感染症の治療に使われる抗生物質などの抗菌薬を処方された患者の4割が、途中で治ったと思い込んで服用をやめた経験があることが、製薬会社ファイザーの調査で分かりました。

抗生物質はむやみに服用べきではありませんが、一度使ったら必要量を集中的に飲まないと、生き残った病原菌が耐性化して治療が難しくなる恐れがあります。自己判断で服用を中断することは決してせず、処方された用法用量、服用日数を守りましょう。

      ~薬剤師 鳥居英勝~