできるように、1日3食、食べるものには気を付けたいと思っています。

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今日の息子のお弁当。良い色合いに仕上がりました。

~薬剤師 鳥居英勝~

ソフトテニス部に入った息子の付き添いで、昨日は半日位コートに立っていました。数十年ぶりの長時間の炎天下です。熱中症にならないようにと、水分補給には十分注意しました。

持って行ったのは、麦茶450mlに梅酵素50mlと塩1gを溶かした「自家製補水液」を3本。これで水分、糖分、塩分は十分です。クエン酸の他、市販の補水液には入っていない色々な栄養素も摂取することができます。冷た過ぎると吸収が悪くなるので、氷は少なめ。乾きを感じる前に、自分の握りこぶし半分くらいの量をこまめに飲みます。

熱中症対策の水分補給については、経口補水液メーカー、清涼飲料水メーカー、日本スポーツ協会などが、専門的な知見から解説しており、とても参考になります。それらに一通り目を通すと、大事なのはやはり、糖分と塩分の濃度。我が家の「自家製補水液」は、これにピッタリです。

スポーツドリンクや市販の経口補水液も良いのですが、糖分と塩分の量を考えると、どうしても帯に短し襷に長しの感があります。簡単に作れるので、オリジナルな補水液を作ってしまうのもおすすめです。

梅酵素:当店で取り扱っている「大高酵素の特選酵素」に、青梅を漬込んだものです。

※経口補水液を自分で作る時に、最低限必要なのは水と塩と砂糖。推奨されている配合は、水1Lに対して塩3gと砂糖40gです。

~薬剤師 鳥居英勝~

我が家では、アリを育てています。たくさんのゲージがあり、その中では母アリが甲斐甲斐しく、卵の面倒をみています。

この母アリは、5月の下旬に近くの森林公園で子供たちが捕まえたものです。結婚飛行を終えたばかりのクロオオアリの女王を、運よく見つけることが出来ました。

捕まえてから数日後には羽が落ちて産卵。卵は幼虫になり、今はまゆの状態です。

母女王アリは絶えず動いており、振動など危険を感じるとまゆを守るように覆いかぶさったり、位置を変えたりしています。

与える餌は、プロテイン+糖質の栄養食とメープルシロップ、ローヤルゼリー。タンパク質・糖分・ミネラル・ビタミン、バランスが良さそうです。水分も欠かせません。

さて、いよいよ暑さが本番です。暑い日の水分補給は必須ですが、上手に摂らないと体液が薄まってバテてしまいます。そうならないためには、水と一緒にミネラルも摂取すると良いようです。

今年の夏は、カキ肉エキスで乗り切ろうと思っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

「摂取したDHAが、海馬と小脳に到達することが証明された」との記事があります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc0825bb4a2e05070ef8ba073787279b243c18e2

DHAは、以前から「脳を構成する成分で、頭が良くなる栄養素」として知られています。海馬と小脳は、脳の中でも記憶や認知機能を司る大事な部分です。

記事では、摂取を開始して2日目にはDHAが海馬と小脳に届いていて、8日目にはその量が増加していることが、画像で示されています。

DHAは、EPA・亜麻仁油・シソ油と同じくω3系脂肪酸の一つです。ω3系脂肪酸には、頭の栄養素としてだけではなく、血液の粘度を下げたり免疫の機能を調整する働きもあり、積極的に摂ることが推奨されています。

DHAは青魚の油に多く含まれています。サバの缶詰にはDHAとEPAが多く入っており、このことがテレビで報道された直後はサバ缶が手に入り難くなるほど人気になりました。サプリメントでも色々なメーカーから市販されていますが、ピンキリなので原料と成分量を確認して選ぶ必要があります。

ω3系脂肪酸としては、我が家では毎日ニューサイエンス製の亜麻仁油を食べています。

~薬剤師 鳥居英勝~

いつどれだけの量を食べるかなど、運動中の食事の摂り方は結構難しいものです。持久力を高めるための糖分の摂り方について、興味深い情報があります。

私たちアジア人は遺伝的にインシュリン分泌能が低いとされていますが、インシュリン反応が低い体質の方は、運動開始直前にグルコースを摂取することで、持久性パフォーマンスが向上する可能性があるとのことです。

また、最新のスポーツ栄養のガイドラインでは、持久運動中に大量の糖質を摂取することが推奨されています。

これらを合わせると、運動中の持久力を高めるためには、運動直前と運動中に、しっかりと糖質を補給すると良いといえそうです。

☆インシュリン分泌能が低いと、糖分摂取後に血糖値が上がりやすくなります。血糖値スパイクなど糖を気にしている方は、注意して行った方が良いと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

ルテインとゼアキサンチンという成分をご存知でしょうか? βカロテンの一種で、抗酸化作用があり、飲むサングラスとも称されています。

ルテインは、目の水晶体と黄斑部に広く存在しています。ゼアキサンチンもそうですが、こちらは特に黄斑の中心部に多く存在しています。共に、紫外線やブルーライトをカットして視神経を守る働きをしています。

黄斑変性症に対して、欧米では医師が患者さんに投与しており、実際にゆがみが出始めたところで服用を開始すると、ゆがみが元に戻ることが確認されています。推奨量は、黄斑変性症の予防目的の場合はルテイン10mg・ゼアキサンチン2mg、症状を改善させようとする場合にはルテインは15mgとされています。

水晶体というと透明なイメージがありますが、実は少し黄色がかっているそうです。この黄色はルテインの色。この黄色が、様々な光から水晶体や黄斑部、その先の視神経を守っています。

ちなみに、ルテインは脂溶性で母乳にも含まれています。母乳がうっすら黄色いのは脂肪分の色かと思っていましたが、ルテインの色でもあるんですね。

白内障の手術は、今では日帰りでできるほど一般化しています。その手術は、酸化されて濁ってしまった水晶体を、人工のレンズと交換するというもの。こうすることで、ぼやけて見えていたのがスッキリと見えるようになります。

ただこのレンズは、紫外線はカットできてもブルーライトは通してしまいます。なので、白内障の手術をすると、スッキリ見えるようにはなるけれども、その分黄斑部にはダメージがかかりやすくなってしまいます。実際に、白内障の手術をすると、黄斑変性症の発症率が向上することがわかっています。

手術をしてせっかくよく見えるようになったのに、黄斑変性症を発症してゆがみが出たり見えなくなってしまっては元も子もありません。白内障の手術をした方は、視神経を守るために、積極的にルテインとゼアキサンチンをお飲みになることが推奨されています。

繰り返しになりますが、ルテインとゼアキサンチンには、紫外線やブルーライトから視神経を守る働きがあります。子供でもスマホやパソコンをいじる時代で、子どもからお年寄りまで、目は毎日、光の刺激にさらされています。白内障の手術をした方や黄斑変性症の心配がある方はもちろん、そうでない方も、健康な目を保つために、ルテインとゼアキサンチンをお飲みになると良いと思います。

☆生環研ひとみにルテインゼアキサンチンplus 30Cap(15~30日分)4.000円+税 ※1Capに、ルテイン18mgとゼアキサンチン2mgを配合しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

骨を丈夫にする、アレルギー体質を改善する、イライラを落ち着かせるなど、色々な働きがあるカルシウムですが、そのカルシウム剤にも色々な種類があります。

一部をご紹介すると、

成分:沈降炭酸カルシウム、精製牛骨粉、グルコン酸カルシウム、水酸化カルシウム、かき殻。

原料:石灰、ドロマイト、牛の骨、牡蠣の殻。

剤形:錠剤、散剤、液体、かみ砕いて食べるタイプ。

吸収率を考慮して:他の成分を配合したもの、イオン化させたもの。

カルシウム剤は長く服用する必要があるので、飲みやすく、効果的で、安全なものを選ぶと良いと思います。

私が知っている中で一番自然に近い形のカルシウム剤は、かき殻の製剤。化学的な工程を踏んでいないので安心感は抜群で、うちの子にも飲ませています。

~薬剤師 鳥居英勝~

体育系大学女子ソフトボール部の検証

サプリメントを30日間摂取したところ、50m走のタイムが8.06秒から7.79秒に速くなった。

そのときに摂った栄養素・働き・果たした役割は次の通り。

①アスタキサンチン:抗酸化作用がある。⇒これにより、抗酸化・抗疲労・抗炎症・免疫強化・持久力強化。

②還元型コエンザイムQ10:摂取した栄養をエネルギーに変換するエネルギーの産生と、身体の老化を抑制する抗酸化の二つの役割をもつ。⇒これらの働きは、エネルギーをより多く必要とするアスリートにとっては高いパフォーマンスの発揮に不可欠。

③ロイシン:筋タンパク質の合成に大切なアミノ酸。⇒運動することにより筋肉は疲労し、体内の酸性とアルカリ性のバランスが崩れることで疲れが生じ、臓器の働きが低下することで全身に疲れが生じるといわれているが、それを補っている。

④ロイシン・アルギニン:TCAカイロ(エネルギー代謝システム)でエネルギーを効率よく生み出す。⇒疲労の回復を早めるので、毎日ハードなトレーニングをしている選手に対しての疲労回復に貢献。

⑤シトルリン:血管拡張作用がある。⇒血流の促進により運動パフォーマンス向上につながる。

⑥必須脂肪酸(ω3系多価不飽和脂肪酸)のDHA・クリスオイル:細胞膜に取り込まれリン脂質となって、栄養素を細胞に取り込み、老廃物をすばやく排出する。⇒細胞や組織の機能を活発にし、疲労回復に貢献。

(日本補完代替医療学会誌2019・3号に掲載された文献より抜粋)

これらのことは、ハードな運動を毎日している選手に限らず、子供から大人までスポーツをする皆に役立つはず。また、高齢者の筋肉量と動きが低下するのを防ぐのにも役立ちそう。

そこで、毎日の生活の中でできることを考えてみると・・・

①生野菜や果物で抗酸化物質を摂る。①②還元型コエンザイムQ10や5アミノレブリン酸をサプリメントで摂取する。サプリメントが支えになる。③④⑤レバコールで効率よくアミノ酸を摂取する。⑥亜麻仁油でω3系脂肪酸を摂取する。

我が家の食生活を振り返ると、実行できている。続けて行こうと思う。

~薬剤師 鳥居英勝~

この間、プチ断食をしました。方法は、3日間酵素飲料だけで栄養を摂るというもの。水はたくさん飲みます。昨年に続いて2回目の取り組みです。

目的はデトックスと身体のリセット。

断食中は、特に空腹感にさいなまれることもなく快適。不思議と気分が落ち着いているものです。3日間終了後には、腸の中の残留便らしきものが排せつされて、肌の調子も良くなった感じ。身体も軽くなった感覚。

食べ物からの食品添加物、農薬、成長ホルモン剤、抗生剤、金属などによる体内汚染は、細胞を酸化させたり神経の発育に悪影響を及ぼしたり、ホルモンバランスをかく乱させたりと、いろいろな害をもたらすそう。

理想は月1回、少なくとも年に何回かは行いたいと思っています。

断食終了後は、軽い和食で2~3日回復食。その後は普通食再開。食べ物の味がとても良く感じられます。

今は、ミネラルバランスが最高の牡蠣肉エキスのサプリメントで重金属のデトックスを続けています。

~薬剤師 鳥居英勝~