» 2021 » 7 月のブログ記事

自発的脱水といって、水だけを飲んでいると脱水することがあります。メカニズムは・・・

汗をかく→汗で水と電解質が消耗する→のどが渇いて水を飲む→体液が薄まる→体液が薄くなるのを防ごうとして水を尿として排泄する→尿で水分と一緒に電解質をさらに失う→体液不足となる。

・・・のどが渇いたときにお水を飲む習慣がある方は、電解質も一緒に摂られると良いと思います。

思い返せば子供の頃、真夏の少年野球の試合の日には、父兄の方々が砂糖たっぷりの甘い麦茶とレモンの砂糖漬け、梅干しを用意してくれました。スポーツドリンクが無かった時代です。水分と塩分などの電解質はもちろん、糖分・クエン酸など、大事なものはすべて入っていたんだな~と思います。その時の思い出で、霍乱しないようにと頭のてっぺんや首の後ろに大根のおろし汁をかけられたのを覚えています。ものすごくしみてみんなで大騒ぎしたものです。アラフィフの方は同じような経験をされているのではないでしょうか。熱中症の予防になったかはわかりませんが、今思えば立派な気付け薬にはなっていたと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

コロナで外出する機会が減って運動不足になり、足腰の衰えを感じている方も多いと思います。

同じように、気づかないうちに『飲み込む力』が弱っている方もおられるのではないでしょうか?人と会って話をすることが減り、口や喉の周りの筋力が低下している。こういうところにも、コロナは影響しているように思います。

飲み込む力が弱くなると、食べ物をのどに詰まらせたり、誤嚥性肺炎が心配になります。最近ちょっとしたことでむせるようになったり、固いものを噛みきることができなくなったという方はご注意ください。

このような場合には、舌や口を大きく動かすだけでも結構な筋トレになるようです。たくさん話をすることも、口や喉の周りの筋肉の良い運動になると思います。

歩く力と同じように、噛んで飲み込む力のことも意識されると良いと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

先週末から気温が高い日が続いています。今週後半には梅雨明けも予想され、一気に真夏になりそうです。

暑くなると心配なのは熱中症だけではありません。汗で体液を消耗すると、血液の粘性が増して血栓が生じやすくなり、梗塞の危険も高くなってきます。

この時期は、体液になりやすいように電解質の入った水分をこまめに補給することが大切です。

また、イチョウの葉っぱも梗塞対策の支えになります。

良質のイチョウ葉エキスは、血液の流れを良くすることが分かっています。人の血管の90%は毛細血管だそうですが、イチョウ葉エキスにはその末梢の細い血管まで血液を通す働きがあるようです。

特にドイツのシュワーベ社のイチョウ葉エキスは、ドイツとフランスでは医薬品として扱われており、豊富な学術データを有しています。

寒い時期に心配なイメージがある梗塞ですが、暑い夏でも注意が必要です。今年の夏は猛暑が予想されていますので、くれぐれもご自愛ください。ちなみに、一週間の中では月曜と木曜が脳梗塞の発症頻度が高いそうです。月曜日はゆったり気分から急に緊張して血圧が上がって、木曜日は週の半ばで疲れが原因でしょうか・・・。

☆シュワーベ社のイチョウ葉エキスを原料とした『GBE-24フォルテ』というサプリメントがあります。日本で唯一のシュワーベ社のイチョウ葉エキス製剤です。私は仕事で疲れて頭がボーッとしそうなときに飲むのですが、血のめぐりが良くなるおかげか、頭がすっきりして集中力が高くなるのがわかります。

~薬剤師 鳥居英勝~

3食の摂り方次第で、毎日自然にデトックスすることができます。

人の体には、オートファジーという機能が備わっています。オートファジーとは、細胞が細胞内のタンパク質を分解し自らの栄養源として再利用したり、細胞の中で日々生まれる不要な老廃物をクリーニングするシステムです。まさに細胞単位の代謝とデトックスです。人の場合は、絶食してから16時間後にオートファジーの活動が最大になることが確認されています。

私とワイフは大分前から、『朝食は水で薄めた植物エキス発酵液(酵素)』と決めています。それは、体内の残存酵素を消化に使わずに代謝に回して、午前中身体を軽くするためです。摂取カロリーは200Cal弱と低めに抑えています。

この食習慣では、前日の夕食から当日の昼食までの約18時間軽い絶食状態になるので、オートファジーが働いてくれると思います。身体が軽くなる上に楽にデトックス、一石二鳥です。

発酵食品を朝とると、効率良く腸内フローラが調うこともわかっています。朝の酵素、とても良い健康食だと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

ちょっと早いのですが、今年の『すだち酵素』のご予約を始めました。

特選酵素(植物エキス発酵液)大瓶2本に、旬のすだち1kgを漬け込みます。

酵素液に柑橘系の風味が加わり、よりおいしくお飲みいただけると思います。

ご予約は8月25日まで、お渡しは9月下旬以降になる見込みです。

夏の疲れを残さないように、お役立ていただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

~薬剤師 鳥居英勝~

うちのワイフが、一か月くらい前から食べるときに顔に激痛を感じるようになりました。三叉神経痛と思われる症状です。

三叉神経痛の発生メカニズムは完全には解明されていないそうですが、原因として、神経に血管が当たって強く圧迫され続ける、周囲との癒着などで神経の走行がゆがめられているなどが考えられるとのこと。

以前から片側で食べる習慣があり、神経に負担がかかったのかもしれません。

手当は早い方が良いと漢方薬を開始。証をみながら、気・血・解痙の調整をしたところ、少し楽になりました。

合わせて、顔に鍼をうったところ著効。ちょっと怖い気もしますが、鍼灸治療では顔に鍼をうつのは当たり前のことです。

漢方薬は続けており、今は大分楽に過ごせています。痛みが強いときには、鍼を1本刺してケアーしています。

漢方薬とはり灸、上手に合わせると効果的だなと改めて実感する症例です。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝まで降り続いていた雨で、たびたび氾濫する近くの川がかなり増水しました。こういうことがあると、改めて備えを確認するものです。

『これだけあれば大丈夫』という備蓄食が私にはあります。いつもご紹介している植物エキス発酵液(=酵素)がそうです。

理由は二つあります。一つは、完全食といわれるほど栄養素が十分なこと。これがあればとりあえず生きていけます。

もう一つは、賞味期限がないこと。むしろ、古ければ古いほど発酵による代謝生成物が増すので、かえって中身が良くなっていきます。

忙しい中でも、短時間でサーッと飲むことができるのも、酵素の良いところです。大変なときには、強い味方になると思います。

~薬剤師 鳥居英勝~