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新型コロナ対策に、板藍根(バンランコン)が役立ちそうです。

中国では今、新型コロナウィルスへの対応として、「清熱解毒作用のある生薬」が良いと考えられており、既にこの系統の方剤は手に入り難くなっているようです。

清熱解毒=熱を冷まして悪いものを叩くこと。ウィルスが感染して熱が出た状態の時に、そのウィルスを叩いて熱を下げるイメージです。

板藍根にはこの清熱解毒作用があります。日本でも以前から、インフルエンザ対策に使われています。

板藍根自体は苦い生薬ですが、飲みやすいようにキャラメル味の細粒の製剤が出ています。この細粒ならば子供でも美味しく飲むことができます。

また、イチゴ味の甘酸っぱいキャンディータイプもあります。マスクとエタノールが不足していて、ウィルスが身体に入るのを防ぎ切ることは難しい状態です。喉についたウィルスは15分位で粘膜から入り込んでしまうので、まめに飲み物を飲んで胃に流し込むのが良いともいわれていますが、これを舐めていれば、唾液で喉についたウィルスを流すこともでき、なおかつ抗ウィルス作用も期待出来て一石二鳥になりそうです。

マスクやエタノールがなくても、手洗い、うがい、喉についたものを洗い流すなど、ウィルスから身を守るための方法は色々考えられます。板藍根もその1つだと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

コロナウィルスによる横浜港のクルーズ船問題。

ウィルス拡散のリスクと合わせて、乗客の治療薬不足が問題になっています。

すべての方が、まさか14日間も船内に足止めされるとは考えていなかったでしょう。予定通り家に帰ることが出来ることを考えて、お薬はせいぜい数日分余計に用意していた程度だと思います。

14日という期間で思い出すのが、東日本大震災の後のこと。このときは、薬の流通がおおむね正常に戻るのに、14日間位かかりました。

台風、水害、地震など、今や日本のどこでいつどんな災害があってもおかしくありません。私は、何かあった時の備えとして、慢性疾患で継続して服用しているお薬については、14日分位のストックはしておいた方が良いと思っています。

社会保障費の問題で残薬は減らしましょうという国の方針には沿う必要があります。ただ、セルフメディケーションというからには自分の身は自分で守らないといけません。そこで、慢性疾患で、病状が安定していて、処方が固まっているような場合には、ある程度の手持ち薬をストックすることが推奨されるべきだと思っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

使い捨て紙マスクだけではなく、ガーゼマスクも入荷しにくくなりました。3日前のブログに紙マスクの代用に使う方法を載せたときにはまだ流通していたのですが・・・。

でも、ガーゼマスクは自分で作ることが出来ます。衛生剤として市販されているガーゼを使って、大きさを整えて24枚重ねにして、両わきを止めればとりあえずOKです。昭和12年生まれの父によると、戦時中はこのようにしてマスクを自分で作らされたとのこと。

もう一つ欠品騒ぎになっているのが、空間に噴霧するタイプの除菌剤です。

これも、代用になるものを作ることが一応可能です。次亜塩素酸ナトリウム系の空間噴霧除菌製品の溶液は、次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、有効塩素濃度は200ppmです。ピューラックスを300倍に薄めると、主成分が同じ濃度になります。この薄めたものをスプレー容器に詰めてスプレーすれば、同じ役割を果たしてくれます。

ただ、ピューラックスの本体には、「噴霧に使ってはいけない」と記されています。ピューラックスは医薬品なので、定められた用法以外には使わないことが原則。ですので、あくまでも同じ成分・同じ濃度の溶液を作るための情報として認識なさって下さい。

ちなみに、市販されている空間噴霧除菌製品には食品添加物扱いの次亜塩素酸ナトリウムが使われています。食品添加物扱いであれば、空間噴霧に使っても良いということになっています。

~薬剤師 鳥居英勝~

エタノール系の手指消毒剤も、流通があやしくなってきました。

ポンプ式で、揉み込んでいくと早く乾いて便利なジェル状のものです。

代用として、消毒用エタノールを使うのも一つの手です。

空いた容器や、100円ショップに売っているスプレー容器に入れ替えれば、同じように使うことが出来ます。

グリセリンを適当に混ぜると、使用感がしっとりして、手荒れしにくくなります。

消毒用エタノールとグリセリンは、今のところ問題なく流通しています。

※このようなものがあってもなくても、手洗いを徹底することは大切です。

~薬剤師 鳥居英勝~

使い捨てマスクが入荷がする見通しが立ちません。

現在日本国内のマスク工場はフル稼働しており順次出荷しているそうですが、これだけでは十分に行き渡らせることはできないようです。また、中国産も、まずは国内向けに出荷するでしょうし、日本に輸出しようとしても色々な理由でストップがかかっているとのこと。

日本でも、新型コロナウィルスはもちろん、インフルエンザや花粉症対策でマスクは必須。

そこで、使い捨てマスクの代替になる方法として、ガーゼマスクを使ってはどうでしょうか?

内側にキッチンペーパーを何重にか折って挟んでおいて、汚れたらそれだけ取り換えれば内側はきれいに保つことができます。

また、インフルエンザウィルスはアルコールで壊れるので、マスクの外側をアルコールでスプレーして消毒すればウィルス対策にもなりそうです。

2枚用意しておいて、1日毎に洗って使えば、毎日衛生的に使うことができます。

~薬剤師 鳥居英勝~

今月ももう月末。水害、即位礼正殿の儀、大変なことおめでたいこと色々なことがあって、10月はあっという間に過ぎてしまいました。

あと3日で11月、気付けば受験シーズンです。

受験と言えば、小さい頃はよく「頭が良くなる薬はないの?」と友達から聞かれたものです。薬屋の倅の宿命です。

そんなものあるわけないよな~とその頃は思っていました。が、今は状況が違います。

良質のイチョウ葉エキスは、脳の血流を良くして頭を活性化させることが分かっています。

生薬の遠志は、中年期以降の記憶力の改善で効能を取っています。

レイヨウカク・ジンコウ・オンジ配合の漢方製剤は、脳のシナプスの伸展を良くして脳の働きを良くすることが分かっています。

どれも、自分が学生の頃に分かっていれば飲みたかったな~と思うものばかりです。

受験生にとっては、大事な時期に風邪を引かないことも大切です。

バンランコンは、飲んだりうがいに使うことで、インフルエンザの予防に良いことが分かっています。当店では、キャラメル風味で飲みやすいエキス製剤が人気です。

このバンランコン製剤には、のど飴もあります。喉が乾燥すると菌やウィルスに感染しやすくなりますが、バンランコンのど飴はイチゴ味で甘酸っぱいので、唾液が出て喉を乾燥させないことにも役立ちます。

どれも、受験生の強い味方です。

~薬剤師 鳥居英勝~

7~8月のだるさを夏バテ、9月になってからのを秋バテというそうですね。秋バテということばがあるのをこの間初めて知りました。

症状も微妙に違うようで、夏バテは食欲不振からのだるさ、秋バテはだるさに加えてめまいなどの不具合を伴うのが特徴のようです。

夏の暑い時期はどうしても冷たいものを飲み過ぎて、胃腸の機能が低下して食べる量が減り、体液も薄くなってだるくなるものです。一言でいえば夏バテの原因は栄養失調。

そこに秋口になると、暑い時期のクーラーや冷たい飲み物がたたって、めまいや気力の低下などの自律神経失調症状が合わさってしまう。秋バテの原因は栄養失調と自律神経のアンバランスといえるでしょう。

早く楽になるためのコツは、消化吸収の良い栄養を摂ることと、交感神経と副交感神経のメリハリをつけること。

朝は無理にでも早く起きて熱いシャワーで目を覚まし、夜は寝る前に温かいお風呂で身体を温めてリラックスすると、自律神経は自然に調ってくるものです。

~薬剤師 鳥居英勝~

暑い夏でも、我が家ではマグマオンセンという別府温泉の入浴剤を使います。

理由は、クーラーで冷えた身体を温めることと、一度汗腺をひろげて発汗させやすくしておくため。

夏バテと熱中症の予防に役立っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

鹿沼の今日の最高気温は36℃、この暑さはしばらく続きそうです。

熱中症にならないように注意して水分を摂っていても、熱っぽくなったりボーッとしてしまったことはありませんか?

こういうときには、私は五苓黄解という漢方薬を飲むようにしています。体内の熱を冷ましてくれて、余分な熱をおしっこと一緒に出してくれる漢方薬です。液体なので、いざというときにはそのまま飲むことが出来るので便利です。

明日は朝から夕方まで外でのイベントがあるので、熱中症対策で持っていこうと思っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

朝、ヤフーの花粉飛散予想を見るのが習慣になっています。今日の鹿沼市は『やや多い』。ちょっとホッとしました。でも、『非常に多い』となる日はもうすぐでしょう。

花粉症対策に使われる内服の抗アレルギー剤は、症状が出るちょっと前から服用する必要があるとされています。その理由は、効果が出るまでにちょっと時間がかかるから。

一度免疫応答による炎症などの症状が出ると、それが消えるまでにはどうしても数日かかり、辛い時間が続いてしまいます。そうならないためにも早めにお薬を飲み始めて、症状を出なくしておくことが大事です。

私は毎年両鼻が詰まり、両眼が開かなくなるほどひどい症状が出てしまうので、今年こそは楽に過ごそうと、2週間前から抗アレルギーの内服・点眼・点鼻+漢方薬で養生しています。

今のところ、快適です。

~薬剤師 鳥居英勝~