» 健康ニュースのブログ記事

酵素といえば何といっても大高酵素です。新聞やちらしなどで、酵素の宣伝が多く見られるになりましたが、植物発酵エキス飲料すなわち酵素飲料の元祖は大高酵素。当店でも50年前から長くおすすめさせていただいております。

その大高酵素に、さらに有用な植物を加味して、その上発酵熟成の期間を長くして出来上がったのが特選酵素。当店では今年5月から取り扱いが出来るようになり、その素晴らしさを店頭にてご紹介させていただいております。

この時期、とにかく夏バテ防止に最高、飲むと身体が楽になります。ただいま店頭にて試飲会を行っておりますので、関心のある方はお気軽におこしください。心より、お待ちしております。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

酵素。最近テレビや広告で目にすることが多くなりました。酵素とはどんなものなのでしょうか?

一言でいうと、酵素は『生き物が、食べ物を消化・吸収・排泄し、細胞が代謝するのに不可欠な物質』です。人は酵素なしには生きることができません。酵素は、消化酵素と代謝酵素にわけることができます。

酵素を知る上で大事なことがあります。それは、人間が自ら作り出せる酵素(潜在酵素)には限りがあるということ。例えば、暴飲暴食で消化酵素を大量に消費してしまうと、それだけ代謝酵素に回る分が少なくなり、細胞の代謝が悪くなってしまいます。このことは、損傷した細胞の修復が悪くなることにつながりますので、病気が治り難くなります。『腹八分目医者要らず』とは、まさにこのことを表現しているのでしょう。また、代謝酵素が早く枯れてしまえば、細胞の代謝は早く止まってしまい、生命活動は短くなってしまいます。

そこで、酵素を補うことが大切になってくるのです。というのも、良質な酵素を補っていけば、その分潜在酵素を温存することになります。そうすれば、たとえ病気になっても治る力が発揮されるので治りやすくなるし、そもそも病気になりにくく、元気で長生きすることに役立ちます。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

インフルエンザが流行しています。今年の主流はA型のようです。

さて、インフルエンザの予防として、日頃の養生・うがい・手洗い・予防接種が大事であることはいうまでもありませんが、いざ家族が罹ってしまった場合に家庭内で感染が拡がるのを防ぐためにはどうしたら良いでしょうか。私は次のことが大切だと思います。

①全員マスク着用②出来るだけ接触を避ける③罹った人が使用した食器の除菌④病人が使用したティッシュなどを密閉して破棄する④二塩化酸素製剤の室内えの噴霧⑤携帯用二塩化酸素製剤の使用及びマスクへの噴霧⑥加湿

これらが生活する上での注意となるのではないでしょうか。

また、お医者さんの処方箋が必要になりますが、条件に適えばタミフルを予防的に服用することも効果あり。市販で手に入るものとして、葛根湯、麻黄湯、麻黄附子細辛湯も、万が一感染した場合に症状が出始めてからすぐに服用すると治るのがグーッと早まります。

実際5歳になるわが子にも、周りに罹った子がいてインフルエンザの感染が疑われたとき(急な寒気を訴え始めたとき。この時はまだ熱は出ていなかった)に葛根湯を成人量服用させたところ、顔が一気に赤らんで速やかに寒気が消失したことがあります。まさに辛温解表にて邪気を吹っ飛ばしたかのよう。このときはインフルエンザを発症せずに済みました。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

インフルエンザに注意しなければならない季節です。

漢方薬では、麻黄湯や銀ぎょう解毒丸に、ウイルス増殖抑制効果があることがわかっています。これらの抑制作用は、流行年代の新しいウイルスに対していえばタミフルをしのぐと評価されています。これらは、服用した場合ではなく煎じ液や成分を用いて試験管内で行った実験によるものです。

漢方薬は、体内で様々な作用を及ぼし科学的に解明されていない作用をもって効果を発揮するものですが、今回の実験ではあくまで試験管内ではありますが、漢方薬自体にインフルエンザウイルスを抑える効果があることが証明されたもので、画期的だと思います。また、インフルエンザを発症したときの証と、これらの漢方薬が適応となる証が一致していることも面白いことだと思います。

インフルエンザにかかったかなと思ったら、その時点での悪寒、発熱の進展と程度、汗の出方、体の痛みをみながら、適当な漢方薬を選択して服用すると功を奏することが期待できそうです。

一方で、これまでインフルエンザ予防に良いとされていた板藍根については、これ自体の煎じ液にはインフルエンザ増殖抑制効果はないことがわかったとのこと。ただし、板藍根はお茶としてうがい用としてのどの洗浄に用いることが多く、その様に使用した場合にはウイルスや細菌を洗い流すのには有効。また、服用した際には試験管内の実験では確認できない抗ウイルス作用があることは否定できません。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

原発の水素爆発事故から今日で丸1年になる。

慣れはこわいもので、ここ数ヶ月食品からの放射性物質について気が緩みがちになっている。小さい子供がいるので、ここで気を引き締めなおさないといけない。

具体的には、内部被曝を避けるために食べる物に注意したい。

外部被曝については、今はそんなに気にすることはなく、雨に当たっても大丈夫らしい。ただ、強風で土埃がまうときは吸い込まないように注意する必要がある。

また、身の回りのホットスポットは可能な限り除染することと、済んでいないところには近寄らせないことには、今後しばらく注意していかないといけない。

昨日テレビで、『被曝量について正直なところ絶対安全といえる数値は分からないが、科学的に健康被害がないであろうと納得できる数値(=納得数値)を示したらどうだろう』との話があった。

心配し過ぎず、精神的安心を得るためにも有効だと思う。

堆肥や腐葉土汚染の問題で、地元産の有機農法の野菜は不人気らしい。また、有機農法に限らず近県産の野菜も不人気とのこと。

遠くのものなら放射性物質については安心感が高い。ただ、有機農法で作られた新鮮な野菜を手に入れることは難しい。

子供に食べさせるのに何が安心かを考える時に優先するのは、放射性物質のリスクが少ないこと>農薬だと思う。農薬のリスクについては、利用する部位や調理法などに配慮することで軽減を図りたい。

活性酸素を除去するビタミンCやフラボノイド・アミノ酸(タウリン・シスチン・システインなどの硫黄を含むアミノ酸)を摂取することは、放射性物質・農薬の両方の影響を避けるために有効だと考えている。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

昨夜何気なく大食いの番組をみてしまった。

ギャル曽根の食いっぷりはすごい。その秘訣は特異体質。彼女は極端な胃拡張らしく、さらにたくさん食べると胃がグーッと下に下がって、ちょうど子持ちシシャモのようになるらしい。これまでに満腹になったことがないとのこと。

他にも大食いで有名な人たちが紹介されていたが、彼らの多くは線が細い。まさに痩せの大食いである。

テレビに出るような人は特別にしても、たくさん食べる割には太らないタイプの人は結構いる。

このような方たちにいえるのは、おそらく消化と吸収が悪いということ。(※ホルモンの異常などで代謝が亢進していてエネルギーの消費が多い場合もあるが。)

決して、食べても太らないとよろこんでいてはいけない。そのままの食生活を続けていると、寿命を縮めることになりかねない。

 というのは、人間は一生のうちで、産生できる酵素の量が決まっている。

消化吸収が悪い人でも、よほどのことがない限り食べたものがそのままの形でおしりから出てくることはなく、消化されて出てくる。つまり、消化酵素が使われている。即ちたくさん食べても太らない人は、無駄に酵素を消費してしまっているということができる。

 酵素が消化のために無駄に使われてしまうと、細胞の代謝に必要な酵素が早く枯渇する。人が生きるということは、細胞が酵素の力を借りて代謝し続けることということができるが、大食はまさに生きるための糧を浪費していることになる。

相撲取りやスポーツ選手など、若いうちから体を大きくしたり、エネルギーを消耗する生活をしてきた方たちは、一般的に短命な方が多い。スポーツ心臓など循環器系の問題もあるだろうが、酵素のことも関係していることは間違いない。

太く長く生きるか、細く短く生きるかは、一人ひとりの人生観である。ただ、無駄食いで命を縮めてしまうのは惜しい気がする。

 酵素の点から長生きのコツを考えてみる。

もともと胃腸が弱く、消化力・吸収力が弱い人は、あたりまえのことだが消化・吸収の良いもの摂るとよい。食べたらすぐには入浴しない、良く噛んで食べる、体温が低い人は上げる工夫をするなど、平素から心がけるとよい。こうすることで、効率よく栄養が体内に取り込まれるので食事量が適正に保たれ、酵素の浪費を減らすことができる。

また、直接酵素を補うのも良い。また、酵素の働きを助けるビタミンミネラルをとること、酵素の原料になるアミノ酸やタンパク質をバランスよく吸収されやす形で摂取することも大事である。

酵素を直接とるには、大高酵素など非加熱の発酵食品がよい。ビタミン・ミネラル・アミノ酸をとる場合は、できるだけ天然型で配合バランスの良いものが良い。医薬品やサプリメントを利用する場合には、良いものを選ぶ必要がある。

 一生のうちで食べる量は誰でも同じらしい。そういえば、腹八分目医者いらずなんて言葉もある。昔から、長生きの秘訣の一つは少食であるという。

酵素を消化によって無駄に消費せず、必要であれば補いながら、細胞の代謝に使われる酵素を十分に保って、太く長く生きることが出れば最高だと思う。

 

      ~薬剤師 鳥居英勝~

骨に必要な栄養素といえば、まず思いつくのはカルシウムです。

強い骨を形成するためには、カルシウムをしっかりと摂取することはもちろん大切ですが、カルシウム以外にも大切な栄養素があります。それは、マグネシウム・ビタミンD3・コラーゲンです。これらが不足すると、骨粗鬆症や変形性関節症を引き起こしやすくなります。

マグネシウム:骨の構成成分で、骨の代謝を改善するなど骨の形成に必要なミネラルです。

ビタミンD3:カルシウムやマグネシウムの吸収を促進し、骨をつくるのを助けます。

コラーゲン:骨を形成する重要な成分。関節の滑らかな動きに関わっています。

カルシウムを含めたこの4成分が協力し合って骨密度と骨質を改善し、強い骨になります。

 

さらに、漢方では腎が骨・骨髄に関係していると考えており、、骨を丈夫にするためには補腎剤が有効といえます。

また、強い骨つくりのためには、骨髄の血流がよくなるように、アミノ酸をバランス良く摂取したり、身体を温かくしたり、体を動かすことも大切。ウォーキングなどの運動は骨に刺激を与えることで骨密度を高めることはよく知られています。

これらの栄養素や漢方薬の摂取と工夫は、骨密度が低い方、背が伸び悩んでいる方、骨髄炎の回復が悪い方の解決の一助になることと思います。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

サントリーセサミンのCMを見た。売り文句は、『セサミンでアンチエイジング』。

この商品は、もともとゴマはなぜ酸化されにくいかから開発されたらしい。突き詰めていったらセサミンという物質がゴマには含まれていて、それが強い抗酸化力をもっているからとわかり、そのセサミンを凝縮したものにビタミンEや他の物質を添加して製品化したのがサントリーセサミン。40才以降の老化防止に役立てたい商品のようである。

やはり酸化防止→老化防止。

前回このブログで、抗酸化力を高めるための食事やサプリメントなどを載せたが、新しい学説があるのでご紹介しようと思う。

『アミノ酸をバランスよく摂取することが、成長ホルモンの産生を促して、こわれた細胞の修復を促し、細胞の老化を防ぐ。』とのこと。

アミノ酸はミネラルと同じく、必要な種類を適切な量でバランスよく摂取しないと十分に吸収されない。例えば、摂取すべき成分を摂らないと他の摂った成分が吸収されない。また、効果を期待して単一の成分を多く摂取しても、他の必要な成分をそれに合わせて多く摂取しないと多くは無駄になってしまう。

また、年齢・体格・身体を動かす量・疾患に応じても、身体が利用するアミノ酸の種類・量は異なるので、各々にあったアミノ酸の摂取が必要である。

日本人には、大豆→魚→肉の順で効率よくタンパク質を摂取できるようである。これらを踏まえて、良質のタンパク質を適切な量摂取することが大切。

私は、良質なアミノ酸として『レバコール』という製品を飲んでいる。鰹の肝臓を原料とした天然のアミノ酸製剤で、身体への吸収がすばらしく良い。また、ビタミン・ミネラルも天然型で含まれており、身体の代謝も良くしてくれる。飲むととにかく身体が楽になる。

また、成長ホルモンは夜10時から深夜2時に多く放出されるが、この時間は落ち着いた状態で床についていることが大切である。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

見方を変えると、というよりも角度を変えてみると新しい発見があるらしい。ここ数ヶ月間高速道路を利用することが多いのだが、昨日バックミラーを通して自分の顔をみたときふと気づいてしまった。

頬骨の辺りにシミがある。洗面台に立って正面からみたのでは気づきにくい場所である。学生時代に真っ黒に日焼けした後遺症が今頃出てきたらしい。そういえばその当時、20年くらいするとシミになるぞといわれたのを覚えているががその通りになってしまった。まさに老化の証である。

自身の美容には頓着がないので放っておいても良いのだが、顔中に拡がっても困るので何かいい対策はないか考えてみた。

このような場合、皮膚科ではトランサミン(トラネキサム酸)+シナール(ビタミンC+パントテン酸)を処方する。

トラネキサム酸で血管外への出血を防ぎシミの元を断ち、合わせてビタミンCとパントテン酸でメラニン色素の形成を抑制しながら既成メラニン色素の還元を促進する。続けるうちに確かにシミが薄くなることが分かっている。

またある学会誌で、ビタミンCとビタミンEとパントテン酸を一緒に服用すると、色素沈着が防げるという論文を読んだことがある。市販だとハイチオールCがこの処方である。これもなかなか効果的のようである。

トランサミンもシナールもハイチオールCも、手を伸ばせば取れるところにあるのだが、この際自然薬でどうにかしてみようと思う。

大事なのは、『血管から血がもれるのを防いでシミの元を断つことと、抗酸化作用によってメラニンを防ぐ』こと。これは、ちょうど田七人参とフラボノイドで代用できる。

田七人参は、血管外からの出血を防ぎ、かつ血管内の血流は良くするという、相反する作用を有している。

フラボノイドには、抗酸化作用がある。いろいろな種類がある中で、イチョウ葉エキスが多くのEBMをとっており信頼性が高い。中でもドイツのシュワーベ社の製品が不純物が少なく、成分の含量が安定しているので良い。(シュワーベ社のイチョウ葉エキスは、ドイツとフランスでは医薬品として認可されている。)

この2つを併用して、今日からシミ改善の図ろうと思っている。2ヶ月後、ターンオーバーを2回経た頃には薄くなっていることを期待している。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

昨日、日本歯科大学准教授・原先生の講演をきき、色々なことを知ることができました。

テーマは日本人の味覚。要旨を抜粋します。

・日本人は、米粒を主食としているため奥歯の使い方が上手い。奥歯で穀類をすりつぶすように食べることが出来る(パンなどのやわらかいものを噛むときは切るように噛んでいる)。そして、すりつぶされた食べ物と唾液が舌の奥の脇にたくさん触れ、うまみを感じることができる。東京には世界一多くの国のレストランがあり経営が成り立っているが、それは日本人が味覚を感じる力が高いためである。

・正しく噛むためには正しい姿勢が大切。椅子に座ったら足は地に着け、出来れば指で床をつかむようにする。背筋を伸ばす。背もたれに寄りかからない。頭はやや前加減で、顎は首のやや前に出る位置に(食器を手で持って食べることがそのためには必要)。足が地に着いたほうが良いのはその方が力が入るため。正座でも良い。

・やわらかいものでもよいので、とにかく何度も噛むことが大切。子供の頃から硬い物をバシバシ食べさせるのはすすめられない。奥歯が摩り減ったり、筋肉が硬くなって頭痛や肩こりにつながる。

・こってりしてうまいと感じるのは、脂肪・糖分・アミノ酸によるもの。牛丼はこの条件を満たす。ある意味習慣性(中毒)のようになってしまう。

・ミライ(舌の味を感じるみらい器官)は、成人で1000~2000個。胎児と乳幼児では10000個もあり、舌だけでなく外皮にまで存在している。胎児は母体の中で羊水を味わっている。その味の多くはアミノ酸でうまみである。胎児はうまみを感じている。

※妊娠中に甘い物を沢山食べていた母親の子供は、糖尿病になる確立が高いという論文を読んだことがある。その原因の1つには、胎児のときの味覚が関係しているのではないだろうか。羊水の糖度が高ければ、甘いという味覚を強く受けていたがために産まれた後にもその味を欲しがり多く食べてしまう。その結果、糖尿病になる確率が高くなるのではないかと推測される。

・現在の食育は、栄養素のことばかりいうが、正しい姿勢で正しく噛むことが実は大切である。そうすることが、栄養素を良く吸収できる体内環境を造るのである。

※正しい食事(栄養素)と、正しい食べ方(姿勢と噛み方)の両方が大切であろう。

・ベットや布団に横になったままで食べると、しっかりかめないし嚥下も上手くいかない。状態を起こして、座位でもよいので上記のようにして食べると良い。

      ~薬剤師 鳥居英勝~